【ジゴロと】実は百合だった親友と一緒に生きる10【女神様】

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553 ：サラ ◆vVQFlfSV3E [sage saga]：2021/10/25(月) 08:31:05.88 ID:vrCUSg46o

>>552続き

結「えーと、確かにＫもいじめグループにいたけど、Ｋは何もしてない
　　後ろで見てただけで、Ｋに何かされたことは一回もない」
サ「だから何だよ。手を出してないから無関係ですーｗってか？クソはクソだろ」
Ｋ「私もそう思う」
サ「あ？喧嘩売ってんのかお前」
結「お願いだからホントやめて…話聞いてよ…」
サ「…わかった」
結「でね、えーと…ごめん、説明するって言ったけど、これ私が言っちゃっていいの？」
Ｋ「…いいよ」
結「んじゃ言うけど、ある日Ｋが泣きながら謝ってきて、味方になりたいって言ってくれて、
　　それからは教室で一緒に居てくれたり、いじめられてるの見つけたら助けてくれたりしたの」
サ「…だから何？」
結「いや…だから…相談もいっぱい乗ってくれたし、休みの日も一緒に遊んだりしたし…
　　空手始めたのも、空手とか習ってみたらってＫが言ってくれたからだし…」

言ってるうちに涙目になってくる結子さん
流石に私も冷静になってきた

サ「いや…うん、わかった、ゴメン、結子を責めたいわけじゃなくて…
　　てか結子が友達だって言ってるのに私が掘り返していい話じゃなかったわ
　　Ｋさんもごめん。言いすぎた」
Ｋ「いや全然。いじめたやつが友達ヅラしてたらキレるのも当然だと思う」
サ「まぁ…私も昔いじめられてたことあって、自分の感情も入った」
Ｋ「私が悪いことだから」
サ「いや…結子もごめんね。泣かないで…」

ハンカチ渡したら顔ゴシゴシ拭いて返された…オッサンかお前は

サ「じゃあ、えーと…友達の友達は友達！みたいな感じで…おｋですかね」
Ｋ「二人さえ良ければ、私は仲間に入れてほしい」
結「もちろん！サラも良いよね？」
サ「あー…うん、いいよｗ」
Ｋ「いや…サラさん納得してないでしょ」
サ「…まぁ、ぶっちゃけ言うとしてないねｗ」
結「え…なんで！？良いでしょ！？」
Ｋ「ダメならダメで全然いいよ。当然だと思うし」
サ「いやほら、結子の説明だけで、Ｋさんからはまだ何も聞いてねえしｗ」
Ｋ「あ、そうだわ…ゴメン。自分で言わないのに仲良くしては無いわ」
サ「ねｗつっても流れは何となく分かったから、Ｋさんの気持ちとかを聞かせてほしいｗ
　　なんで見てるだけだったのかとか、謝った理由とか聞いてみたいｗ」
Ｋ「見てるだけなのはいじめる気も助ける気もなかったから
　　元々入ってたグループが結子をいじめ始めて、それについてってただけ
　　私は何もしてないから関係ないって感じで後ろで見てた
　　謝らなきゃと思ったのは救急救命みたいなテレビ見てる時に爺ちゃんが
　　『なんで通行人が助けないんだ、見ｺﾞﾛしも立派なｻﾂ人だ』って言ったの聞いて
　　それで私もいじめの犯人なんだって思って、怖くなってすぐ家族に言った」
サ「すぐ家族に言えるのすげえなｗ」
Ｋ「いじめで自ｻﾂとかよく聞くし、爺ちゃんのｻﾂ人って言葉もで、マジで怖くなったから…」
サ「家族は何か言ってた？ｗ」
Ｋ「お母さんに叩かれて、婆ちゃん泣いて、爺ちゃんには凄く怒られた
　　んでとにかくすぐに謝りなさい、もし許してもらえたらその子の力になりなさい、
　　許してもらえなかったら二度とその子に近付いちゃダメ、って」
サ「…親に言われたから謝ったん？」
Ｋ「正直言ってそう。どうしていいか分かんなかったから言われたとおりにした」
サ「相談乗ったのも遊んだりしたのも親に言われたからかｗｗｗ」
結「ちょっとサラ！」
Ｋ「最初はそう。でも結子と色々話してるうちに、思ってた以上っていうか、めちゃくちゃに傷つけてたって分かって
　　いじめダメみたいなやつで、心の傷は一生消えないとか言ってたのも思い出して
　　それで、言われたとか関係なくとにかく出来ること何でもしなきゃいけないと思った」

嘘は言ってないような気がした