322: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/17(水) 23:15:14.57 ID:CAYfeAj6O
青葉と別れた後。
扶桑は寮ではなく、とある場所へと向かっていた。
そこは同じ街にある、彼女と山城の実家だ。
親族は海外におり、管理の関係上週に一、二度はどちらかがここへ泊まりに来ていた。
323: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/17(水) 23:16:13.19 ID:CAYfeAj6O
今回はここまで。
324:名無しNIPPER[sage]
2018/01/18(木) 00:29:59.20 ID:tZKRAy+VO
おつ
325: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/23(火) 06:19:49.93 ID:zzMbTBd6O
ある冬の日。
男は陽も上り切らぬ内に車を走らせ、とある街へと向かっていた。
神奈川県に入り、横浜方面へとハンドルを切る。
326: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/23(火) 06:21:57.05 ID:zzMbTBd6O
彼は青葉によって感情を取り戻して以来、暇を見つけては亡き友人達の墓参りをしていた。
今日が二人目の墓参りになる。
花と線香を手向け、手を合わせる。
続けて缶コーヒーと火の付いたタバコを供えると、彼もまた、自分のタバコに火を点した。
327: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/23(火) 06:23:17.44 ID:zzMbTBd6O
遂に作戦決行の日が来ました。
いざ出撃すると、敵は相応の強さで。
しかしこちらも高レベル隊、そう簡単にはやられません。
328: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/23(火) 06:24:55.96 ID:zzMbTBd6O
「……青葉!気を抜くな!!そいつは暴走するぞ!!」
「……っ!?はい!!」
329: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/23(火) 06:25:43.30 ID:zzMbTBd6O
330: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/23(火) 06:26:14.22 ID:zzMbTBd6O
331: ◆FlW2v5zETA[saga]
2018/01/23(火) 06:27:38.68 ID:zzMbTBd6O
その時聞こえて来たのは。
艤装のくぐもった声で囁かれた、私の本名。
やがて煙が晴れて、目の前には巨大な艤装の姿。
生身の方の腕は、私へと伸びていて…その時初めて、二の腕の内側が見えました。
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