俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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608:1[sage]
2019/07/13(土) 20:30:12.87 ID:SkCQuLIZ0

八幡「それより、お前、葉山の事はいいのか?」

三浦「 …… とりあえずLINEしといたから」

以下略 AAS



609:1[sage]
2019/07/13(土) 20:35:24.18 ID:SkCQuLIZ0

時間が時間だったせいもあってか店内は混み合っており、暫く待って案内されたのはふたりがけの狭い席。
お互いの足がくっつきそうな距離で、しかもすぐ目の前にあるのが眉間に縦皺を寄せた三浦の顔とあっては寛げと言う方が無理な話である。

三浦は三浦で自分から強引に誘っておきながら、その後は何を話すでもなく、頬杖をつき手持無沙汰げに金髪ゆるふわ縦ロールをみゅんみゅんと引っ張りながら遠い目で窓の外を見るばかりだ。
以下略 AAS



610:1[sage]
2019/07/13(土) 20:38:21.22 ID:SkCQuLIZ0

ちょどその時、テーブルをふたつほど置いて向かい側の席で、先ほどからこちらの様子をチラチラと窺っていた客と偶然目が合ってしまう。

俺が気が付いたのを見て、その顔に驚きと共にぱっと明るい色が掠めたような気がしたが、すぐに恥じらうかのようにそっと目を伏せる。

以下略 AAS



611:1[sage]
2019/07/13(土) 20:39:48.93 ID:SkCQuLIZ0

八幡「 ……… お、おう、なんだ、お前か」

思わぬところで思わぬ人物に出会ってしまったせいか、中途半端な姿勢のまま声をかけてしまう。

以下略 AAS



612:1[sage]
2019/07/13(土) 20:42:03.92 ID:SkCQuLIZ0

八幡「ところで、こんなところで何してんだ?」

留美「セイフクのサイスン ……… の帰り」

以下略 AAS



613:1[sage]
2019/07/13(土) 20:44:59.30 ID:SkCQuLIZ0

八幡「 ……… や、友達の友達っていうか、なんつーか …… 」

三浦「 ……… あんた友達いないっしょ」

以下略 AAS



614:1[sage]
2019/07/13(土) 20:48:10.37 ID:SkCQuLIZ0

三浦「あんたの妹 …… じゃないよね? 前見たのと感じ違うし」

三浦も三浦で昨年の夏に一度会ったきりの小学生のことなんぞまるで覚えていないのだろう。
覚えていたらいたでいろいろと面倒臭いことになりそうなので、もっけの幸いではある。
以下略 AAS



615:1[sage]
2019/07/13(土) 20:50:54.27 ID:SkCQuLIZ0

留美「 ……… でも、きれいな髪」

溜息のともにるみるみが手入れの行き届いた三浦の金髪をうっとりと見つめる。

以下略 AAS



616:1[sage]
2019/07/13(土) 20:53:50.20 ID:SkCQuLIZ0


「もしかして、八幡さん ――― かしら?」


以下略 AAS



617:1[sage]
2019/07/13(土) 20:56:41.74 ID:SkCQuLIZ0

留美母「あらあら、この子ったら照れちゃって」

留美「照れてないんてないから。ホント、そんなことないから。ほら、お母さん、もう行こ」

以下略 AAS



618:1[sage]
2019/07/13(土) 20:58:53.17 ID:SkCQuLIZ0

三浦「 ――― ちょっとぉ、さっきの子、どう見たって中学生くらいじゃない。あんたもしかしてそういう趣味があるわけ?」

仄かに暖かい気持ちに浸りながらカプチーノを手に戻ってきた俺に対し、三浦が無遠慮な言葉を投げつけてきた。

以下略 AAS



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