187:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/25(火) 11:25:49.25 ID:L6BVEgLS0
「ぎええええええええ!!!」
それはまさにデッドエンドと呼ぶのに相応しい必殺技だった。
「オオオオオオオオオオオ!!!!」
トドメを刺し、バイクから元の姿に戻ったサイコローグはバイクの
マフラーの排気音のような雄叫びを上げ、ディスパイダーのエネルギーを
吸収した。
「撤退しよう。どうやらここはハズレのようだ」
二人ともファイナルベントを使い切った状態でこれ以上の探索は危険と
判断した上での撤退だった。
「そうっすね。帰りましょうか」
満もその判断に異を唱える事なく、そのまま来た道を引き返す事にした。
「?!」
しかし、戦いはまだ終わっていなかった。
二人以外誰も居ないミラーワールドの中、満達が来た方向から新たな
足音が聞こえて来た。
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