143: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:18:09.61 ID:wvKm0gXu0
「なあ、イリヤスフィール!答えてくれ!」
サーヴァント同士が激しい戦闘を繰り広げる一方で、キャスターのマスターはライダーのマスターに対して舌戦を仕掛けていた。
真っ向からの魔術での勝負で、あの化け物じみた魔力を持つ少女に勝てるとは思えない。
ならば、自分に残された武器は「口」しかない。
「俺はお前のことを知らないし、お前に恨まれた覚えも全くない。だから教えてくれ!何で俺を狙うんだ!」
その問いに、イリヤスフィールは笑いながら答える。その笑い声は無邪気でありながら邪悪なものに聞こえた。
「そんなの当たり前じゃない。シロウがキリツグを奪ったんだから、その責任を取ってもらうためよ」
「……?……ごめん、話が全く飲み込めないんだけど。キリツグを奪った……?」
自分の記憶の中に、キリツグという名前の人物は一人しかいない。
衛宮切嗣。10年前に火災の中から士郎を拾った命の恩人。満月の綺麗な夜に息を引き取った士郎の育ての親。
それとイリヤスフィールが……どういうことだ?
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