会長「音が紡ぐ笑顔の魔法」
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352: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/01/17(金) 22:47:39.57 ID:M5c8Yc7Io
翌日の早朝、早めに起きたはずだけれども寝起きには疲れる光景がリビングにはあった。

ギター「男君のおばあちゃんとおじいちゃんっすか!?若いな〜、20代にしか見えないのってどうかしてないっすか?」

祖母「あらやだ〜」ウフフ

祖父「ははは!うちは代々美男美女だからな!!」

昨日知り合ったばかりの“ギターさん”と祖父母の談笑を寝起きで見かけるのは中々堪えるだろう?俺だけか?なぁ、副会長。

副会長「ロリさんの同級生なんですね、通りで奇抜だと思いました」ウフフ

朝から皮肉とかやめてくれよ、今日も俺が沢山皮肉を言う予定なんだからさぁ……

男「二人とも早いですね、迷惑なので集合時間の30分前に着くとかやめてくれません?」

副会長「男君とは話したい事があったので、ほら、男君は少し変わってるので気になる事が沢山あって」クスクス

俺としても話したい事は沢山あるけれど、夏休み中にも関わらず学園の制服を着て来る貴女は紛うことなき変人ですよね、私服で良いでしょう。

ギター「あー、起きてもやる事ねぇから来ちまったんだよ。どうせ毎日通うから」

しっかりと30日分働いて15万もらうつもりだな、働けよ。

副会長「では、二人きりで話しましょう」グイッ

男「ちょっと、皆が見てるんだからやめてくださいよ」

引っ張られるように俺は副会長に俺の部屋へと連れ込まれてしまった、俺の部屋なのに。

祖父「オオォ〜!?隅に置けんなぁ〜?」

ギター「あれー?男君ってああいう子が好きなの〜?」ケラケラ

バキッ!!

祖母「……男を茶化すと許さないよ」

祖父「……すまん」サアァ

ギター「ははっ、怖いっす。冗談ですからほんと。男君のおじいちゃんの様に俺を殴らないでください、勘弁してくださいマジで」


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