142: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/08/31(木) 23:17:05.63 ID:wvKm0gXu0
「とぉっ!はいやっ!」
『キャスター』が符から色とりどりの魔弾を放つ。その弾幕はあまりに美しく、まるで芸術品のようだ。
「甘いよっ!……ほっ!」
しかし『ライダー』は華麗な馬さばきでそれらを避けきる。時に素早く、時に止まりながら見事に全ての弾を回避した。
「……そろそろ当たってくれてもいいんじゃないですか〜?タ……私、そろそろ本気で怒りますよ?」
「当てられるものなら当ててみなよ。僕とブケファラスの動きを捉えられるなら、ね」
心の苛立ちを隠せない『キャスター』とは異なり 、余裕綽々といった表情をしている。しかし内心、『ライダー』ももどかしさを感じていた。
ブケファラスの脚力をもってしても回避が精一杯で、一向に自分の間合いに入ることが出来ない。ダメージ覚悟で突っ込むのも手ではあるが、自分の心許ない対魔力スキルを考えるとリスクとリターンが噛み合わない。
『キャスター』と『ライダー』、どちらのサーヴァントも己の勝機を見出せずにいた。
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