魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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215: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2015/12/31(木) 22:12:17.50 ID:tVoFf72m0

亀姫はおもむろに着物の袂に手をかけ、チラりとめくって見せるような仕草をした。
しなだれるように見上げてくる亀姫の瞳を見て、近衛は不意に気付く。


近衛(……上半身が…傾いている? 2足歩行の動物としては、ありえない体勢だ)

亀姫「……うふ。ナカをご覧になりたい?」

近衛「以前は、確かに二本の足があったように思いますが。ですが少なくとも、亀の脚……では、なさそうですね」

亀姫「確かめてみたくなれば、脱がしてくださいまし。中身に気付いてなお、そんな気になればですけれど」クス


ころころと笑顔を向ける亀姫に、近衛は苦笑する
後方へ広がった、裾を引きずるような衣装と、その“不自然な膨らみ”。


近衛(あの膨らみ、通常の足ではない。だがまさか人魚、ということもないだろう。おそらく――蛇)


下半身が蛇。
それは恐ろしいのか、あるいは気色悪いのか。そう思って想像してみる。

美しい白い肌を持つ亀姫が、蛇の尾を持つのなら
やはり、艶かしい白蛇のように美しいのかもしれない。

それとも、妖しげな色香の雰囲気そのままに
マムシや毒蛇の迫力を持つのだろうか。





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