遊矢「だ、誰なんだお前は!?」 ユート「俺の名はユート」

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257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 21:08:15.08 ID:NUnGLrAG0
黒咲「RR-ブレイズ・ファルコンの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドに特殊召喚されたモンスターを全て破壊し、破壊した数×500!のダメージを与える!」

明日香「くっ…流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンがモンスターゾーンから墓地へ送られた時、墓地の通常モンスターを特殊召喚する!私は真紅眼の黒竜を特殊召喚!」4000→3500

黒咲「そして!RUM-ソウル・シェイブ・フォースを発動!ライフを半分払い墓地のRRエクシーズモンスターを特殊召喚し、ランクが二つ高いRRエクシーズモンスターを重ねて特殊召喚する事が可能!ハアアアアアアア…」1200→600

明日香「!?」

黒咲「オーバーレイ・ユニットとして墓地へ送られたライズ・ファルコンを特殊召喚!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク6!RR-レヴォリューション・ファルコン!!RR-レヴォリューション・ファルコンの効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」

明日香「まさか…一気にフィールドを丸裸に」3500→2300

黒咲「行け!RRよ!!」

ユーゴ「問答無用ってやつだな?あんまし怒るなよ」

亮「デュエルなら勝つ時もあれば負ける時もある。明日香はかなりの負けず嫌いだが」

黒咲「遊城!遊矢達の元へ案内しろ」

明日香「エクシーズか…」

亮「良かったら教えるぞ?俺はエクシーズを」

明日香「何度も聞かされてるわよ…エクシーズ次元の思い出ってやつをね」

ユーゴ「ありゃ熱いぜ」

黒咲「どうせ遊矢らは居るからヤる事はヤらんだろ」

明日香「げ、下品ね」

亮「ああTPOは弁えてる」

ユーゴ「へえ…じゃあいつ?」

亮「翌日がゴミ出しじゃない日だな。朝が辛い」

明日香「亮!」

亮「質問されたんだ。若者が気になっている事を無下にするもんじゃない」

明日香「そうだけども…あの白い子は下心丸出しじゃない!」

ユーゴ「俺はユーゴだ!」

黒咲「…」
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 21:55:49.75 ID:NUnGLrAG0
沢渡「おお!お前らも来たのか」

黒咲「途中でこのバカが寄り道をして迷惑したがな」

ユーゴ「文句ならクリアウィングに言えってんだ!」

黒咲「しかし…お前は和風が似合わんな」

赤馬「そうでもないだろ」

黒咲「話にならん」

赤馬「君は何かと喧嘩腰だな」

黒咲「何だ?デュエルでもするのか」

赤馬「この一件が終わればな」

黒咲「大層な自信だな」

バシッ

明日香「やめなさい!」

黒咲「俺の頭を叩いたか」

遊矢「まあまあ」

ユーゴ「あれ?ユート居ねえな」

遊矢「あいつは自分の中の何かと戦ってる」

ユーゴ「遊矢の中の中?」

沢渡「マトリョーシカみたいだな」

黒咲「チビは?」

遊矢「権現坂と道場に居る」

黒咲「道場?随分とバカデカい家だと思えば道場なのか」

亮「私が主だ」

赤馬「門下生は0らしい」

黒咲「…」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/05(金) 22:39:44.29 ID:NUnGLrAG0
素良「魔法『融合徴兵』を発動!エクストラデッキの融合モンスターを相手に見せ、そのモンスターにカード名が記載されているモンスターを手札に加える!手札のエッジインプ・シザーとファーニマル・ベアを融合!融合召喚!デストーイ・シザー・ベアー!!」

素良「カードを1枚伏せてターンエンド!」

権現坂「俺のターン!自分の墓地に魔法または罠が存在しない場合、手札から超重武者ビッグワラ-Gを特殊召喚!そして超重武者タマ-Cを攻撃表示で召喚!レベル5の超重武者ビッグワラ-Gにレベル2の超重武者タマ-Cをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!超重忍者シノビ-A・C!!」

権現坂「このモンスターは守備力を半分にし直接攻撃が可能!」

素良「うっ…」4000→2600

権現坂「ターンエンド!」

素良「僕のターン!罠発動『融合準備』エクストラデッキの融合モンスターを相手に見せ、その後そのモンスターに記載されているモンスターをデッキから手札に加え墓地の融合カードを手札へ!僕はデッキからエッジインプ・ソウを手札へ!手札のエッジインプ・ソウとファーニマル・ライオを融合!融合召喚!デストーイ・ホイールソウ・ライオ!!」

素良「効果を発動!相手フィールドのモンスター1体を対象にそのモンスターを破壊し元々の攻撃力分のダメージを与える!守備表示の場合なら攻撃力として扱う!2800のダメージだ!!」

権現坂「!」4000→1200

素良「行けえ!!!」

権現坂「…」1200→0

素良「やった!」

黒咲「何だこの扉は!」

ドンッッ

素良「黒咲!?」

権現坂「こら!何をやっとるか!!」

黒咲「引き戸だろ」

権現坂「そうだ。横に引くのだ」

黒咲「そんな事は知らん。おい!お前はお前のやれる事だけをしろ」

素良「う、うん」

黒咲「話はそれだけだ」

素良「根はいい奴だね…壊すけど」

権現坂「何あるとすぐに喧嘩を売るか破壊するかだからな。敵でなくて本当に良かった」

素良「そ、それは言えてる」
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 18:08:40.43 ID:VPL0Vh5U0
6日目

沢渡「この世界に来て数日だ…今まではアカデミアやら大会やらで俺も活躍できたが…今じゃ!」

権現坂「何をブツブツ言っておるのだ?」

沢渡「だってよ!遊矢はユーリとケリつけるし素良は兄貴達とだろ?オマケに赤馬は姿隠すし黒咲もユーゴも」

権現坂「奴らの事だ。何かあるのだろ」

沢渡「んな呑気な事をな!」

セレナ「うるさいと思ったらお前か?まだウロウロしてたんだな」

沢渡「セレだっけ」

セレナ「セレナだぞ!」

沢渡「柚子、瑠璃、リンと来て何でこいつだけ三文字なんだ」

権現坂「わからぬ」

セレナ「グロリアとグレースから聞いたぞ沢渡シンゴ」

沢渡「あいつらが?」

セレナ「強いらしいな」

沢渡「まあな…なあ権現坂」

権現坂「このお調子者な性格が無ければな」

沢渡「何!」

セレナ「だったら私とデュエルしろ!」

沢渡「いいぜ、ちょっと待ってろよ」

セレナ「逃げるな!」

権現坂「案ずるな、奴は逃げたりせぬ」

セレナ「なら何処へ行ったのだ?」

権現坂「少し変わり者でな」

セレナ「?」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 18:42:45.59 ID:VPL0Vh5U0
沢渡「待たせたな!じゃあ始めようぜ!」

沢渡・セレナ「デュエル!!」

セレナ「私からだ!手札の月光蒼猫と月光紫蝶を融合!融合召喚!月明かりに舞い踊る美しき野獣!月光舞猫姫!!」

セレナ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

沢渡「俺のターン!おジャマ・レッドを攻撃表示で召喚!おジャマ・レッドの効果を発動!このモンスターが召喚に成功した時、手札からおジャマモンスターを4体まで特殊召喚できる!俺は手札からおジャマ・ブラック!おジャマ・グリーン!おジャマ・イエロー!を特殊召喚!」

沢渡「さらに魔法『おジャマ・デルタハリケーン!!』を発動!自分フィールドにブラック、グリーン、イエローが存在する時、相手フィールドのモンスターに存在するカードを全て破壊する!」

セレナ「なっ!?」

沢渡「そして魔法『百獣大行進』を発動!自分フィールド上に存在する獣族モンスターはエンドフェイズ時まで獣族モンスターの数×200ポイントアップ!」

セレナ「まさか…」

権現坂「1ターンキル!?」

沢渡「ザッとこんなもんよ」

セレナ「ユーリ以外に負けたのは始めてだぞ…」4000→0

権現坂「ユーリを知っておるのか」

沢渡「はい!はい!俺が当ててやるよ?ユートは恋人でユーゴと遊矢は幼馴染だったから…恋人だろ!」

セレナ「去年初めて会ったばかりだ」

沢渡「惚れてるだろ?」

セレナ「あいつは飼育小屋のウサギの顔に落書きするような奴だから嫌いな方だ」

沢渡「だとさ」

セレナ「だがあんなのでもクラスメイトだからな。残りはあいつ1人だけだ…せっかく全員揃ったというのに」

権現坂「必ず帰って来る。そうだろ沢渡」

沢渡「おう!任せとけ」

セレナ「お前が連れ戻すのか?」

沢渡「榊遊矢って言ってな…ほらクリスマスみたいな髪色してるの居たろ?」

セレナ「ああ…あいつか」
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 19:04:37.67 ID:VPL0Vh5U0
翌日

遊矢「じゃあ行ってくる」

亮「ガッチャ島の座標はここだが…本当に1人で」

遊矢「多分あいつも1人だから」

沢渡「お?見ろ!」

ザッ

遊矢「何だこの大群は!?」

BB「お前知ってる。前に見た」

遊矢「じゃあ君がBB?アレンから聞いてるよ」

BB「あいつ俺のトモダチ」

セレナ「遊矢だな?ユーリを頼むぞ、デニスから事情は聞いた」

遊矢「ああ!」

素良「僕は僕で兄さん達との因縁を清算する。だから君も…本当は僕らがやらなきゃ行けないんだけど」

遊矢「気にするなよ。誰かがやるんじゃない…やりたい奴がやるんだから」

素良「…」

遊矢「兄貴達にガツンとやってやれ!」

素良「うん!」

デニス「遊矢…もしかしたら役に立つかもしれない」

遊矢「カード?それも2枚も」

デニス「うん」

遊矢「ありがとうデニス」

沢渡「黒咲もユーゴも赤馬も居ねえ!何処行ったんだ!?」

権現坂「そういえば帰ってこなんだな」

遊矢「よーし…行くか!」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/06(土) 22:59:03.89 ID:VPL0Vh5U0
素良「ふぅ…」

長兄「素良か…忙しい時期に呼び出すとは」

次兄「何処へ居た?我々がどれほど心配を」

素良「デュエルだ兄さん!」

長兄「デュエルだと?」

素良「そうだ…勝てば僕に強要するな!何がデュエル界だ!」

長兄「やれやれ…姉さんと同じで我らが紫雲院家からドロップアウトする気か?いいだろう…久しぶりに相手になってやる」

素良・長兄「デュエル!!」

長兄「先攻は私だ!手札のロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-と神竜ラグナロクを融合!融合召喚!竜魔人キングドラグーン!!効果を発動!1ターンに1度手札からドラゴン族モンスターを特殊召喚する!私は手札からダイヤモンド・ドラゴンを特殊召喚!カードを1枚伏せてターンエンド!」

素良「僕のターン!ファーニマル・マウスを攻撃表示で召喚!ファーニマル・マウスの効果を発動!このモンスターが表側表示で存在する限り1度だけデッキからファーニマル・マウスを2体まで特殊召喚する!そして手札のエッジインプ・シザーとファーニマル・マウス3体で融合!融合召喚!デストーイ・シザー・タイガー!!」

素良「デストーイ・シザー・タイガーの効果を発動!融合素材となったモンスターの数だけ相手フィールドのカードを破壊する!」

長兄「なっ!?」

素良「さらに魔法『魔玩具融合』を発動!僕は墓地のエッジインプ・シザーとファーニマル・マウス3体を除外し融合!融合召喚!デストーイ・シザー・ウルフ!!」

次兄「デストーイ・シザー・ウルフは素材となったモンスターの数だけ攻撃が可能…あいつが思い描いていた理想のデュエルだ」

長兄「才能もない末弟…だがデュエル界を背負う逸材」

素良「だから何で僕なんだよ!そんなの別に…僕は!」

長兄「お前はデュエルに愛されているからだ。私達や姉さんより…恐らくは紫雲院の歴史始まって以来のな」

素良「そんなの兄さん達の思い込みだよ…僕は楽しいデュエルをしたい。ワクワクするようなね」

次兄「だそうだ兄さん」

長兄「我らも忙しい身の上だ。何か困った事があれば」

素良「もう兄さん達の力は借りない!僕は僕なんだ!」

次兄「どうやら半年の間に甘ったれが大きくなったようだ」

長兄「赤馬零王の侵攻…あの悲劇が素良を成長させたのだろう。それとも良い友人でもできたか?」

素良「ま、まあね…バトルだ!」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 00:01:55.18 ID:qUsgAIZ20
ユート「…」

「ようこそユート」

ユート「探すのに手間がかかった…だが今この場で決着をつける!」

「やれやれ…あんましイラつくなよ。けどそういうの待ってたぜ」

ユート「お前の名は」

「名前?」

ユート「ああ」

「じゃあ…ミスト」

ユート「言いたい事はわかっているな?デュエルだ!」

ミスト「ああ!」

ユート・ミスト「デュエル!!」

ユート「俺はカードを4枚伏せてターンエンド!」

ミスト「俺のターン!幻影騎士団ラギッドグローブを攻撃表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド!」

ユート「俺のターン!伏せカードオープン!速攻魔法『非常食』このカード以外の伏せカードを墓地へ送り送った枚数×1000ポイントライフを回復!ターンエンド!」4000→7000

ミスト「罠発動!『幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズ』フィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターのレベルは2となり攻撃力は600ポイントダウン!そしてロスト・ヴァンブレイズはレベル2の通常モンスターとして特殊召喚!さらに2枚目のロスト・ヴァンブレイズを発動!対象は同じく幻影騎士団ラギッドグローブ!」

ミスト「レベル2の幻影騎士団ラギッドグローブと幻影騎士団ロスト・ヴァンブレイズでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク2!現れろ、我が分身!漆黒の闇からの使者、ブラック・ミスト!!」

ミスト「そしてラギッドグローブが闇属性エクシーズモンスターの素材となった事でブラック・ミストの攻撃力は1000ポイントアップ!」

ユート「…」

ミスト「遥か何十億年も前だ…世界は一つだった」

ユート「お前は何者なんだ?俺とどういう関係が…カイトが狙っている奴とは!」

ミスト「俺は奴ら5人のデュエリストと戦った邪神…そして今はお前自身!お前は俺なんだよユート」

ユート「俺がお前だと!?」

ミスト「そうだ…あの戦いで俺は…いや元の俺はザークとレイにバラバラにされた…だが俺は吹っ飛ぶ前にザークの中に自らの力の一部を植え込んだ。そう…いつの日かザークが転生する事を見越して、どうしてお前が遊矢と一つになったか知ってるか?」

ユート「まさか…」

ミスト「2度目は無い。ザークの魂を宿した榊遊矢と邪神の力を宿したユート…一つになる事で再び自らの力を取り戻す!あの時以上の!!」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 00:39:45.08 ID:qUsgAIZ20
遊矢「ガッチャ島…この石像は何だろ」

