【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
1- 20
142: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/23(水) 01:28:57.42 ID:+IcfBHrRo

――その瞬間。
私が今まさに使おうとしていたものと、全く同形状の物体がこの場に投げ込まれた。
それを察知した私は、即座に視界を閉ざす。
何も知らぬアラガミ2体の視聴覚を刺激する、眩い光。
以下略 AAS



143: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/23(水) 01:32:17.66 ID:+IcfBHrRo

「……なぁ、あれってコア、大丈夫なのかな」

一旦戦いが終わり、戦車型のコアを捕喰する中、ロミオがぼやく。
斃したアラガミのコアは、支部に持ち帰れば、外壁の"アラガミ装甲壁"に用いられる。
以下略 AAS



144: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/23(水) 01:37:11.54 ID:+IcfBHrRo


 アラガミの群れに苦戦する他の部隊や"神機兵"の援護に向かい、周辺エリアのアラガミを一掃した後、
私達はアラガミの侵攻の余波を受け、被災地となっていた"サテライト拠点"住民の避難誘導を行っていた。
神機使い達の尽力で被害は抑えられたけど、それも0というわけじゃない。
以下略 AAS



145: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/23(水) 01:41:24.78 ID:+IcfBHrRo

「――ジュリウスごめん!俺ちょっと行ってくる!」

その不吉さに呼応するかのように、ロミオが突然"赤い雨"用の防護服を引ったくり、シェルターの外に駆け出していく。
思わず、そのままの格好で私が追いかけようとしたところを、ジュリウスの手に制止される。
以下略 AAS



146: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/23(水) 01:43:31.86 ID:+IcfBHrRo
予告通りロミオ死亡まで
戦闘描写はノッキンオンヘブンズドアを大いに参考にさせていただいてます


147:名無しNIPPER[sage]
2015/09/23(水) 23:48:26.59 ID:6rC3aIrH0
乙乙
楽しみに読んでますぜ
つづき待ってるよ


148: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/29(火) 00:36:43.08 ID:xjyru10jo
その言葉だけで一年は戦える
さすがにそこまで長引かないけど投下


149: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/29(火) 00:38:00.04 ID:xjyru10jo


昨日発令された拠点防衛任務の、その終盤。
"赤い雨"が降りしきる中、極東支部北方の集落に、嘗て私が対峙した、狼型の"感応種"率いる、アラガミの群れが出現した。
人間は元より、"神機兵"も動かなくなった状況から、その報せをシェルター内で最初に聞いたジュリウスもすぐには動けない。
以下略 AAS



150: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/29(火) 00:40:52.94 ID:xjyru10jo

悲しみはある。
大切な仲間を失った。
怒りはある。
アラガミに殺された。
以下略 AAS



151:名無しNIPPER[sage]
2015/09/29(火) 00:42:51.17 ID:VntU/VAAO
衝撃的


152: ◆6QfWz14LJM[saga]
2015/09/29(火) 00:43:19.31 ID:xjyru10jo


 人の命が失われたところで、戦いも、時も止まる道理はない。
一時は沈静化していたアラガミが早期に行動を再開したことにより、私達には悲しみを癒す隙すら、与えられる事はなかった。
死にゆく者の遺志は受け継がれ、または上書きされることによって、私達は徐々に元の日常へと還っていく。
以下略 AAS



534Res/441.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice