391: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:44:44.95 ID:ZbGgHjaLO
『ゴーヤ、そっちはどうだ?』
「生体反応ナシ。この近辺で撃沈されたなら、敵の魚雷片があるはずでち。今の所は…」
392: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:47:18.89 ID:ZbGgHjaLO
1週間が過ぎました。
今も捜索が続いていますが、一向に扶桑さんは見つからないまま。
最初の2〜3日は時折山城ちゃんに電話を掛けて、慰めていました。ですがそれも、今は出来なくなって。
393: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:48:20.94 ID:ZbGgHjaLO
「………久々だな、この感じ。」
「そうだね…。」
394: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:50:00.62 ID:ZbGgHjaLO
「………扶桑さん、どこにいるんだろ。」
「どこかにいるさ、きっと生きてる。」
395: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:52:37.02 ID:ZbGgHjaLO
「……今だからこそ言えるが、結婚を意識する時もあった。
でもあの件があって、俺もああなっちまってな。
あの時俺はブッ壊れちまってたけど、振られた時は妙に納得が行ったんだ。
396: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:53:47.85 ID:ZbGgHjaLO
「何!?」
「……緊急確認メールだな。」
397: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:54:30.84 ID:ZbGgHjaLO
398: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:55:12.45 ID:ZbGgHjaLO
399: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:56:25.78 ID:ZbGgHjaLO
きっと、カメラに気付いたのでしょう。
あの人は真っ白になってしまった瞳をレンズに向けて、見た事のない妖艶な笑みをして。
400: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/23(金) 03:57:11.26 ID:ZbGgHjaLO
今回はここまで。
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