ユーリ「古代の機械巨人」

遊矢「ユーリ!?」

ユーリ「何でも融合召喚の生みの親らしいよ?古い御伽噺らしいけども」

遊矢「俺はみんなから…いや今は言葉も何もいらないか」

ユーリ「…」

遊矢「お前に戻って来てほしいって人に大勢会った。知らない顔や特別仲良しってわけじゃないけど…けど取り戻す!」

ユーリ「正義感が強いね君は」

遊矢「見縊るなよ。俺はただお前に勝ちたいだけだ!」

ユーリ「もう僕は誰にも負けない!決してだ!!」

遊矢・ユーリ「デュエル!!」

ユーリ「ニュードリュアを攻撃表示で召喚!そして魔法『トランスターン』を発動!自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象に発動!そのモンスターよりレベルが一つ高い種族と属性の同じモンスターをデッキから特殊召喚する!ニュードリュアをリリースしデッキから暗黒の召喚神を特殊召喚!」

ユーリ「暗黒の召喚神の効果を発動!このモンスターをリリースしデッキから三幻魔モンスターを召喚条件を無視し特殊召喚する!さあ…現れろ!神炎皇ウリア!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

遊矢「何て威圧的なモンスターだ…三って事は同じモンスターが」

ユーリ「そして墓地の暗黒の召喚神を除外する事でデッキから三幻魔モンスターを手札に加える!カードを2枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!俺はスケール1のEMユーゴーレムとスケール6のEMギタートルでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル2!EMトランプ・ガール!レベル4!EMボットアイズ・リザード!」

遊矢「ボットアイズ・リザードの効果を発動!1ターンに1度デッキからオッドアイズモンスターを墓地へ送りエンドフェイズ時まで墓地へ送ったモンスターと同名のモンスターとして扱う!俺はデッキからオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを墓地へ!

遊矢「そしてEMトランプ・ガールの効果を発動!自分フィールドのこのカードを含む融合モンスターを墓地へ送り、その融合モンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!融合召喚!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EMユーゴーレムのペンデュラム効果を発動!墓地またはエクストラデッキで表側表示になっているEM、魔術師、オッドアイズモンスター何れか1枚を手札に加える!そして片方のペンデュラムゾーンのEMモンスターの効果が発動した事でデッキから1枚ドロー!」

遊矢「あのモンスターの攻撃力は0だ…攻撃するチャンス…しかし」

ユーリ「やってみなよ?吉と出るか凶と出るか…ほら」

遊矢「…」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 01:20:06.16 ID:qUsgAIZ20
遊矢「行くしかない!バトルだ!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで神炎皇ウリアを攻撃!」

遊矢「ルーンアイズの連続攻撃はモンスターだけが対象だ。カードを2枚伏せてターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!永続罠『闇次元の解放』を発動!除外されている闇属性モンスターを特殊召喚する!暗黒の召喚神を特殊召喚!そして暗黒の召喚神をリリースし手札から降雷皇ハモンを守備表示で特殊召喚!この効果で特殊召喚した三幻魔モンスターはこのターン攻撃ができない!そして幻銃士を攻撃表示で召喚!」

ユーリ「幻銃士の効果を発動!自分フィールドのモンスターの数だけ銃士トークンを特殊召喚する!ハモンと幻銃士の数を合わせて2体特殊召喚!さらに自分のスタンバイフェイズ時に銃士と名のつくモンスターの数だけ相手に300のダメージを与える!」

遊矢「うっ…」4000→3100

ユーリ「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!なら先ずは銃士からだ!2体を破壊する」

ユーリ「ハモンが守備表示で存在する限り他のモンスターは攻撃対象にならない!」

遊矢「守備表示…だったら俺は!EMシルバー・クロウを攻撃表示で召喚!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとEMシルバー・クロウを融合!融合召喚!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「バトルだ!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで降雷皇ハモンを攻撃!」

ユーリ「何をしたって」

遊矢「永続罠『幻影剣』を発動!攻撃力を800ポイントアップ!さらに罠発動!『幻影騎士団シャドーベイル』自分フィールドのモンスターに装備し攻撃力と守備力は300ポイントアップ!」

ユーリ「破壊されたか…」

遊矢「ビーストアイズが相手モンスターを戦闘破壊した事でこのモンスターの融合素材となった獣族モンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

ユーリ「…」4000→2200

遊矢「ユーゴーレムの効果でエクストラデッキのシルバー・クロウを手札へ、そしてEMギタートルの効果でデッキから1枚ドロー!カードを1枚伏せてターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!さあダメージを受けてもらうよ!」

遊矢「…」3100→2200

ユーリ「やれやれだ…このままでも君のライフをジワジワ削れるけどさ…それは許さない!幻銃士と銃士トークン2体をリリースし手札から幻魔皇ラビエルを特殊召喚!」

遊矢「攻撃力4000!?」

ユーリ「バトルだ!!」

遊矢「そう簡単に行くと思うなよユーリ!」

ユーリ「大層な自身じゃないか!」

遊矢「俺も負けるわけには行かないんでね!」
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 11:04:54.67 ID:qUsgAIZ20
ユーリ「…」

遊矢「罠『幻影騎士団ウロング・マグネリング』を発動!相手フィールドのモンスターの攻撃を1度だけ無効にする!そしてウロング・マグネリングの効果を発動!このカードと幻影騎士団モンスターまたはファントムと名のつく永続魔法・罠を墓地へ送りデッキから2枚ドロー!この効果は相手ターンでも発動できる!俺はウロング・マグネリングとビーストアイズに装備されているシャドーベイルを墓地へ送り2枚ドロー!」

ユーリ「相手フィールドにモンスターが召喚された事で幻魔トークン1体を守備表示で特殊召喚!カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!幻影騎士団クラックヘルムを攻撃表示で召喚!そして魔法『融合』を発動!」

ユーリ「エクシーズもシンクロも使わずあえて融合ってわけか」

遊矢「ユート…お前も何処かでデュエルをしてるんだろ?俺に力を貸してくれ!俺はビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと幻影騎士団クラックヘルムを融合!融合召喚!気高き眼燃えゆる勇猛なる龍!ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「融合召喚に成功した事でエクストラデッキのEMトランプ・ガールを手札に!そしてEMギタートルの効果でデッキから1枚ドロー!」

ユーリ「何度も何度も同じ手を…今度は何をする気だい?」

遊矢「ブレイブアイズが融合召喚に成功した時、相手フィールドのモンスター全ての攻撃力は0となる!そして相手フィールドの攻撃力0となったモンスターの効果は無効化される!」

ユーリ「何だと…」

遊矢「バトルだ!これでケリをつける!灼熱のメガフレイムバースト!!」

ユーリ「罠発動!『ドレインシールド』相手モンスターの攻撃を無効にし無効にしたモンスターの攻撃力分ライフを回復!」2200→5200

遊矢「ブレイブアイズと戦闘を行ったモンスターが戦闘で破壊されなかった場合、そのモンスターを除外する!」

ユーリ「除外だって…」

遊矢「俺にはデニスから預かったカードがある…出せよユーリ!」

ユーリ「…」

遊矢「お前にもとっておきの切り札が!ユートのダーク・レクイエムやユーゴのクリスタルウィングみたいに!」

ユーリ「…」

遊矢「ターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!」

遊矢「…」

ユーリ「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 11:51:43.46 ID:qUsgAIZ20
遊矢「ブレイブアイズ!あいつに喝を入れてやれ!」

ユーリ「相手モンスターの直接攻撃宣言時に手札から捕食植物セラセニアントを特殊召喚!そしてセラセニアントと戦闘を行ったモンスターを破壊する!」

遊矢「…ターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!捕食植物サンデウ・キンジーを攻撃表示で召喚!ダイレクトアタックだ!!」

遊矢「…」2200→1600

ユーリ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『死者蘇生』を発動!蘇れ、ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!さらに魔法『ヴァイオレット・フラッシュ』を発動!そしてEMトランプ・ガールを攻撃表示で召喚!トランプ・ガールの効果を発動!」

ユーリ「まさか…闇属性と闇属性の融合!」

遊矢「融合召喚!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!」

ユーリ「そしてヴァイオレット・フラッシュが発動した事でデッキから1枚ドローか…いやギタートルの効果も発動する事で2枚」

遊矢「この2枚はデニスから預かった!エクシーズ次元の戦いでお前が落とした…お前の相棒をあいつは俺に託した!」

ユーリ「なら見せてあげるよ…速攻魔法発動!『超融合』手札を1枚墓地へ送り自分フィールドのモンスターと相手フィールドのモンスターを融合する!」

遊矢「まさか…」

ユーリ「融合次元において最強最悪と呼ばれた超融合!僕の手元に戻れスターヴ・ヴェノム!そして真の姿を見せろ!融合召喚!グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!」

遊矢「これが…お前の」

ユーリ「君は甘いね!これで終わりだァ!!」

遊矢「いいや…俺は終わらない!ここで墓地のシャドーベイルの効果を発動!相手の直接攻撃宣言時に発動できる!墓地から特殊召喚!」

ユーリ「…」

遊矢「これで俺の融合4連発も終わりだ…ここからは俺が…いや俺達が決める!」

ユーリ「やって見なよ!君が勝ったら帰ってもあげるしデニス達に頭でも下げてあげるからさ!」

遊矢「…吐いた唾を飲むなよ」

ユーリ「勿論…ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!カイト…お前から貰ったカードを使わせてもらうぞ!」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 12:12:34.95 ID:qUsgAIZ20
ユート「はぁはぁ…」4000→400

ミスト「はっ!どうした!やる気を見せろよユート!」

ユート「…」

ミスト「もっと俺を楽しませてくれよ!なあ!」

ユート「…」

ミスト「ショックなのか?けど関係ないだろ?俺は俺でお前はお前!所詮は大昔の」

ユート「…そうだ。所詮は大昔の事だ」

ミスト「雰囲気が変わった?」

ユート「俺は俺だ…そして俺は待っていた!このドローで俺の勝利の方程式は完成する!」

ミスト「だったら見せてくれよ!ターンエンド!」

ユート「俺のターン!」

ミスト「…」

ユート「お前は自分が好きかミスト」

ミスト「ああ…好きだよ。俺がお前に勝つ!そして俺が表に出る」

ユート「その後は?」

ミスト「強い奴と戦う…デュエルは戦い!人間の闘争本能を剥き出しにする!」

ユート「そうだな…だが俺にとってのデュエルは繋がり!」

ミスト「繋がり?」

ユート「そうだ」

ミスト「そうだよな…繋がらなきゃ強い奴とは戦えない」

ユート「俺はユート!エクシーズ次元首都ハートランドはアストラルハウスの生まれ!」

ミスト「…」

ユート「ドロー!」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 13:26:30.03 ID:qUsgAIZ20
遊矢「魔法『揺れる眼差し』を発動!ペンデュラムゾーンのカードを破壊!2枚破壊した事でデッキからペンデュラムモンスターを手札に加える!やっぱり…相克の魔術師もペンデュラムモンスターに書き換わってた…そして手札の相生の魔術師も…俺はスケール3の相克の魔術師とスケール8の相生の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル4!EMシルバー・クロウ!レベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!そしてエクストラデッキから蘇れ!EMユーゴーレム!」

ユート「スケール1のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンとスケール8のオッドアイズ・ミラージュ・ドラゴンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」

遊矢「レベル4のEMシルバー・クロウとEMユーゴーレムをオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユート「魔法『死者蘇生』を発動!墓地からダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを特殊召喚!」

遊矢「相生の魔術師の効果を発動!自分フィールドのエクシーズモンスター1体とレベル5以上のモンスターを対象に発動!そのモンスターのランクは自分フィールドのレベル5以上のモンスターと同じレベルの数値のランクとなる!そして相克の魔術師の効果を発動!自分フィールドのエクシーズモンスターを対象に発動!このターンそのモンスターはそのランクの同じ数値のレベルとしてエクシーズ召喚が可能!」

ユート「魔法『幻影騎士団憑依』を発動!自分フィールドのエクシーズモンスター1体を対象に発動!そのモンスターはフィールドのそれ以外のモンスター1体と同じレベルの数値を得る!」

遊矢「レベル7のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンでオーバーレイ!」

ユート「レベル7のダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンとオッドアイズ・ファントム・ドラゴンでオーバーレイ!」

遊矢「二色の眼の竜よ!深き闇より蘇り、地上の全てを焼き払え!」

ユート「二色の眼の竜よ!黒き逆鱗を震わせ、刃向かう敵を殲滅せよ!」

遊矢・ユート「エクシーズ召喚!!いでよ、ランク7!!」

遊矢「覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン!!」

ユート「覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!!」

ユーリ「!?」

ミスト「へえ…」

遊矢「これこそが限界突破!ペンデュラムを超えたペンデュラム!ペンデュラムエクシーズだ!!」

ユーリ「榊遊矢…ふふふ…はははははははは」

ユート「ミスト!これでエンディングだ!」

ミスト「ああ…だろうな。けどまた会えるかもな…ユート!」

遊役「バトルだ!」

ユート「俺達の運命は…俺達は変える!」

遊矢「憤激のデストラクションバースト!!」

ユート「反旗の逆鱗ストライク・ディスオベイ!!」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 17:16:02.84 ID:qUsgAIZ20
遊矢「やったなユート」

ユート「ああ…これで安心して生活はできる。こいつは気絶してるのか」

ユーリ「…」

黒咲「おい!さっさと帰るぞ」

遊矢「黒咲!?」

ユート「それにカイトも」

カイト「どうやら消え去ったようだな」

ユート「ああ」

遊矢「どうしてガッチャ島へ…しかもカイトと」

黒咲「勘だ」

カイト「俺が見つけ出した。こいつに引っ張り出されてな」

遊矢「…」

カイト「もう俺はお前達の魂は狩らぬ」

遊矢「本当に?」

カイト「あの像に誓う。あいつは俺の昔の仲間のエースモンスターでな」

黒咲「本当だろうな」

カイト「男に二言はない…しかし忘れるな。邪神は何処かの次元で目覚める日は近い」

遊矢「何が起ころうとも」

ユート「その壁さえも乗り越えて見せるさ」

カイト「そうか…」

黒咲「何処へ行く」

カイト「用事は済んだ。俺は俺で邪神の手がかりを探す」

黒咲「自分勝手な奴だ」

ユート「隼には負けると思う」
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 18:37:24.12 ID:qUsgAIZ20
数日後

赤馬「あれからユーゴの姿は」

遊矢「さあ?神出鬼没だからフラッと出てくるんじゃないか?」

赤馬「ユーリは」

遊矢「何とか学園ライフを送ってるって…て言うか何処へ行ってたんだ?急に姿を消して」

赤馬「少しばかり融合次元を探っていた」

遊矢「あっそ…赤馬らしいっちゃ赤馬らしいよな」

赤馬「では約束を守るとするか」

遊矢「ああ!」

ユート「秘策は」

遊矢「特に無し…何が出るかわからないだろ?」

ユート「それは言えているが」

赤馬「我々は試練を乗り越えた…しかし今も尚、脅威が去ったとは言えない!」

遊矢「わかってるよ。問題は山積みだろ?俺とユートはくっ付いたままだし」

ユート「…」

赤馬「暫しの充電期間というわけだ…そうだろ遊矢」

遊矢「前は俺が負けた」

赤馬「次も私が勝つ」

遊矢・赤馬「デュエル!!」

ユート「…」





第1部完
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/07(日) 22:08:34.21 ID:qUsgAIZ20
次は再来週
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 17:16:32.68 ID:rO80z7/rO
おつおつ
まってる
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 22:17:10.90 ID:CwqelIo80
赤馬「あれから2ヶ月…これと言って代わりは無く時は過ぎた」

アレン「それで何で俺ら呼び出すんだよ!」

シンジ「…」

デニス「何か理由でもあるのかい?」

赤馬「私は考えた。四つの次元で構成されたチーム…その名はランサーズ!」

デニス「ランサーズ?」

アレン「何か知らねえけどカッコいいじゃねえか!」

シンジ「パスするわ」

赤馬「何故」

シンジ「こっちもこっちで厄介な事になってよ」

赤馬「私達の手は」

シンジ「悪りいな。今回ばかりは必要ねえ」

赤馬「…」

シンジ「じゃあ帰るぜ」

赤馬「実はもう一つ提案がある。遊矢とユートの件だ」

アレン「くっ付いたままだろ?何とかできねえのか」

赤馬「デュエルだ」

デニス「デュエル?」

赤馬「我々選ばれたデュエリストVS遊矢とユートのコンビ!待つよりも強引に引き摺り出せばいい!」

シンジ「何か方法でもあんのか?ユートってのはあんまし知らねえけど」

赤馬「やらねばわからぬ」

デニス「だよね。それは言えてる」

アレン「どうするよシンジ!」

シンジ「遊矢には借りがあるからな。それに遊矢とやり合いてえ奴ってのが居るしよ…それなら手を貸すぜ」
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/20(土) 22:18:31.06 ID:jTEWltkFo
きた!
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 22:30:18.15 ID:CwqelIo80
数日後

遊矢「何なんだろな一体…ユートはどう思う」

ユート「俺に言われて…遊矢!」

ゾロゾロ…

遊矢「こ、これは!?」

沢渡「良く来たな遊矢!」

遊矢「来たっていうか呼び出されたんだろ!?て言うか…何これ!?」

赤馬「これより君とユートを分離させる…不眠不休で我々とデュエルを行ってもらうぞ遊矢!」

遊矢「不眠不休って事は…」

黒咲「お前は飲み食いできず俺達とデュエルを行う!」

ジャック「そういうわけだ」

遊矢「本気かよ…」

黒咲「俺は本気だ…先ずは俺から行くぞ!」

ユート「アレンや遊城先生、クロウ…これだけの人数を相手にだと」

遊矢「考えてる場合じゃない!」

ユート「ああ」

遊矢・黒咲「デュエル!!」

黒咲「先攻は俺だ!」

ユート「隼のデュエルなら先ず何が来ると思う」

遊矢「デビル・イーグル、フォース・ストリンクス、エトランゼ・ファルコン辺りが固い。そして」

ユート「そしてRUMへと繋げる」

黒咲「そうは問屋が卸さぬ!」

遊矢「聞こえてたのか!?」

黒咲「今日は特別ゲストを紹介してやる!覚悟しろ!!」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 23:13:52.86 ID:CwqelIo80
黒咲「RR-バニシング・レイニアスを攻撃表示で召喚!そして効果を発動!RR-ラダー・ストリンクスを攻撃表示で召喚!RR-ラダー・ストリンクスがRRカードの効果で特殊召喚した場合、相手に600ポイントのダメージを与える!」

遊矢「くっ…」4000→3400

黒咲「魔法『RR-コール』を発動!自分フィールドのRRモンスター1体を対象に発動!手札またはデッキから同名RRモンスターを守備表示で特殊召喚する。俺はデッキから2体目のRR-バニシング・レイニアスを特殊召喚!」

遊矢「まさかライズ・ファルコン!?」

ユート「いや先攻でライズ・ファルコンを出す確率は低い…なのに同レベルのモンスターを3体?特別ゲスト…まさか!」

黒咲「レベル4のRR-バニシング・レイニアス2体とRR-ラダー・ストリンクスでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!海咬龍シャーク・ドレイク!!」

ユート「やはり…」

遊矢「あれって確か」

ユート「兄貴のモンスターだ…」

黒咲「カードを1枚伏せてターンエンド!凌牙からの伝言だ。さっさと出てプロの世界に来いだと」

ユート「…」

黒咲「最も奴も駆け出しで苦労しているそうだ」

遊矢「俺のターン!」

ユート「俺達は隼や兄貴に負けないコンビだ…勝つぞ遊矢!」

遊矢「俺はスケール2のEMダグ・ダガーマンとスケール5のEM小判竜でペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル3!EMウィム・ウィッチ!ウィム・ウィッチはペンデュラムモンスターをアドバンス召喚する場合、2体分として扱う!俺はEMウィム・ウィッチをリリースしオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをアドバンス召喚!」

黒咲「お前はダーク・リベリオン、覚醒の魔導剣士、アイズ融合モンスター3体を所持しているが…そいつが1番地味だな」

遊矢「いいや、こいつは俺のエースモンスターだ!」

ユート「シャーク・ドレイクは厄介なモンスターだ。早めに倒さねばならないが…」

遊矢「…」

ユート「だがシャーク・ドレイクとペンデュラムモンスターの相性は最悪だ」

遊矢「ターンエンド!」

黒咲「俺のターン!」

ユート「そして隼はそれぐらい知っている…なのに何故わざわざ兄貴のモンスターを?センチな事を忌み嫌う隼が」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/20(土) 23:57:19.81 ID:CwqelIo80
黒咲「エースモンスターを守備表示か…シャーク・ドレイク!奴を破壊せよ!!」

ユート「…」

遊矢「手札のEMレインゴートを墓地へ送り、このターン自分フィールドのオッドアイズまたはEMモンスターは戦闘・効果では破壊されない!」

黒咲「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『揺れる眼差し』を発動!俺はペンデュラムゾーンのカードを2枚破壊しデッキからペンデュラムモンスターを手札に加える!そして俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!エクストラデッキより蘇れ!EM小判竜!EMダグ・ダガーマン!そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EM小判竜の効果を発動!このカードがモンスターゾーンに存在する限り自分フィールドのドラゴン族モンスターの攻撃力は500ポイントアップし効果では破壊されない!バトルだ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでシャーク・ドレイクを攻撃!オッドアイズが戦闘を行う場合、この相手に与えるダメージは倍になる!」

黒咲「…」4000→3600

遊矢「EM小判竜でダイレクトアタック!」

黒咲「…」3600→1900

遊矢「これで最後だ!ダグ・ダガーマンの攻撃!」

黒咲「自分が戦闘または効果ダメージを受けた場合、RR-アベンジ・ヴァルチャーは特殊召喚する事ができる!」

遊矢「あと一歩だった…」

黒咲「…」1900→1600

ユート「不気味だ…」

遊矢「ターンエンド」

黒咲「俺のターン!罠発動!『活路への希望』自分のライフが相手より1000以上低い場合に1000ライフを払い発動!お互いのライフの差2000につきデッキから1枚ドローする!」1900→900

黒咲「魔法『死者蘇生』を発動!蘇れ、海咬龍シャーク・ドレイク!!」

遊矢「素材のないエクシーズモンスターを蘇生?どうして」

ユート「…」

黒咲「こいつはランクアップとは違う方法で変化する。聞いた事があるだろ?」

ユート「ああ…知ってる。だが実際には見た事がない…」

遊矢「可能なのか?そんなのが」

黒咲「真の姿を見せろ、シャーク・ドレイク…いやシャーク・ドレイク・バイスよ!!」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 00:17:02.79 ID:nfD411Er0
遊矢「!?」

