351: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/01/17(金) 22:15:46.21 ID:bHG4HFzAO
仕草の一つ一つ、体の挙動はステージの上で観客を魅了するには必要だと思う。
この人のギターは格好良い。
男「副部長、ただ立って演奏するだけでは足りませんよ。この人を見習ってください」
352: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/01/17(金) 22:47:39.57 ID:M5c8Yc7Io
翌日の早朝、早めに起きたはずだけれども寝起きには疲れる光景がリビングにはあった。
ギター「男君のおばあちゃんとおじいちゃんっすか!?若いな〜、20代にしか見えないのってどうかしてないっすか?」
祖母「あらやだ〜」ウフフ
353: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/01/27(月) 19:32:04.27 ID:jjG757R6O
男「で、どうしたんですか?」
副会長「俯きながら話さない」
副会長「そもそも、あの人誰ですか?」
354: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/01/27(月) 22:05:47.63 ID:5zZcXIcRO
大体、副部長と副会長はどのような会話をしたのか。
どうして会話をする事になったのかが分からない。
副会長「昨晩、副部長から通話がかかりました」
355: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/01/28(火) 19:35:41.35 ID:IB3BLm44O
副会長「全員が主役とは言いません、一人を過剰に持ち上げるかのようなやり方がいけません。全員が切磋琢磨して行く内に主役が産まれたって……」
男「なるほど、健全な競争の中で自然と主役が産まれると。それも悪くない」
男「でも時間が無いじゃないですか」
356: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/01/28(火) 20:13:15.26 ID:IB3BLm44O
男「ピンと来ない人も居ると思うから言っておきますよ、このバンドのメインは副部長になるので」
副部長「さっき言っといたよー!」
部長「聞かされ過ぎて耳痛てぇ……」
357: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/02/10(月) 23:31:11.57 ID:Bf5D7X8eO
一週間後
カンカン照りの日差しが勢いを増す一方で部員達の熱は恐ろしく冷めていた。
不良曰く、会長が居ないバンド練習はただただ苦痛との事。
358: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/02/10(月) 23:55:13.70 ID:Bf5D7X8eO
男「まぁ、皆もギターさんに感謝してください」
男「あの人の紹介が無ければここで歌うなんて出来ませんか――」
「はやくしよー」
359: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/02/11(火) 00:17:24.10 ID:fnruMTvXO
男「……」
男「姉……さん……」
心底後悔していた、思いっきり罵倒してやりたかった。
360: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/02/13(木) 23:00:12.91 ID:9PCTjmN9o
不良2「不良が通う高校、軽音部ないって聞いてたけど」
不良3「うっ、うるさいな!何かの間違いだよ!」
不良2「どちらにせよもう他人なんだからさ、昔の私達とは違うって見せてやろーよ」
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