474: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:06:19.06 ID:LAlp/wM/0
15:00
『無限城』
歌舞伎町エリア『不夜城』最上階
475: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:11:21.81 ID:LAlp/wM/0
そこには何百本もの武器がそこら中に突き刺さっており、圧倒的な威圧感を出しながら、これまた伝説級と思われる日本刀を構えた鎧武者の姿があった。
恐らくこのエリアのボスだろう。漂うオーラがこれまでに倒してきた魔物と違う。
魔術師「うわー……あの刀あれだよ絶対凄いお宝だよートレジャーブックでみたよー多分国宝級なんてもんじゃないよー」
476: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:16:26.21 ID:LAlp/wM/0
兄「危ねぇ危ねえ。流石超絶チート特性持ちの空間の申し子、目に見えない空間の断裂もわかるんだなー」
魔術師「一瞬空間に干渉する音が聞こえたからネ!!ほら、アレが目に見えるように魔法をかけるよ!!あと君にチートだなんテ言われたくナイ」
477: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:20:08.96 ID:LAlp/wM/0
魔術師「『フィジカル・アルティマキシマム』!!」
魔術師が、剣士に最高クラスの身体強化魔法を使う。コレも世界に使える者は20人いるかいないかと言われる魔法である。
魔術師「あとは君の仕事ダヨ!!とっとと終わらせてスシ食べに行くんだから!!」
478: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:21:52.88 ID:LAlp/wM/0
同時刻
ダンジョン『株式会社【RPG】』
公園エリア 第12運動公園
479: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:23:32.49 ID:LAlp/wM/0
男「あと一週間あるんだから地道に地元のランク1ダンジョンで稼いでいけばいいんじゃねぇか?」
魔少女「それでは……私や先輩の成長には繋がりません。普通のアルバイトをやっていた方がよっぽど健全です」
男「手段はこの際何でもいいだろー。まずはあのオートマタを引き取る。そんで問題なく動くようだったら3人で。何だったら金髪も誘って4人でガンガンダンジョンで経験を積む。それでいいんじゃね?」
480: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:31:46.45 ID:LAlp/wM/0
無限城
歌舞伎町エリア『不夜城』最上階
兄「おりゃりゃりゃりゃぁぁあああ!!!」
481: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:36:07.59 ID:LAlp/wM/0
魔術師「出たネー、アホみたいなチート特性。いや、特性はチートではないカ」
兄「『十二人の英雄(ゾディアック)』」ガシッ!!
ブンッ!!!
482: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:39:13.47 ID:LAlp/wM/0
…………
兄「ふぃー、やっぱ魔法使うと疲れるなー」
483: ◆A.DGm5tRfU[saga]
2018/06/21(木) 21:42:33.83 ID:LAlp/wM/0
バグ・鎧武者『……強……き……者よ……』
魔術師「喋っタ!?やっぱりバグだヨ!!えっと性質は……正位置の『正義』!!」
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