46:名無しNIPPER[sage]
2016/05/14(土) 15:00:46.88 ID:I+fdqcufo
前書いたものについてはどうしようか悩み中です。
かなり設定に齟齬があるし「あれは僕の黒歴史」にしてもいいのだけれど
でも書き直して上げ直すのもなあというところ。
47:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:01:53.39 ID:I+fdqcufo
003
そんな翼ちゃんの頼みを断った日の夜。
48:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:02:37.04 ID:I+fdqcufo
無論、性の捌け口を探すために大型書店に出向いているのではない。昼間女子のパンツ
を見てしまったくらいでこのような行為に出るような人間なんて普通いないだろう。ぼく
49:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:04:01.67 ID:I+fdqcufo
それは、もう既にぼくに追っ手が差し向けられているかもしれないという可能性。今
までぼくは散々情報を操作し続けてはいたのだが、いかんせんそんなぼく個人でできる隠
50:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:07:34.14 ID:I+fdqcufo
観光か? しかし、彼の両親には悪いが、この町には特にこれといった珍しいものは
何もない。
51:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:08:33.80 ID:I+fdqcufo
そう思い、ぼくは探索を続けていたのだが…………
「……いないな……そんなやつ」
52:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:12:17.54 ID:I+fdqcufo
「って街灯?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
そうだ、ちょっと待て。なぜ真夜中に家を出たのに、それからどんどん暗くなっていく
・ ・
53:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:13:48.05 ID:I+fdqcufo
「まあ、人間が人生で本当に考える必要があることなんて、一つか二つくらいしかないの
だろうけど」
54:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:15:23.04 ID:I+fdqcufo
一本の街灯。
たった一本だけ点いている滑稽ともいえる街灯。
55:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:16:42.44 ID:I+fdqcufo
「――っ!」
「おい……そこの、うぬ」
56:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 15:18:37.00 ID:I+fdqcufo
視力二・〇。いくら暗かったからといって、彼女に気づかないはずがない。いや、こん
なスポットライトのように彼女を街灯は照らしている。そんな状況で――果たしてぼくは
284Res/217.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20