287: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 00:00:27.67 ID:o6Ht5rqoO
さやか「……」
さやかがやるべきことは変わらない。
その決心自体は、全く揺らいでいない。
だが……
仁美「さやかさんは、やらなければならないことが『できた』と言われましたわね。それは、始めから御自分で望んで選んだ状況ですの?」
さやか「……そういうわけじゃないかな」
そういうわけではない、が……結局全ての原因は、自分の愚かさだった。
だからこそ、その責任はとらなければならない。
仁美「そして、このことがなければ間違いなく上条くんに告白していた、とも言われました」
さやか「……」
仁美が何を言いたいのかは、なんとなくわかる。
仮に偶然でさやかが恭介を諦め、代わりに仁美に付き合えるチャンスが回ってきたのだとしても、それは仁美の望むところではないということだろう。
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