115:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:06:02.52 ID:I+fdqcufo
「……………………」
は、ハメられたあああーーーー!!!
116:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:07:45.02 ID:I+fdqcufo
「…………えい」
恐る恐る、触れてみる。
117:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:08:57.77 ID:I+fdqcufo
覚悟を決め、手を伸ばす。布越しでも、柔らかさを感じる。これは、脂肪がついていると
いうよりは、子ども特有の肌自体の柔らかさ。胸、といっても、腕やほっぺたが柔らかい
118:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:10:11.88 ID:I+fdqcufo
「はいはいもうぼくの負けだよ。完全敗北。もうきみには敵わないと悟ったさ。一生の
服従を誓うよ。キスショット」
119:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:12:55.85 ID:I+fdqcufo
「はい、次の質問いくよ。ぼくは吸血鬼になったんだよね?」
「おいおい…………まだ信じられんというのか? 先ほどあれだけ派手に炎上したという
120:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:14:07.50 ID:I+fdqcufo
なんて、少々身構えていたのだが、それはどうやらぼくの穿った考えのようだったらしく
「……別に、したくてしたわけではない。吸血鬼に血を吸われれば、例外なく誰もが吸血
121:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:15:42.67 ID:I+fdqcufo
「まあ、それは儂にとっては都合のよいことよ。何故じゃかわかるか?」
キスショットは、勿体つけるように間を置いて、高慢な口調で言う。
122:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:17:28.46 ID:I+fdqcufo
「ぼくに何を――」
ぼくに何をさせる気なのか。
123:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:18:35.23 ID:I+fdqcufo
「ふむ」
特にリアクションは取らず。「やはり――そうじゃろうなあ」なんて、キスショットは
124:名無しNIPPER[saga]
2016/05/14(土) 17:19:43.72 ID:I+fdqcufo
ともかく、とキスショットは話を戻す。
「人間に戻りたい――と言うより、元のままでありたいと思ううぬの気持ちはわかるのじゃ。
125:名無しNIPPER[sage]
2016/05/14(土) 17:22:28.10 ID:I+fdqcufo
まだ書き溜めあるのですが疲れてしまったので今回はここまでで。
スレタイを「キスショット「うぬには人間をやめてもらうぞ!戯言遣いぃぃーー!!」」にしてもよかったかなと思いました。(戯言)
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