39:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:14:18.64 ID:WOJJWRsc0
「須藤さん。俺、アンタのこと信じるよ」
「ありがとう。こんな俺に手を差し伸べてくれた恩は必ず返す」
「そうですか。では、これを」
「私の携帯電話につながります。靴の隙間に挟んでいて下さい」
受け取った紙を慌てて靴の隙間に挟み込んだ満を満足げにニッコリと
微笑みながら須藤雅史は取調室のドアを開け、満を警察署内の廊下へと
出したのだった。
須藤は約束を守り、満の私物を返還した後、警察署の入り口まで
送り届けたのだった。
「須藤さん。本当にありがとうございました」
「いえいえ、また近いうちに警察の者が伺うと思います」
「しばらくは大変だと思いますが、どうか頑張って下さい」
「はい!」
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