8:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 01:10:42.62 ID:smyUCZOA0
そしてまた目を開けた。
千歌「ほぇ……?」
最初に目に入ったのは、くすんだ白だった。
ところどころに染みがあるが、やけに見覚えがある。
千歌「ここ、は……?」
私は何か柔らかいものに包まれていた。
先ほどまで私を襲っていた浮遊感は、もう消えていた。
太鼓の音は聞こえず、代わりにカチコチと時計の針の動く音が響く。
千歌「あれ、ここ……!?」
身を起こすと、赤い甲殻類のぬいぐるみがこちらを見つめ返していた。
まぎれもなく、私は私の部屋にいた。
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