220: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:16:58.18 ID:6an8YmUi0
「ではこれから、サターニャさんのために、ショー、あるいは儀式をお見せいたします」
221: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:17:36.03 ID:6an8YmUi0
「この中には、悪魔祓いの教科書が入っています」
「へ……?」
222: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:18:05.10 ID:6an8YmUi0
「今からこれを燃やします」
223: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:18:31.55 ID:6an8YmUi0
「なんでしょう?」
224: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:19:23.42 ID:6an8YmUi0
「こんな、神への反逆みたいな、悪魔的な行いをしちゃっていいの?」
225: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:19:51.02 ID:6an8YmUi0
「私が止めるのも変だし、これ以上は言わないけど……。
まったく、とんでもない大天使様ね。こんなの、聞いたことがないわ」
226: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:20:19.41 ID:6an8YmUi0
本が燃えている間、私たちが声を出して言葉を交わすことは無かった。
227: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:21:32.48 ID:6an8YmUi0
悪魔祓いの本はどんどん小さくなっていき、最後に一瞬だけ白く強い光を放った後、跡形もなく消えた。
228: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:22:06.89 ID:6an8YmUi0
私は意を決して、手に持っていた紙袋を彼女に手渡した。
229: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/05/08(月) 02:22:33.91 ID:6an8YmUi0
「わたしはプレゼントをもらうことで、確かに心からの謝罪を感じました」
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