178: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:25:53.15 ID:6UrSFTGKo
八雲「……よしよーし」ナデナデ
比屋定「キャッキャ」
179: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:26:19.58 ID:6UrSFTGKo
八雲「いいや。もう大丈夫だよ。ありがとう」
比屋定「イシシ! 良かった!」
180: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:26:58.99 ID:6UrSFTGKo
比屋定「八雲、おはよう」
八雲「……おはよう」
181: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:27:40.21 ID:6UrSFTGKo
八雲「霊装部隊六名、外洋演習日程を終え、ただいま帰投しました」
少将「……よく戻った」
182: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:28:38.37 ID:6UrSFTGKo
6日未明、神奈川県横須賀市の海岸において、入水自殺。「不甲斐ない私を許して下さい」
6日午前3時50分ごろ、横須賀市郊外にある海岸近くの住民から「女性が入水自殺している」との通報があった。警察と海保が駆けつけ海中捜索も行われたが現場付近は海流が複雑に入り乱れる海域であり、未だ発見には至っていない。海岸近くに停められた車には遺品、遺書と思われるものが残されており、そこから行方不明者の身元は比屋定海月(ひやじょう みづき)氏(38歳)であると確認され、動機などについて警察が調べを進めている。
氏は日本海軍艦政本部に勤務する研究員であり、三日前から無断欠勤が続いていた。また、時折同僚らに「死にたい」と漏らすこともあったという。遺書には「計画は失敗しました。不甲斐ない私を許して下さい」等と書かれていた。氏は研究チームの主任を務め、日々この重責に耐えていたのではないか、と関係者は語っている。
183: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:29:47.07 ID:6UrSFTGKo
八雲「総長! 話がある!」
軍令部総長「……対応中だ。出て行きたまえ」
184: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:30:31.46 ID:6UrSFTGKo
八雲「……」
「隊長!」
185: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:31:20.31 ID:6UrSFTGKo
八雲「……処分したってのは何だい」
「ですから捜査は打ち切られましたので、関係する文物は全て処分いたしました」
186: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:32:02.32 ID:6UrSFTGKo
「遺書の筆跡が、比屋定さんのものと一致しません」
「車の所有者も全くのデタラメです!」
187: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:33:16.55 ID:6UrSFTGKo
ふと昔のことを思い出した。
毎日が楽しくなかった。死と隣り合わせの瞬間にだけ自分という存在を感じられた……あの日々。
188: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:33:43.51 ID:6UrSFTGKo
小休止
225Res/193.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20