ユート「こ、これが…」

黒咲「自分のライフが1000以下の場合にオーバーレイ・ユニットを一つ使い、墓地のモンスター1体を除外し発動!相手フィールドのモンスター1体の攻撃力と守備表示を0にする!対象はオッドアイズ!効果で破壊されぬなら戦闘で破壊するのみ!やれ!!」

遊矢「うわああああああああああああ」3400→600

黒咲「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!俺は小判竜とダグ・ダガーマンを守備表示にしターンエンド」

黒咲「俺のターン!RUM-レイド・フォースを発動!自分フィールドのエクシーズモンスターよりランクの一つ高いRRモンスターを重ねて特殊召喚できる!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!RR-エトランゼ・ファルコン!!」

ユート「これは…」

黒咲「こいつは奴が故郷に帰って来るまでハウスで預かっておけと言っていたぞ。あれも無一文でプロの世界に殴り込んだからな…相変わらず抜けている」

ユート「…」

黒咲「最悪のスタートになったな遊矢!ユート!エトランゼ・ファルコンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い効果を発動!相手フィールドのモンスターを破壊し、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

遊矢「…」

黒咲「先ずは俺の勝ちだ」

遊矢「それまでに2回も勝ってるし」

黒咲「フン…さっさと分離しろ。色々と面倒だ」

遊矢「さあ!次は誰だ!?」

アレン「まあ俺だろうよ」

遊矢「アレン!?」

アレン「おう!このハートランドの赤い虎って異名を持つ神月アレンが相手だぜ!」

遊矢「そうなのか」

ユート「アレンは口喧嘩は強いが腕っ節は無い」

アレン「さあ!やろうぜ遊矢!」

遊矢・アレン「デュエル!!」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 01:16:23.15 ID:nfD411Er0
遊矢「今度は俺が先攻だ!EMウィップ・バイパーを攻撃表示で召喚!カードを2枚枚伏せてターンエンド!」

アレン「俺のターン!ガガガマジシャンを攻撃表示で召喚!ガガガマジシャンの効果を発動!レベルを4に変更!そして自分フィールドにガガガモンスターが存在する事で手札からガガガキッドを特殊召喚!この方法で特殊召喚したガガガキッドは自分フィールドのガガガモンスターと同じレベルになる!レベル4のガガガマジシャンとガガガキッドでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ガガガガンマン!!」

アレン「ガガガガンマンの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを一つ使い二つの効果の内一つを発動!守備表示だから相手に800ポイントのダメージを与える!」

遊矢「うっ!」4000→3200

アレン「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!時読みの魔術師を攻撃表示で召喚!そしてEMウィップ・バイパーの効果を発動!1ターンに1度、フィールドのモンスターの攻撃力と守備力を入れ替える!対象はガガガガンマン!」

アレン「罠発動!『ガガガラッシュ』自分フィールドのガガガモンスターが相手モンスターの効果の対象になった場合に発動!その効果を無効にし相手モンスターを破壊!そして、そのモンスターの攻撃力と守備力の内、高い方の数値分のダメージを相手に与える!」

遊矢「高い方はウィップ・バイパーの攻撃力1700…!」3200→1500

ユート「…」

遊矢「カードを1枚伏せてターンエンド!」

アレン「俺のターン!ガガガマンサーを攻撃表示で召喚!ガガガマンサーの効果を発動!墓地のガガガモンスターを特殊召喚する!ガガガマジシャンを特殊召喚!そしてガガガマジシャンのレベルを3から4に変更!レベル4のガガガマジシャンとガガガマンサーでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ガガガザムライ!!」

アレン「ガガガガンマンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手に800のダメージだ!」

遊矢「マズい…」1500→700

アレン「ガガガザムライのオーバーレイ・ユニットを一つ使う事で対象となったガガガモンスターは2回攻撃が可能!バトルだ!」

遊矢「罠発動!『攻撃の無力化』相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了させる!」

アレン「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『死者蘇生』を発動!墓地より蘇れ!EMウィップ・バイパー!そして調律の魔術師を攻撃表示で召喚!」700→300

アレン「回復しちまったぞ遊矢!」4000→4400

遊矢「EMウィップ・バイパーの効果を発動!ガガガザムライの攻撃力と守備力を入れ替える!」

ユート「それを使ってみるか」

遊矢「ああ…レベル3の時読みの魔術師とレベル4のEMウィップ・バイパーにレベル1の調律の魔術師をチューニング!シンクロ召喚!レベル8!覚醒の魔導剣士!!」

遊矢「バトル!覚醒の魔導剣士でガガガザムライを攻撃!」

ユート「そして永続罠『幻影剣』を発動!攻撃力は800ポイントアップ!」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 01:29:41.73 ID:nfD411Er0
アレン「グッッ!」4400→2700

遊矢「覚醒の魔導剣士が相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

アレン「そう来やがったか…」2700→600

遊矢「ターンエンド!」

アレン「俺のターン!厄介なモンスターだぜ…ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

アレン「ここは守…あっ!」

遊矢「たとえ守備表示でも戦闘破壊すればダメージを与えられる!覚醒の魔導剣士!ガガガガンマンに攻撃だ!!」

アレン「や、やっちまった…」600→0

遊矢「さあ!次は誰だ!?」

ユート「まだ大勢居るぞ…ユーゴ、シンジに先生、デニスに権現坂、沢渡に…忍者も居る」

瑠璃「私よ」

ユート「瑠璃が!?」

瑠璃「うん!」

遊矢「受けて立つさ!そうだろユート」

ユート「あ、ああ」

遊矢「1番は瑠璃の為なんだからさ」

瑠璃「…」

ユート「やろうか瑠璃」

瑠璃「勿論よ!」

遊矢・瑠璃「デュエル!!」

遊矢「沢渡に聞いたけど結構しつこい攻撃するんだって?」

ユート「何処か隼にそっくりなんだ」

瑠璃「私のターン!」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 14:39:38.25 ID:nfD411Er0
瑠璃「自分フィールドにモンスターが存在しない事で手札からLL-ターコイズ・ワーブラーを特殊召喚!ターコイズ・ワーブラーが特殊召喚に成功した場合、手札または墓地からLLモンスターを特殊召喚する事ができる。私は手札からLL-コバルト・スパローを特殊召喚!コバルト・スパローが特殊召喚に成功した場合、デッキから鳥獣族レベル1モンスターを手札に加える!そして自分フィールドに鳥獣族モンスターが存在する場合、手札のLL-サファイア・スワローと鳥獣族モンスターを特殊召喚!私はLL-サファイア・スワローと2体目のLL-サファイア・スワローを特殊召喚!そしてLL-コバルト・スパローを通常召喚!」

瑠璃「レベル1のLL-ターコイズ・ワーブラーとLL-サファイア・スワロー2体とLL-コバルト・スパローでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク1!LL-アセンブリー・ナイチンゲール!!」

瑠璃「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!」

ユート「LL-アセンブリー・ナイチンゲールは素材がある限り、ほぼ無敵に近い。そして素材分だけ攻撃力が200ポイントアップし更にダイレクトアタックが可能だ」

遊矢「俺はスケール5のEMラフメイカーとスケール8のEMオッドアイズ・ユニコーンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!同じくレベル7!EMスライハンド・マジシャン!」

遊矢「EMスライハンド・マジシャンの効果を発動!手札を1枚墓地へ捨て、相手フィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターを破壊する!」

瑠璃「LL-コバルト・スパローを素材としたLLエクシーズモンスターは相手の効果の対象にはならない!」

遊矢「ならオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで攻撃!そしてEMオッドアイズ・ユニコーンのペンデュラム効果を発動!自分のオッドアイズモンスターの攻撃宣言時、EMモンスター1体を対象に、そのモンスターの元々の攻撃力分アップ!」

