282: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/06/24(金) 03:19:42.48 ID:3STh6K47O
相変わらず、いいところを突いてくる。
しかしこの辺りの問答についても、さやかは昨日自分の中で済ませていた。
さやか「そんなことないよ。このことがなければ、あたしは間違いなく恭介に告白していた。これは本当だよ」
283: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/06/24(金) 03:25:18.27 ID:3STh6K47O
さやかはそこまで言いかけて、あわてて口を閉じた。
これは、さやかが仁美に言うべきことではない。
だが、遅かった。
284:名無しNIPPER[sage]
2016/06/26(日) 19:49:02.08 ID:O4GZyYgAO
更新してたか
乙
285:名無しNIPPER[sage]
2016/07/21(木) 03:29:54.48 ID:RMX5FZmWO
続きはまだかね?
286:名無しNIPPER[sage]
2016/07/22(金) 21:53:12.86 ID:hUn7rYfTP
マダカナー・・・
287: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 00:00:27.67 ID:o6Ht5rqoO
さやか「……」
さやかがやるべきことは変わらない。
その決心自体は、全く揺らいでいない。
288: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 00:10:56.82 ID:o6Ht5rqoO
仁美「私は別に、さやかさんを気遣っているわけではありません。ただ、もしさやかさんが、偶然何かに巻き込まれたのだとしたら……」
一瞬、仁美は言葉に迷ったようだった。
さやか「……仁美?」
289: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 00:28:37.97 ID:o6Ht5rqoO
さやか「……」
仁美が知っているはずはない。
仁美にはキュゥべえが見えていなかった。
290: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 21:19:47.84 ID:vnrvk9SSO
その台詞は、ここまでのさやかの言葉を、全て吹き飛ばした。
さやか(……仁美らしいな)
普段は真面目だが、実は夢見がちな一面も持つ、仁美らしい台詞だった。
291: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 21:25:12.28 ID:vnrvk9SSO
さやか「仁美、よく聞いて」
仁美「……なんですの?」
ここまでの流れのせいか、幾分警戒している様子が見られる。
292: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 21:32:28.01 ID:vnrvk9SSO
さやか「あたしのやるべきことは、『終わらない』。これは、何かをやり遂げて、そこで終わるようなものじゃない」
さやか「あたしは、絶対にそれを投げ出すことはできない。あたしのやる気に関係なく、否応なくやり続けなければならない仕組みが、既に出来上がっている」
さやか「付き合えるかどうかの問題じゃない。あたしがこれから先、恋愛をすることは、もう二度とない」
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