289: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/07/24(日) 00:28:37.97 ID:o6Ht5rqoO
さやか「……」
仁美が知っているはずはない。
仁美にはキュゥべえが見えていなかった。
つまり、魔女の姿も見えないはずだ。
魔法少女という存在を、仁美が知っているはずがないのだ。
さやか(仁美なりに想像して……あるいは、あたしの様子からなんとなく感付かれて……?)
いずれにせよ、これではさやかの意図から外れてしまう。
仁美がここまで察している以上、さやかが身を退いたところで、納得してもらえる可能性は低いだろう。
仁美「いえ、回りくどいですわね。そう、つまり私が言いたいのは……」
そして、仁美が決定的な一言を口にする。
仁美「恋心より優先すべきことなど、そうそうないということですわ」
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