144: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:18:51.55 ID:wvKm0gXu0
「……いいわ、教えてあげる。メイドのミヤゲってやつ?」
まるで事態を飲み込めていない自分の様子を見てか、呆れたようにイリヤスフィールは言う。
「私のお父様はキリツグ。そしてキリツグは10年前に、聖杯戦争に参加したの。アインツベルン代表としてね」
「なっ……!?」
「でも、キリツグは帰って来なかったの。『絶対に迎えに来る』って約束したのに……分かるわよね?貴方がキリツグを奪ったんだもの!」
堰を切ったように彼女の言葉は続く。
「私は許さない。アインツベルンを裏切って、お母様を裏切って、約束も裏切ったキリツグのことを許さない。そして、私からキリツグを奪ったシロウのことも許さない!」
彼女が怒りを募らせ言葉を発するごとに、彼女の魔力が高まるのを感じる。もし彼女が怒りに任せ、ありったけの魔力で自分に攻撃をしてきたとしたら……
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