11:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/23(日) 23:57:16.29 ID:p+cBhhHk0
「ふざけんなよ!これ思い切り外れじゃねぇか!」
「なんだよ鹿って?舐めてんのかお前!」
「ガゼルだ」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/23(日) 23:57:51.70 ID:p+cBhhHk0
「...そうだ。お前はこの装備で戦うしかない」
「分かった...なんて言うわけないだろ!」
「いいか、じゃあ一つ聞かせてくれ。ちゃんと答えろよ?」
13:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/23(日) 23:58:27.29 ID:p+cBhhHk0
「...いいだろう」
熟考の果て、神崎士郎は契約のカードと封印のカードを満へと渡した。
「ありがとうございま〜す。いや〜これで一安心、一安心だよ〜」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/23(日) 23:58:59.04 ID:p+cBhhHk0
「ライダーの戦い、ねぇ...」
手元に残ったカードデッキからカードを引き抜く。
アドベント、コントラクト、シール、スピンベント、ファイナルベント。
15:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/23(日) 23:59:33.64 ID:p+cBhhHk0
第二話 鏡の中の怪物
あれから三日後、満の日常に特に変化はなかった。
16:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:00:03.90 ID:WOJJWRsc0
「よっしゃ!今日の夕食代一食分浮いたぁっ!」
適当にサボっていると目をつけられない程度に適度に手を抜きながら
退勤時間を10分オーバーしたところで、そつなく仲間達に挨拶を済ませた
17:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:00:30.97 ID:WOJJWRsc0
「何で血がそこかしこに飛び散ってるんだよ...」
惨たらしい惨殺現場から遺体だけを取り除いたかのような夥しい
血がシャワー室を鮮やかな赤色で彩っていた。
18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:00:58.08 ID:WOJJWRsc0
慌ててロッカーの扉を開き、鞄の中からカードデッキを取り出す。
取るものもとりあえず慌てて外に飛び出した満は一台の車の前に立つ。
「へ、変身」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:01:37.23 ID:WOJJWRsc0
プシューッ!
鏡の中、そのすぐ傍にバイクのような乗り物が音を立てて自分を
乗せるために、その屋根を開いた。
20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:02:19.96 ID:WOJJWRsc0
〜〜〜
ライドシューターに乗り、鏡の向こうの世界へと辿りついた満が
目にしたのは、阿鼻叫喚の地獄の光景だった。
21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 00:03:50.78 ID:WOJJWRsc0
「あっ...」
モンスター達の一部がプレハブ小屋の外に出てきた。
慌てて車の横に身を隠した満は、満腹になった鳥型と蜘蛛型となんだか丸い形の
485Res/614.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20