60:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 00:56:31.57 ID:0X8V4sWT0
「あ、あれ涼風のだった?」
「いや、違うけど。見当たらないなって」
「おー了解。無いと不便だよね。あたしの電子辞書あげるよ」
「いいのか?」
怪訝そうに北上を涼風は見る。
「いーのいーの」
夕立が、茶碗を片手に涼風に言う。
「また本?」
「お前よりマシさ。日がな1日スマホって」
「別に関係ないっぽい」
夕立はそういうと、由良を見る。
「…そういえば由良は読まなくなったね」
灰皿の前にいた、由良は夕立を見る。
「そう?」
「うん」
「変化かな」
由良がそう言う横で、天城が刺繍をしていた。
何か作っているとは知っていたが、僕は初めて見た気になった。
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