瑠璃「LL-アセンブリー・ナイチンゲールのオーバーレイ・ユニットを一つ使い、ターン終了時まで戦闘または効果では破壊されず自分へのダメージは0になる!」

遊矢「EMラフメイカーのペンデュラム効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドに元々の攻撃力より高いモンスターが存在する場合1000ライフを回復!ターンエンド!」

瑠璃「私のターン!LL-アセンブリー・ナイチンゲールはオーバーレイ・ユニットの数×200ポイントアップし、その数だけ1度のバトルフェイズに直接攻撃が可能!」

遊矢「うわっ!?」4000→1800

瑠璃「ターンエンド」

ユート「…」

遊矢「俺のターン!再びEMラフメイカーの効果を発動!ライフを回復!」1800→2800

ユート「瑠璃に勝つには長期戦だ…」

遊矢「バトルだ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで攻撃!」

瑠璃「オーバーレイ・ユニットを一つ使い効果を発動!」

ユート「コツコツとだ…だが長引けば長引く程に後が大変だぞ遊矢」

遊矢「…ターンエンド」

瑠璃「私のターン!」

遊矢「あと何人居るんだ…意外とキツい耐久レースだぞ、これは」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 15:57:16.51 ID:nfD411Er0
遊矢「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!これで決まりだ!」

ユート「そしてオッドアイズが相手モンスターを戦闘破壊した時、倍のダメージを与える!攻撃力が0…故に」

遊矢「5000のダメージだ!」

瑠璃「負けちゃったか…」4000→0

遊矢「ちょっと休憩…」

カイト「…」

ユート「カイト!?いつの間に!」

カイト「見せてみろ。俺が渡したカードとお前達の力を!」

遊矢「マジか…分離するどころか死んでも知らないぞ俺!俺はEMトランプ・ウィッチを攻撃表示で召喚!EMトランプ・ウィッチの効果を発動!このカードをリリースしデッキから融合カードを手札に加える!俺は手札のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと星読みの魔術師を融合!融合召喚!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「カードを1枚伏せてターンエンド!」

カイト「俺のターン!オーバーレイ・スナイパーを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する時、手札からオーバーレイ・ブースターを特殊召喚!2体をリリースし銀河眼の光子竜を特殊召喚!」

遊矢「はぁはぁ…」

柚子「疲れてるわ」

権現坂「黒咲にアレン、瑠璃それに得体の知れぬカイトとかいう男だ」

沢渡「無理もねえよ。分離する前に死ぬぞ」

赤馬「いいや、彼らは先の戦いで三つの次元で戦い抜いた。エクシーズ次元のスフィア・フィールド砲、シンクロ次元のフレンドシップカップそして融合次元のユーリとの戦い」

沢渡「そうだけどよ」

赤馬「簡単には死なせてくれないだろう。五体に流れるデュエリストの血が生かしてくれる」

カイト「カードを1枚伏せてターンエンド」

遊矢「俺のターン!ルーンアイズと銀河眼の光子竜の攻撃力は互角だ…だったら!」

ユート「攻撃力を上昇させればいい」

遊矢「EM小判竜を攻撃表示で召喚!攻撃力500アップし効果では破壊されない!」

ユート「バトルだ!」

カイト「…」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 19:06:18.32 ID:nfD411Er0
遊矢「これは…」

カイト「罠『光子化』を発動!相手モンスターの攻撃を無効にし、次の自分エンドフェイズまで自分フィールドの光属性モンスターの攻撃力は無効にしたモンスターの攻撃力分アップ!」

遊矢「ターンエンド!」

カイト「俺のターン!ここで終わらせる気は毛頭ない!魔法『フォトン・サンクチュアリ』を発動!フォトントークン2体をリリースしフォトン・カイザーをアドバンス召喚!フォトン・カイザーが召喚または反転召喚に成功した時、デッキから2体目のフォトン・カイザーを特殊召喚!レベル8の銀河眼の光子竜とフォトン・カイザー2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク8!ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン!!」

カイト「ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い、相手フィールドの表側表示のカードを1枚破壊する!攻撃だ」

ユート「罠発動!『幻影騎士団ウロング・マグネリング』相手モンスターの攻撃を無効にしレベル2の闇属性戦士族モンスターとして特殊召喚!」

カイト「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!幻影騎士団フラジャイルアーマーを攻撃表示で召喚!幻影騎士団ウロング・マグネリングの効果を発動!このモンスターと幻影騎士団モンスターまたはファントムと名のつく魔法・罠を墓地へ送りデッキから2枚ドロー!」

カイト「…」

遊矢「EM小判竜を守備表示にしカードを1枚伏せてターンエンド!」

カイト「俺のターン!オーバーレイ・ユニットを一つ使い小判竜を破壊!バトルだ」

遊矢「永続罠『EMピンチヘルパー』を発動!相手モンスターの直接攻撃を無効にし、EMモンスターを効果を無効にし特殊召喚する!EMラディッシュ・ホースを守備表示で特殊召喚!」

カイト「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!」

ユート「次に破壊するのは間違いなくピンチヘルパーだ」

遊矢「だろうな…けど揃った。望み通り、あいつらが来た…後はレベル4のモンスターだけ!」

ユート「よし!」

遊矢「ターンエンド!」

カイト「ならばEMピンチヘルパー!そのカードを破壊しラディッシュ・ホースをギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴンで攻撃!」

カイト「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!俺はスケール3の相克の魔術師とスケール8の相生の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!エクストラデッキから蘇れ!EM小判竜!EMラディッシュ・ホース!」

ユート「さらに魔法『死者蘇生』を発動!墓地のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを特殊召喚!」

カイト「出たか」

遊矢「相克の魔術師と相生の魔術師の効果を発動!」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/21(日) 20:42:28.62 ID:nfD411Er0
沢渡「エクシーズモンスターのランクをレベルに変化させて更にエクシーズ召喚!?できねえだろ!」

赤馬「それがペンデュラムの先だ。私は先の戦い終了後に彼とデュエルをした…そして見せられたよ」

柚子「そんなモンスターがあるなんて」

ユート「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンでオーバーレイ!」

遊矢「エクシーズ召喚!ランク7!覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン!!」

ユート「エクシーズモンスターを素材にしたオッドアイズ・レイジング・ドラゴンは2度の攻撃が可能!」

遊矢「そしてオーバーレイ・ユニットを一つ使い相手フィールドのカードを全て破壊する!そしてターン終了時まで破壊した数×200ポイント攻撃力がアップ!」

カイト「…」

遊矢「オッドアイズ・レイジング・ドラゴンの攻撃!憤激のデストラクションバースト!!」

ユート「やったか!?」

カイト「手札のクリフォトンを墓地へ送り、ライフを2000払う事でこのターン俺への如何なるダメージは0になる」4000→2000

遊矢「ターンエンド」

カイト「俺のターン!やはりザークだな。俺の知らないドラゴンを生み出した…だがドラゴン族を制するのは俺だ!魔法『銀河零式』を発動!蘇れ!ギャラクシーアイズFA・フォトン・ドラゴン!!」

カイト「これだけでは終わらぬ!俺の名はカイト…ミザールのカイト!ドラゴン族最強は俺だ…!エクストラデッキのギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンは自分フィールドのギャラクシーアイズエクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚が可能!」

カイト「ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンがエクシーズ召喚に成功した時、デッキからドラゴン族モンスターを3種類墓地へ送り相手はデッキからモンスターを3体除外する!俺が墓地へ送るのは幻水龍!幻木龍!武装神竜プロテクト・ドラゴンを墓地へ!」

