474:名無しNIPPER[sage]
2018/05/23(水) 09:46:03.49 ID:DlY+gEt8O
おつ
475:名無しNIPPER[saga sage]
2018/05/26(土) 22:55:47.58 ID:slhGLmoU0
追いついた。
期待支援
476: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:36:47.60 ID:n943p0E7O
“ジュン、本当音楽好きなんだね。”
“そうだな…どんな時でも、音楽だけは手放せなかった。
おかしくなってた時期に、私物は殆ど処分したって言ったろ?それでもCDは捨てなかったからな。
477: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:37:38.28 ID:n943p0E7O
みんなむかしは、こどもだった。
478: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:38:45.20 ID:n943p0E7O
「ジュン!!!」
駆け寄った先には、血の海に倒れ伏す彼がいました。
戦闘以外じゃ見た事のない、おびただしい量の血…触れただけで、私の手や服は真っ赤に染まって。
479: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:40:56.48 ID:n943p0E7O
「……来ないでください。でなければあなた達を殺します。」
「……っ!?君を人質に取った男を、庇うと言うのか?」
480: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:42:02.85 ID:n943p0E7O
ジュンの肩を担いで、私は浜を歩き出しました。
担いだ方の肩に血が沁みて、それが次第に冷たくなって行く。
重いなぁ……上手く歩けないよ。
481: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:43:10.35 ID:n943p0E7O
「ここは…あの岩か?」
「……うん。そうだよ。」
482: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:44:54.56 ID:n943p0E7O
「……あったかいなぁ…。」
「…………ごめん。笑えないよ…。」
483: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:45:44.26 ID:n943p0E7O
484: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/06/02(土) 06:46:39.86 ID:n943p0E7O
「………ジュン。」
名前を呼んで、唇を重ねて。
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