358: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/02/10(月) 23:55:13.70 ID:Bf5D7X8eO
男「まぁ、皆もギターさんに感謝してください」
男「あの人の紹介が無ければここで歌うなんて出来ませんか――」
「はやくしよー」
「本当に退屈、てか私達なら余裕でしょ」
不良「!!」
「……どいてもらえるかな?」
男「すみま……せん」
「いいよ……可愛い」
男「……」
言葉を失ってしまった。
こんな事が起こりうるのかと本当に驚いてしまった。
今、俺の前を通った人間は俺の姉だった。
正真正銘だ。
姉は女の格好をしている俺に気付く筈は無い……男の俺にも気付く訳も無いか。
あれ以来ずっと会って来なかったけど、覚えているのは皮肉な物だ。
俺の想像通りに成長しているからかな。
これではもう、リビングでは会えないかもな。
想像の家族に。
不良「おい!!不良3不良2!!どうしてライジングロックに!」
不良2「!」
不良3「やば……逃げよ」
不良2「そうだねーめんどくさいわ」
姉「どうしたの?」
不良2「早く控え室に行こ!先生待ってるし!」
不良3「おー!!」
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