233:名無しNIPPER[saga]
2016/01/27(水) 21:43:46.91 ID:1jyzlDSz0
セシリア母『そうでしたね……何故なら、私の娘ですから』
セシリア父『ああ、君と私の娘なんだから』
セシリア母『私は学生時代……人として学ぶべき多くの事を学び、夫となるこの人と出会い、更に多くの事を学びました』
セシリア母『私と全く同じ生き方をしろ、とは言いません。しかしあなたにも、そんな素晴らしい学生生活を送って欲しいのです』
セシリア「はい!お母様!」
セシリア母『まずは何としても、織斑一夏を捕まえなさい。いいですね』
セシリア「はい!」
セシリア父『結局、そうなるんだね……』
セシリア母『当然です。十年前からあなたが思い描いていた通りの、素敵な殿方なのでしょう?』
セシリア「はい……少し素直ではありませんが……それを補って有り余る強くて優しい……素敵な殿方です」
セシリア母『なら大丈夫ですね』
セシリア父『私はセシリアが彼に君と同じ事をしないか心配になってきたよ』
セシリア母『あなたは心配性過ぎます』
セシリア父『自分が何をやったのか覚えているからそう言えるのかい?』
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