58:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 00:54:52.01 ID:0X8V4sWT0
09
テロの事件がやっていた。
食堂のテレビはやがて朝のワイドショーに切り替わった。
リポーターは次のニュースと言っていた。
59:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 00:55:19.95 ID:0X8V4sWT0
「…ねえ提督。辞書しらないか?」
声にハッとした。
そう言ったのは涼風で僕は意外に思った。
60:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 00:56:31.57 ID:0X8V4sWT0
「あ、あれ涼風のだった?」
「いや、違うけど。見当たらないなって」
61:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 00:57:22.64 ID:0X8V4sWT0
「ねえ、提督さん」
夕立が珍しく僕を見た。
62:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 00:58:16.74 ID:0X8V4sWT0
「…また近々演習がある」
そこで僕は言葉を切り出した。
天城が僕を見た。
63:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 01:00:04.37 ID:0X8V4sWT0
10
東海方面へ走る船に乗りながら、私は雑誌に目を通していた。
洋上での演習と言う事で、このようなことになった。
64:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 01:00:52.39 ID:0X8V4sWT0
北上はひらひらと手を振る。
僕はその手元を聞きながら質問した。
「…お前は演習に出ないんだよな」
65:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 01:01:25.73 ID:0X8V4sWT0
北上は、そう言ってから僕に聞いた。
「ちな、指揮は?」
66:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 01:05:51.12 ID:0X8V4sWT0
「悔しいだろ、そんなの」
「…ああ、君をまだ理解できてなかったね。君は案外俗だ」
67:名無しNIPPER[saga]
2017/02/12(日) 01:13:21.65 ID:0X8V4sWT0
「塩対応だ。三枚目なのに」
腹が立ったが黙っていた。
北上はポスンと僕の前に座る。
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