170: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2016/11/29(火) 20:15:36.06 ID:6UrSFTGKo
比屋定「上手でしょ」
八雲「……別に」
比屋定「身体は正直なものね」
八雲「ちっ」
比屋定「ふふっ」
お礼とは、八雲への耳掻きだった。
八雲「よりにもよって耳掻きたぁ、何だかなぁ」
比屋定「何か因縁でもあった?」
八雲「命を吸い取る手をしてる爺さんのことをちょっとな」
比屋定「?」
八雲「なぁ」
比屋定「ん? どうかした?」
八雲「なんでアンタは、ここまで霊装魂に拘るんだ」
比屋定「さぁ。どうしてかしらね」
八雲「ナノマシンを使った自律機動戦闘艦の方が面倒は少ないし、実現可能だ」
比屋定「何故そう思うの」
八雲「私だってある程度はお勉強も出来る」
比屋定「そうね。実は助手にも同じことを言われてるわ」
八雲「自分の言い出したことだから意地になってるのか」
比屋定「あら、私がそんな女に見える?」
八雲「……」
比屋定「ま、まぁ見えるわよね……」
225Res/193.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20