曜「梨子ちゃん、怒るわけないよ」
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49:名無しNIPPER[saga]
2017/06/11(日) 22:35:30.56 ID:BCTrOgblO
友だちが遠い存在になるのは嫌だな。
千歌ちゃんだったら、うわあ、考えたくもない。
私より先に死なないで欲しい。

「曜ちゃん、私より先に死なないでね」
以下略 AAS



50:名無しNIPPER[saga]
2017/06/11(日) 22:58:54.78 ID:BCTrOgblO
※アニメ11話以降からの超時空パラレルワールドなので季節合わせてません。脳内補完してください




51:名無しNIPPER[saga]
2017/06/11(日) 23:07:20.17 ID:BCTrOgblO
公園はすでにけっこうな来客数だった。
沼津の広域公園のホタルまつりで、前にも何度か千歌ちゃんと行ったことがあった。

「じゃ、1時間後に車に集合ね」

以下略 AAS



52:名無しNIPPER[saga]
2017/06/11(日) 23:19:27.96 ID:BCTrOgblO
顔が熱くなっていくのが分かった。
私は照れていた。
千歌ちゃんの言葉に照れて、状況に照れて。
照れくさくて、千歌ちゃんの顔が見れなかった。

以下略 AAS



53:名無しNIPPER[saga]
2017/06/11(日) 23:25:45.90 ID:BCTrOgblO
ピロリン、と千歌ちゃんのスマホからSNSの受信音が聞こえた。

「あ、梨子ちゃんだ」

「……え」
以下略 AAS



54:名無しNIPPER[saga]
2017/06/11(日) 23:44:56.99 ID:BCTrOgblO
私は私で、どこかほっとしている所もあって。
デートって言うよりも、二人で悪だくみしている感の方が強い。

「曜ちゃん、見てー、手に乗って来た!」

以下略 AAS



55:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 00:02:22.31 ID:7LsMIviIO
「ずーっとこの夏が続けばいいのになあ〜」

「青春っぽい、それ」

「みーんな、変わらず、ずっとこのままがいいなあ〜」
以下略 AAS



56:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 00:20:15.40 ID:7LsMIviIO
「ない」

私ははっきりと、言った。

「あるね!」
以下略 AAS



57:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 00:46:09.68 ID:7LsMIviIO
そして、何があっても受け止める気でいる。
ダメだ。この気持ちは、墓場まで持っていくんだ。

「曜ちゃん、ここ最近ずっともやもやしてる。私が放っておくと思ったの? 残念、放っておきません!」

以下略 AAS



58:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 00:51:03.66 ID:7LsMIviIO
翌日。
梨子ちゃんが怒っていた。

「昨日、二人でホタル見に行ってたって聞きましたけど」

以下略 AAS



59:名無しNIPPER[saga]
2017/06/12(月) 00:56:13.27 ID:7LsMIviIO
今日はここまで。

※どうでもいい考察
千歌ちゃんと梨子ちゃんは明確な恋心でしたが、曜ちゃんはそれとは違う所に落ちました。
彼女の場合、周りからもてはやされてしまったゆえ、挫折を味わわなかった幼心からの、ヒーロー意識みたいなものがあったのではと思います。


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