143: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:18:09.61 ID:wvKm0gXu0
「なあ、イリヤスフィール!答えてくれ!」
サーヴァント同士が激しい戦闘を繰り広げる一方で、キャスターのマスターはライダーのマスターに対して舌戦を仕掛けていた。
真っ向からの魔術での勝負で、あの化け物じみた魔力を持つ少女に勝てるとは思えない。
ならば、自分に残された武器は「口」しかない。
144: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:18:51.55 ID:wvKm0gXu0
「……いいわ、教えてあげる。メイドのミヤゲってやつ?」
まるで事態を飲み込めていない自分の様子を見てか、呆れたようにイリヤスフィールは言う。
「私のお父様はキリツグ。そしてキリツグは10年前に、聖杯戦争に参加したの。アインツベルン代表としてね」
「なっ……!?」
145: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:19:27.89 ID:wvKm0gXu0
ーー今は穏便に事を進めなければいけない。何はともあれ、彼女の怒りを抑えなければ……
「……辛かったんだな」
「な……何よ!知った風な口をきいて!」
「あぁ。俺にお前の気持ちは分からないさ。でも、家族と突然離れ離れになるのがどれだけ辛いかは知ってる」
146: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:19:56.78 ID:wvKm0gXu0
「……え?」
嘘だ。今、自分は彼女に嘘をついた。
「その時は分からなかったけどさ、今気づいたんだ。切嗣の言ってた『あの子』って、お前のことなんじゃないかってさ」
違う。自分はそんな言葉は聞いてないし、そんな話をされたこともない。
147: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:21:05.56 ID:wvKm0gXu0
しばらく自分の顔を見続けていたイリヤスフィールは、やがてライダーに向かって叫んだ。
「……っライダー!帰るわよ!」
「ふーん……いいのかい?」
「もういい!つまんない!」
148: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:22:02.47 ID:wvKm0gXu0
ーー帰り道。
『……はっ!しまった!魔力を節約せずに使っていれば、魔力供給と称してご主人様とにゃんにゃんできたのに……!一生の不覚!』
「念話で全部聞こえてるぞ」
149: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:24:03.08 ID:wvKm0gXu0
今日の更新は以上です。
もう八月が終わるってマジすか(マジすか)
色々理由はあったんですが、ずっとSSを書き溜める時間が取れませんでした。遅れちゃって本当すみません。
今後も亀進行になるとは思いますが、どうかよろしくお願いします。
150:名無しNIPPER[sage]
2017/08/31(木) 23:39:25.14 ID:+DFR52JWO
おつー
151:名無しNIPPER[sage]
2017/09/01(金) 10:26:28.05 ID:Fvshg4W9O
おつおつ
152:名無しNIPPER[sage]
2017/09/01(金) 19:28:59.74 ID:0hiKy7sSo
おつ
そして9月がはじまる
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