161: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:07:02.94 ID:6UrSFTGKo
強い感情が篭っているのであろう八雲の目に一瞬たじろく。
比屋定「今までは手加減してたけど私が本気で殴ったら痛いわよ」
162: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:08:47.32 ID:6UrSFTGKo
八雲「してないよ」
比屋定「してるわよ」
163: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:09:29.76 ID:6UrSFTGKo
彼女は本当に膝を折る。私が顔を殴りやすいように『配慮』までしてくれる。
自分で殴った右頬が腫れて痛そうだ。
164: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:10:23.20 ID:6UrSFTGKo
左頬に良いのが入った。八雲が少し仰け反る。
比屋定「このっ! このぉっ!!」ガッ ポコ
八雲「………っ」
165: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:11:14.14 ID:6UrSFTGKo
比屋定「私はこんなに……ちっぽけで」
八雲「誰かと比較しちまえば、背も器もちっちゃい魅力の無い女だと思うよ。皮肉屋でズボラで化粧もしない髪もボサボサ」
166: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:12:33.42 ID:6UrSFTGKo
比屋定「私が大切だからこんな風にしてくれるんじゃ無いの」
八雲「みんな大切だよ」
167: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:13:10.88 ID:6UrSFTGKo
八雲「本当に欲しいなら言葉にしろ。私は逃げない」
比屋定「……あはは」
168: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:14:01.38 ID:6UrSFTGKo
八雲「うー」
少将「八雲君、今日は顔が腫れている気がするのだが」
169: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:14:50.33 ID:6UrSFTGKo
比屋定「……ただいま」
八雲「おかえり」
170: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:15:36.06 ID:6UrSFTGKo
比屋定「上手でしょ」
八雲「……別に」
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