勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」後編
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280:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/26(日) 19:29:06.96 ID:Trw4ei5x0
戦士「巨大ゴキブリから私を庇ってくれた時、いちいち『伝説の勇者の息子』ならこうするなんて考えていたか?」
281:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/26(日) 19:29:40.14 ID:Trw4ei5x0
282:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/26(日) 19:30:39.19 ID:Trw4ei5x0
しばらく勇者は、ぼうと呆けて戦士の顔を見つめていた。
戦士の言葉の意味がゆっくり脳味噌に浸透するにつれて、勇者の顔にも赤みがさしていく。
戦士「私はお前を愛している。勇者」
283:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 19:31:20.49 ID:Trw4ei5x0
勇者「は、ははは……」
勇者の口から、笑みが零れた。
勇者「ははは! あははははは!!」
284:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 19:32:09.79 ID:Trw4ei5x0
戦士「はあっ!?」
魔界の荒野に戦士の叫びが響き渡った。
戦士「本気なのか!?」
285:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 19:33:05.09 ID:Trw4ei5x0
試験都市フィルスト。
その一角にある、勇者の生家を模した家――――その物置をごそごそと漁る者がいた。
かつて『伝説の勇者』として一度は世界を救い、大魔王に挑んだ者―――勇者の父である。
勇者の父は物置の奥で目当ての物を見つけ出すと、それを引っ張り出して物置から姿を現した。
286:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 19:33:40.13 ID:Trw4ei5x0
そして――――――――
287:名無しNIPPER[saga]
2016/06/26(日) 19:34:24.34 ID:Trw4ei5x0
今回はここまで
大変大変お待たせして申し訳ないぜよ
288:名無しNIPPER[sage]
2016/06/26(日) 19:37:47.80 ID:YiIMkwNwO
お疲れさま!!
そろそろ、終盤か
289:名無しNIPPER[sage]
2016/06/26(日) 19:41:29.84 ID:Dp1IAVrBo
乙!
一気に進んだな、これもうどうなるか分かんねえ
290:名無しNIPPER[sage]
2016/06/26(日) 19:42:39.63 ID:kGNh9P2AO
乙!待ってたぞ
伝説の勇者は巨乳好きか…
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