254:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:15:12.05 ID:PRviaZz6o
こうして始った僕と麻衣との交際は普通の恋人同士が辿るであろう道を模範的になぞっ
ているかのようだった。お互いに甘えあったりお互いに相手に自分を好きと言わせようと
したりすねてみたり、そんな他愛もない駆け引きをしているだけですぐに時間は去って
いってしまう。麻衣は前から他人が僕たちを眺める視線には無頓着だったけど、今では
255:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:15:41.13 ID:PRviaZz6o
『突然メールしてすみません。御校の二年生の女子生徒である二見優さんがネット上で破
廉恥なヌードを自ら公開していることをご存知でしょうか。こういう行為が健全な青少年
に与える影響を考えると看過するわけにはいかないと思ってご連絡さしあげました。しか
るべき対応を期待しています。万一必要な指導をしていただけない場合には、この事実を
256:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:18:10.88 ID:PRviaZz6o
麻衣はもう先に来て硬い石のベンチに腰かけていた。
「ごめん」
257:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:21:00.69 ID:PRviaZz6o
麻衣がブラコンだということは彼女と知り合う前から副会長に聞いていたので、別にそ
れは僕にとって驚くほどの情報ではなかった。
「だから、二見先輩の女神行為を見つけた時は本当にあの人が許せなったし、お兄ちゃん
258:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:21:58.13 ID:PRviaZz6o
「ありがと、先輩」
麻衣は僕の言い訳を受け入れてくれたようだった。
259:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:22:46.49 ID:PRviaZz6o
「あたし、もう二見先輩とお兄ちゃんの仲を許せると思う」
彼女は僕の肩に体重を預けながら呟いた。
260:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:24:12.92 ID:PRviaZz6o
ただ、麻衣の願いをかなえてあげることだけが僕の目的だった。そのために僕は麻衣に
黙って勝手にこの作戦を開始してしまったのだった。
・・・・・・今では麻衣はそれを望まないと言う。この時素直に麻衣に僕がフライングしたこ
261:名無しNIPPER[saga]
2016/05/12(木) 23:25:13.50 ID:PRviaZz6o
しかしそんな僕の切ない期待を裏切るかのように新着のメールが到着していた。
from :明徳学園事務局
sub:ご連絡ありがとうございました
262:名無しNIPPER[sage]
2016/05/12(木) 23:25:41.45 ID:PRviaZz6o
今日は以上です
また投下します
263:名無しNIPPER[sage]
2016/05/13(金) 04:15:13.45 ID:T0zB+WjM0
おつんつん
264:名無しNIPPER[sage]
2016/05/21(土) 15:10:47.30 ID:1Bp3uJOS0
スレチですがビッチ読み終わりました 完全にあのキャラの√にいくと思っていたので読み終わった後虚無感に襲われましたがめっちゃ面白かったです
この作品とビッチと妹の手を握るまで以外に作者の作品ってありますか?
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