221:名無しNIPPER[saga]
2017/06/20(火) 03:45:51.58 ID:smyUCZOA0
善子「千歌さんは、私が、その、綺麗だって」
千歌「うん」
善子「でも、おかしいわ。こんな時期に誘うなんて、普通じゃない」
千歌「そう、かな」
善子「それに一週間練習を見ていて、思ったの」
善子「千歌さんは、どこか一歩、引いてるんじゃないかって」
千歌「え……?」
善子「なんだか、たまにぼうっとして、皆と違う方向を向いて……」
善子「まるで、どこかに行っちゃうみたいに」
千歌「……っ」
どきりとした。
善子ちゃんの言う通りだった。
Aqoursが記憶に近づいていくにつれて、練習中ふとした瞬間に思い出がよみがえることが増えていた。
その度に、私ははるか昔の未来を想って、動きを止めてしまうのだった。
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