青葉「けしの花びら、さえずるひばり。」
1- 20
378:名無しNIPPER[sage]
2018/02/10(土) 13:10:33.77 ID:WTCCq5nbO
偶然開いたらリアルタイム更新だったわ

おっつおっつ


379: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:29:13.47 ID:UQb2c9ARO
いつかのとある春の日。
小川沿いに続く桜並木を、一人の女が歩いていた。

ひらひらと舞う花びらは、彼女の黒髪をより色濃く映えさせる。
しかし春風の音は、イヤホンに阻まれ彼女の耳には届かない。
以下略 AAS



380: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:30:18.87 ID:UQb2c9ARO

『話したい事…山のようにあったけど……もうどうでもいい…今は君に…』


イヤホンから流れる歌声に合わせ、ぽつぽつと唇が揺れる。
以下略 AAS



381: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:31:38.42 ID:UQb2c9ARO
あの件から一月以上経ちました。

年も明けましたし、もうお正月ムードもとっくに過去のもの。
その間も色々ありましたねぇ…まずは事情があって、みんなより少し遅くお正月休みをもらっていました。
警察の事情聴取に行く為、正月明けにこそ地元にいる必要があったからです。
以下略 AAS



382: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:33:01.20 ID:UQb2c9ARO
一見いつもの日常に戻ったようですが、ちょっとした変化もありました。
和解した頃から山城ちゃんとはよく連絡を取っていて、気付けば演習でどちらかが出向くとご飯を食べに行く仲に。

そこまで他所の鎮守府の子と仲良くなれたのは初めてでしたし、他所の面白い話を聞けるのはこう…記者魂がふつふつとしたり。
そっちは私が担当してる季刊誌には、書けない事ばっかりですけどね。
以下略 AAS



383: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:34:26.10 ID:UQb2c9ARO





以下略 AAS



384: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:36:02.69 ID:UQb2c9ARO

「おはよー!」

「ええ、おはよう…。」

以下略 AAS



385: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:37:50.83 ID:UQb2c9ARO

「なるほどねぇ、資材課さんかぁ…。」

「そうなのよ…休みの日にたまたま街で会って、そこから段々話すようになったんだけど…。」

以下略 AAS



386: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:38:42.11 ID:UQb2c9ARO

知り合った頃はギスギスした関係でしたし、私も本当にひどい事をしましたけど。
今こうして仲良くなれたのは、やっぱり嬉しいものです。

この子にとっては、やっとジュンの事は過去になったのでしょうけど…大好きなお姉さんの恋人に横恋慕をした事は、きっとこの子自身にとっても、自責の念に駆られる過去だったのでしょう。
以下略 AAS



387: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/02/20(火) 06:44:30.43 ID:UQb2c9ARO

「今日はありがとう。青葉ちゃん、またね!」

「うん!気をつけてねー。」

以下略 AAS



557Res/457.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice