魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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20
214
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/31(木) 22:11:49.97 ID:tVoFf72m0
―――――――――――――――――――――――――――
神殿
近衛・亀姫組――
以下略
AAS
215
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/31(木) 22:12:17.50 ID:tVoFf72m0
亀姫はおもむろに着物の袂に手をかけ、チラりとめくって見せるような仕草をした。
しなだれるように見上げてくる亀姫の瞳を見て、近衛は不意に気付く。
以下略
AAS
216
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/31(木) 22:12:46.55 ID:tVoFf72m0
亀姫「坊や?」
亀姫「っ、すみません。陛下に“気を抜くな”と忠言をもらったばかりなのに…つい考え込んでしまったようです」
以下略
AAS
217
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/31(木) 22:13:20.09 ID:tVoFf72m0
亀姫「坊や…床を調べてくださいませんこと。罠かもわかりませんわ。慎重に」
近衛「!! はい!」
以下略
AAS
218
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/12/31(木) 22:13:52.66 ID:tVoFf72m0
近衛とて亀姫とて、2重に罠が設置されている可能性を考えない訳ではなかった。
重量不足が故の不発なら、これで余計に起動するかもしれない。
だが、懸念に懸念を重ねても仕方が無い。
以下略
AAS
219
:
以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
[sage]
2016/01/01(金) 21:43:00.17 ID:m8VBk9Ii0
何故に敵意の天使が出てこないの?
220
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:22:43.31 ID:/1IMYSK40
―――――――――――――――――――――――――――
天空宮殿、謎の地下室
以下略
AAS
221
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:24:05.34 ID:/1IMYSK40
亀姫は壁に手を触れながら、しゅるると這うように部屋を舐め歩く。
部屋の中央には四角いテーブル。椅子はなく、作業台のようにも見える。
近衛「本と筆、か。書斎のような場所なのでしょうか…」
以下略
AAS
222
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:25:16.68 ID:/1IMYSK40
近衛「……これは…」
亀姫「何が書かれておりますの」
以下略
AAS
223
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:27:17.55 ID:/1IMYSK40
亀姫「ここにいたのは宗教家ですのね。読まなくても結構ですわ、要約なさって」
近衛「そうですね。……“仏への信心の厚い小坊主が窮地に立たされて、神様仏様と願ったら、神様に助けられて神界にきたので、神様大好きになりましたありがとう”、といったところでしょうか」
以下略
AAS
224
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:27:54.16 ID:/1IMYSK40
亀姫はスと手のひらを合わせて、黙祷をささげた。暗い結末を感じたのだろう。
平然と神殺しを行う一面を持ちながら、見も知らぬ誰かの不幸な死を自然と悼む亀姫に、近衛は苦笑する。
以下略
AAS
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