219:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:44:18.93 ID:smyUCZOA0
花丸「……善子ちゃん」
善子「は、花丸」
220:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:45:15.10 ID:smyUCZOA0
◇―――――◇
221:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:45:51.58 ID:smyUCZOA0
善子「千歌さんは、私が、その、綺麗だって」
千歌「うん」
222:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:46:27.30 ID:smyUCZOA0
善子「だから、教えてほしい。千歌さんは、どうして私に声を掛けたのか」
まっすぐな視線を受け止めきれずに、下を向く。
223:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:47:11.69 ID:smyUCZOA0
――――
224:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:47:44.67 ID:smyUCZOA0
千歌「どう、して……?」
善子「だって、だって……!」
225:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:48:21.98 ID:smyUCZOA0
善子「変わりたくて変わったのよ! 変わる努力だってしたのよ!」
善子「それを何よ、今さら、幼稚園の方がよかったとか、他の私の方が輝いてるだとか……!」
226:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:49:26.91 ID:smyUCZOA0
善子「嬉しかった! 私のこと誘ってくれて、普通な私でも必要としてもらえてるんだと思えて、嬉しかった!」
善子「一緒にやりたいと思ったの! 花丸とだけじゃないわ、ルビィとも、千歌さんとも、スクールアイドル……っ!」
227:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:49:54.85 ID:smyUCZOA0
花丸「ごめん、ごめんね、善子ちゃん……。マル、気づかなくて。善子ちゃんのこと、傷つけて」
228:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:50:25.59 ID:smyUCZOA0
善子「ごめ、ごめんなさい……っ」
善子ちゃんは伸ばした手をだらんと下ろす。
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