【艦これ】女提督「それはね」
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183: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:29:47.07 ID:6UrSFTGKo

八雲「総長! 話がある!」

軍令部総長「……対応中だ。出て行きたまえ」

研究助手「………」

八雲「助手も居たか。丁度いい。この発表は何だ、比屋定さんが自殺するわけ無いだろ」

軍令部総長「自殺だそうだ。コメントは警察発表の結果を受け入れたものに過ぎない」

八雲「助手! お前も何とか言え! ……その資料、何だ」

研究助手「あ、こ、見ないで下さい!! き、機密事項です!」

八雲「黙りな! これ……全部、霊装での実験に関するものじゃないか」

研究助手「れ、霊装魂計画は、全て機動戦闘艦計画に引き継がれましたので。で、データも自動的に」

八雲「ふふふ……そうかい。そういうことかい」

軍令部総長「……」

八雲「比屋定さんばっかり悪者にして、美味しいとこだけ持っていくのか」

助手「……」

八雲「あの人がお前らの前で一度でも『死にたい』と呟いたことがあったのかい」

研究助手「や、八雲さんが外洋演習に出られて以来、主任はふさぎこみがちになりまして」

八雲「もう既に自分を殺し続けてた奴が、2〜3日で心変わりして自殺を決意したって?」

研究助手「……」

八雲「自殺したって何の解決にもなりゃしない。だからあの人は、壊れながらでも研究を続けてた」

軍令部総長「もう帰りたまえ。君への沙汰は、追って伝える」

八雲「車も運転出来ない奴が! なんで横須賀の郊外まで行って死ぬんだよ!」

軍令部総長「おい、誰かコイツをつまみ出せ」




研究助手「……不満が残るのでは」

軍令部総長「残ったところで問題無い。証拠は全て消し去ってある」

研究助手「大人しく退役するでしょうか」

軍令部総長「八雲はああ見えて優秀だ。飼い主が誰か、よく分かっているさ」

研究助手「……」



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