181:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:22:40.97 ID:L6BVEgLS0
そうこうしているうちに、二人を乗せた車は探索地点である百貨店の
地下駐車場へとなんなく辿りついたのだった。
軽自動車から降りた仲村は注意深く辺りを見回し始めた。
182:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:23:10.17 ID:L6BVEgLS0
〜ミラーワールド〜
「...」
仲村と満は注意深く辺りを見渡し、現在地点の地下2階の駐車場から
183:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:23:43.16 ID:L6BVEgLS0
「うわああああああああああ!!!!」
巨大なクモの下半身を持つ半獣半人体の姿に進化を遂げたモンスターを
筆頭にした蜘蛛型モンスター達の手荒い歓迎だった。
184:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:24:13.00 ID:L6BVEgLS0
仲村はドアを武器代わりにして、複数体のモンスターの攻撃を受けて、
いなし続け、致命傷を巧みに避けていた。
ブンブンと力任せにぶん回された盾は、強烈なシールドバッシュとして
185:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:24:40.21 ID:L6BVEgLS0
「Final vent!」
バイザーの電子音が二体の契約獣、アビスラッシャーとアビスハンマーを
呼び出し、その二匹を一つに束ねる。
186:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:25:17.93 ID:L6BVEgLS0
「アビソドン!」
アビスの言葉に耳を傾けたアビソドンは一ヶ所にまとめられた獲物達に
躊躇なくエネルギー弾をぶつけ、爆発四散させる。
187:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:25:49.25 ID:L6BVEgLS0
「ぎええええええええ!!!」
それはまさにデッドエンドと呼ぶのに相応しい必殺技だった。
「オオオオオオオオオオオ!!!!」
188:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:26:18.81 ID:L6BVEgLS0
「.....」
「おお...アイツの言った通りだったな..」
「お前ら...戦う準備は出来ているようだな...」
189:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:26:56.28 ID:L6BVEgLS0
〜〜
体力、精神力、そしてカード。自分達とは対照的に全てが万全の状態の
王蛇が次に何を仕掛けてくるか不明である以上、王蛇の攻撃圏内に
190:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:27:23.05 ID:L6BVEgLS0
「そうだ。しばらく遊んでいろ」
水鉄砲を飛ばすだけのライダーを嘲笑った王蛇は、もう一人のライダー、
最初に自分が殺そうと決めたオルタナティブの捜索を悠々と開始した。
191:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:27:51.86 ID:L6BVEgLS0
「そらそらぁ!どうした?もっと抵抗してみろよ...オラァッ!!」
オルタナティブの長柄の剣を奪った王蛇は、オルタナティブ以上に
そのスラッシュダガーの性能を引き出していた。
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