236:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 22:45:33.17 ID:1jyzlDSz0
セシリア母「織斑一夏、ですか……」
セシリア父「彼を探して何度私達は日本に行ったかな」
セシリア母「年間二回のペースでしたから、セシリアがISを使い始めた十五才までで十八回……しかし彼は見つからなかった」
セシリア父「なのにまさかこんな形で再開するとはね……人の縁というのは分からないものだ」
セシリア母「ブリュンヒルデ、あの織斑千冬の弟……どのような少年でしょう」
セシリア父「私はこの目で見るのが楽しみだよ。十年前、セシリアが迷子になって気が立ってた君に物怖じ一つせずに話しかけたんだからね」
セシリア母「それでいて、言葉も通じない怯えるセシリアを励まし続けていたのも彼ですから」
セシリア父「セシリアの御眼鏡に適ったんだ。きっと素晴らしい少年なんだよ」ソッ
セシリア母「ふふっ、そうですね……心配など不要ですね」ギュッ
セシリア父「さて、セシリアはどれぐらいで彼を家に招くのかな」
セシリア母「今に招いて来ますよ」
セシリア父「そうだろうね。昔の君にそっくりだからね」
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