31: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/16(日) 07:27:52.94 ID:ioLvyS6FO
しばらくは、変わらない日々が続きました。
らしくないですねぇ…あの日以来、青葉は彼の過去に触れようとはしなくなっていました。話をしに行っても、本当に他愛の無い事しか言えなくなって。
時計から見えた手首の傷跡は、かなり深いもので。
本当の事を知りたいとは思うけど…いざ司令官を目の前にしてしまうと、何も言えませんでした。
32: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/16(日) 07:29:31.06 ID:ioLvyS6FO
「……葉ー?青葉ー?……無視すんなってーの!!」
「いったぁ!?ガサ〜、なにすんのさぁ!」
そうやってぼーっとしていたら、イヤフォンをぴっと抜かれました。
33: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/16(日) 07:31:17.82 ID:ioLvyS6FO
「……なるほどねー。」
「うん…司令官、何があったのかな…。」
側から見たら、きっと馬鹿馬鹿しい話なんです。
34: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/16(日) 07:32:51.97 ID:ioLvyS6FO
『prrrrr....』
「はい、もしもし。」
35: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/16(日) 07:33:19.32 ID:ioLvyS6FO
今回はここまで。
36:名無しNIPPER[sage]
2017/04/16(日) 11:11:07.67 ID:FldCiL6A0
おつです
二人とも可愛いけど提督の闇が深すぎるw
37:名無しNIPPER[sage]
2017/04/16(日) 22:42:07.27 ID:qiZm3cpo0
なんか引き込まれる
38: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/17(月) 21:17:29.68 ID:SfoiDvs7O
「司令官。言いづらかったら申し訳ないんですが……その…元カノさんって、例えばどんな見た目の方だったんでしょうか?」
翌日、青葉は早速、聞けずにいた事の一つを司令官に尋ねました。
以前からそうでしたが、特に嫌な顔も切なげな顔もしないあたり、やはり吹っ切れているのは間違いありません。
39: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/17(月) 21:18:25.43 ID:SfoiDvs7O
すいません、変換エラーがありましたので修正します。
40: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/17(月) 21:19:35.85 ID:SfoiDvs7O
「司令官。言いづらかったら申し訳ないんですが……その…元カノさんって、例えばどんな見た目の方だったんでしょうか?」
翌日、青葉は早速、聞けずにいた事の一つを司令官に尋ねました。
以前からそうでしたが、特に嫌な顔も切なげな顔もしないあたり、やはり吹っ切れているのは間違いありません。
41: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/04/17(月) 21:21:09.07 ID:SfoiDvs7O
「び、美人さんだったんですねぇ…どんなお付き合いをされていたのでしょうか?」
「本当に普通の恋愛だよ。
彼女は二つ年下の、軍の事務員でね。僕が最初にいた鎮守府で出会ったんだ。」
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