36:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:12:48.17 ID:WOJJWRsc0
「はっ、刑事さんのその沈黙が答えだよ」
「もし俺が警察署を出たら、その足で全部バラしてやるよ!」
「警察官達が未来ある若者に無実の罪を着せようとしたってなぁ!」
37:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:13:22.40 ID:WOJJWRsc0
「私は貴方が知っていることを知っている」
「しかし、貴方はそれを口にして証明することは不可能だ」
「なぜならこの事件の犯人は、複数のミラーモンスターだからだ」
38:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:13:49.68 ID:WOJJWRsc0
「帰って、いいのか?」
「ええ。勿論です。カードデッキもお返ししますし」
「警察が保管している貴方の私物もちゃんとお返しします」
39:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:14:18.64 ID:WOJJWRsc0
「須藤さん。俺、アンタのこと信じるよ」
「ありがとう。こんな俺に手を差し伸べてくれた恩は必ず返す」
「そうですか。では、これを」
40:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:15:14.33 ID:WOJJWRsc0
〜〜〜〜
ボロアパート
長い聴取を終えた満が帰宅できたのは、午後六時だった。
41:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:15:58.01 ID:WOJJWRsc0
「うっ...ぐっ...あああ...」
「なんで、だよ...あんた、俺の親父でもないくせに...」
「どうしてそんなに誰かのことを考えられんだよ...」
42:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:16:30.57 ID:WOJJWRsc0
〜〜〜〜
「はぁっ...はぁっ!」
ここではないどこか、全てが反転したミラーワールドの森の中で
43:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:17:37.46 ID:WOJJWRsc0
「Advent!」
全てのカードを使い果たしたファムの目の前で、悠然と残りのカードを
見せつけるようにバイザーに挿入したタイガは、呼び出した自分の契約獣に命じ、
44:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:18:13.98 ID:WOJJWRsc0
「君のような醜い怪物は僕が手を下す価値すらない」
「い、いや...来ないで...来ないでよ...」
朦朧とする意識の中、霧島美穂は自分に近づく死神達の前に屈した。
45:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:18:59.60 ID:WOJJWRsc0
今日の投稿はここまでです。続きはまた明日か明後日に投稿します。
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