一夏「 こ れ は ひ ど い 」
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229:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 21:38:46.33 ID:YDupgEDm0
セシリア父『話を続けるよ。それから一ヶ月後、お嬢様泣かせの渾名を貰い、彼女のファンクラブのメンバーに何かと勝負を挑まれるようになっていた私の前に、再び彼女が現れて私に決闘を申し込んできたんだ』

セシリア父『もちろん私は断らなかった。決闘が始まると彼女は一ヶ月前とは比べものにならない見事な剣撃で、私と激しく打ち合い続け、最後にはお互いのエペが折れてしまい結果は引き分け』

セシリア父『そして、それが君の猛アピールの始まり、だったんだよね?』
以下略 AAS



230:名無しNIPPER[saga]
2016/01/25(月) 22:30:43.72 ID:YDupgEDm0
セシリア母『それから私達は二人で多くの時間を共有し、共に笑い、怒り、泣き………様々な事を見て、聞いて、経験しました』

セシリア父『そして数年たったある日、私はこんな事を考えたんだ。プロポーズをしよう、とね』

セシリア父『しかし、大学を卒業しエンジニアとしての道を進んだ一般人の私が、名門オルコット家の令嬢である彼女に普通に指輪を渡すだけでは何とも心許ない』
以下略 AAS



231:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 21:23:01.70 ID:1jyzlDSz0
セシリア母『そしてセシリア、あなたが産まれたのです』

セシリア父『君が産まれてきてくれて、こうしてどんどん成長していくだけで私達は嬉しいよ』

セシリア母『ええ、そうです』ニコッ
以下略 AAS



232:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 21:23:01.70 ID:1jyzlDSz0
セシリア母『そしてセシリア、あなたが産まれたのです』

セシリア父『君が産まれてきてくれて、こうしてどんどん成長していくだけで私達は嬉しいよ』

セシリア母『ええ、そうです』ニコッ
以下略 AAS



233:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 21:43:46.91 ID:1jyzlDSz0
セシリア母『そうでしたね……何故なら、私の娘ですから』

セシリア父『ああ、君と私の娘なんだから』

セシリア母『私は学生時代……人として学ぶべき多くの事を学び、夫となるこの人と出会い、更に多くの事を学びました』
以下略 AAS



234:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:07:29.71 ID:1jyzlDSz0
セシリア(私が一夏さんと恋人に……)

セシリア母『どれがおかしかったと言うのです。決闘の次の日のランチで突然隣に座った事ですか?』

セシリア父『それもあるよ。でもまだあるだろ?朝、私の寝ている寮にまで起こしに来た事もあったじゃないか』
以下略 AAS



235:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:24:53.44 ID:1jyzlDSz0
セシリア父『セシリア、聞いてたかい?彼への猛アピールも程々にね』

セシリア「は、はいっ!大丈夫です!」

セシリア(どうしましょう……聞いてませんでしたわ……)
以下略 AAS



236:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:45:33.17 ID:1jyzlDSz0
セシリア母「織斑一夏、ですか……」

セシリア父「彼を探して何度私達は日本に行ったかな」

セシリア母「年間二回のペースでしたから、セシリアがISを使い始めた十五才までで十八回……しかし彼は見つからなかった」
以下略 AAS



237:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:57:49.51 ID:1jyzlDSz0
一夏「おぉう……」ゾワワッ

クロエ「どうかなさいました?」

一夏「こういうのを虫の知らせって言うんだろうかこう……何かが動き出したような気が……」
以下略 AAS



238:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 23:16:57.15 ID:1jyzlDSz0
一夏「今頃セシリアは父さんにお礼言ってるんだろうな……」

クロエ「それがどうかしたのですか?」

一夏「……」
以下略 AAS



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