228:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:50:25.59 ID:smyUCZOA0
善子「ごめ、ごめんなさい……っ」
善子ちゃんは伸ばした手をだらんと下ろす。
千歌「よ、善子ちゃん……」
善子「私、私、ひどいこと……花丸にも、千歌さんにも……っ」
善子「このままじゃ、花丸がやめちゃう。あんなに小説、人気だったのに。あんなにアイドルに、憧れてたのに」
善子「私のせいだ、私の――」
違う。善子ちゃんは悪くない。
善子ちゃんにそれを言わせてしまったのは、私なんだ。
そうやって声を掛けようとしたが、喉が震えて上手く動かなかった。
ルビィ「善子ちゃんっ!」
善子「ルビィ……ごめんなさい、私、花丸に……」
ルビィちゃんが善子ちゃんの手を握る。
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