カイト「そしてオーバーレイ・ユニットを一つ使う事でギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンは相手モンスターに2回の攻撃が可能!」

遊矢「ドラゴン族好きなのか」

カイト「別に」

ユート「意外な一面もあるんだな」

遊矢「ははは」

カイト「バトルだ!」

遊矢「まだ四人だなユート…」

ユート「だが心無しか分離している気がするぞ」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/22(月) 21:42:16.15 ID:2mjzUYbU0
遊矢「もう昼だぞ…あいつらだけ昼飯食べて」

ユート「次は…」

ジャック「俺だ!」

シンジ「あ、てめえ!」

クロウ「人が飯食ってる間に」

ユーゴ「食うの早えんだよ!」

ジャック「お前達が遅すぎるだけだ」

リン「無職の癖に」

ジャック「くっ」

遊矢「無職なの!?」

ジャック「今は無職なだけだ!さっさと始めるぞ遊矢!」

遊矢「そうだな。俺もジャックには借りがある…あの時の借りを今この場で返してやる!」

遊矢・ジャック「デュエル!!」

ユート「ジャックのデュエルは」

遊矢「俺から行く!モンスターを守備表示で召喚しカードを2枚伏せてターンエンド!」

ジャック「俺のターン!レッド・リゾネーターを攻撃表示で召喚!そしてリゾネーターモンスターの召喚に成功した事で手札からレッド・ウルフを特殊召喚!この効果で特殊召喚したレッド・ウルフの攻撃力は半分になる!」

ジャック「レベル6のレッド・ウルフにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!シンクロ召喚!レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!」

遊矢「効果は発動できない…来いジャック!」

ジャック「いいだろう!その裏守備表示モンスターを破壊だ!!」

遊矢「破壊されたモンスターはEMラクダウン!ラクダウンが戦闘で破壊された場合、その破壊したモンスターの攻撃力を800ダウン!」

ジャック「ほぉ…攻撃力を下げたか!カードを1枚伏せてターンエンド」

遊矢「俺のターン!」

ユート「ジャックのカテゴリーはレッドなのか?それにしては白いが」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/22(月) 22:55:33.13 ID:2mjzUYbU0
遊矢「何を今更言ってるんだよユート」

ユート「少し気になってな。俺達のカードのカテゴリーは生き様だ。ユーゴのスピードロイド然りユーリの捕食植物然り」

遊矢「言われてみれば子供っぽいユーゴは玩具好きそうだしねちっこいユーリは食虫植物っぽいしな。それに黒咲や権現坂なんかも」

ユート「ああ」

遊矢「でも今は考えてる場合じゃない!EMラディッシュ・ホースを攻撃表示で召喚!さらに罠発動!『ペンデュラム・リボーン』エクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターまたは墓地のペンデュラムモンスターを特殊召喚する!俺はエクストラデッキのEMラクダウンを特殊召喚!」

遊矢「EMラディッシュ・ホースの効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体と自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象に発動!ターン終了時まで相手モンスターはラディッシュ・ホースの攻撃力分ダウンし自分フィールドの対象のモンスターはラディッシュ・ホースの攻撃力分アップ!」

ジャック「これでレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの攻撃力は1700か」

遊矢「そして!レベル4のEMラクダウンとEMラディッシュ・ホースでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユート「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを二つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にし、その数値分アップ!トリーズン・ディスチャージ!」

遊矢「バトルだ!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンで攻撃!反逆のライトニング・ディスオベイ!!」

ジャック「罠発動!『レッド・クリスタル』ターン終了時までレッドと名のつくモンスターは戦闘または効果では破壊されない!」

遊矢「だがダメージは受けてもらうぞ!」

ジャック「…」4000→1500

遊矢「ターンエンド!」

ジャック「俺のターン!聞けばEMは親父の形見だそうだな」

遊矢「ああ…何で今」

ジャック「俺も同じだ。このデッキは俺の親父から受け継いだ…最も顔も名もわからぬがな」

遊矢「…」

ジャック「だがレッド・デーモンズは俺とデッキを連れ奴の魔の手から逃がした。この傷だらけの姿はその時の代償だ」

遊矢「それって」

ジャック「俺の我儘をシンジがクロウがユーゴが付き合おうとしている…お前達に出会えて俺は嬉しかったぞ遊矢!俺のターン!」

遊矢「どういう意味だ」

ユート「おそらくユーゴやジャック達が戦う相手が余りにも強大だという事なのだろう」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/22(月) 23:39:15.26 ID:2mjzUYbU0
ジャック「自分フィールドにレベル8以上のシンクロモンスターが存在する時、手札からレッド・ノヴァを特殊召喚!そしてダブル・リゾネーターを特殊召喚!レベル8のレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトにレベル1のレッド・ノヴァとダブル・リゾネーターをダブルチューニング!!シンクロ召喚!!現れろ!!レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント!!」

ジャック「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントの効果を発動!このカード以外の全てのカードを破壊する!アブソリュート・パワー・インフェルノ!!」

遊矢「させない!罠発動!『幻影翼』このカードを装備したモンスターは攻撃力が500ポイントアップし、このターンに1度だけ戦闘または効果では破壊されない!」

ジャック「ならば俺の攻撃を受けてみよ!バトルだ!!」

遊矢「くっ!!」4000→3850

ジャック「ターンエンド」

遊矢「俺のターン!カードを1枚伏せてターンエンド!」

ジャック「俺のターン!今度こそ受けるがいい遊矢!!」

遊矢「罠発動!『EMピンチヘルパー』相手モンスターの直接攻撃を無効にしデッキから効果を無効にしEMモンスターを特殊召喚する!EMマンモスプラッシュを守備表示で特殊召喚!」

ジャック「バトルフェイズ中、魔法または罠が発動した時その効果を無効にし破壊する!そしてレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの攻撃力は500ポイントアップ!」

遊矢「!?」

ジャック「獄炎のクリムゾンヘルタイド!!」

遊矢「うわああああああああああああ」3850→0

ジャック「…」

遊矢「…また負けか」

ジャック「こいつを召喚したデュエリストはお前を含め3人だ。1人は地獄に落ちたがな」

遊矢「…」

ジャック「シンジ!さっさと来い!」

シンジ「てめえが邪魔したんだろうが!木偶の坊の無職野郎!」

ジャック「誰が木偶の坊だ!」

遊矢「ジャック!何かあったら俺達を呼んでくれよ」

シンジ「っつうか履歴書出せ履歴書」

ユート「聞いちゃいないな」

遊矢「…」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 08:46:05.90 ID:Qr/T4bouO
独自設定がかなりいい感じにハマってて好き
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 20:35:21.65 ID:eYWmb1xG0
遊矢・シンジ「デュエル!!」

遊矢「先ずは俺からだ!EMハンサムライガーを攻撃表示で召喚!カードを2枚伏せてターンエンド」

シンジ「俺のターン!モンスターを守備表示で召喚しカードを2枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!バトルだ!ハンサムライガーでシンジの守備表示モンスターを攻撃!」

シンジ「罠発動!『スクランブル・エッグ』自分フィールドのモンスターが戦闘または効果で破壊された時、手札・デッキ・墓地からロードランナーを特殊召喚する!デッキからロードランナーを特殊召喚!」

遊矢「ハンサムライガーが相手モンスターを戦闘破壊した時、デッキからレベル5以上のペンデュラムモンスターを手札に加える。ターンエンド!」

シンジ「俺のターン!ニトロ・シンクロンを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドにチューナーモンスターが存在する事で手札のブースト・ウォリアーは特殊召喚する事ができる!さらに永続罠発動!『強化蘇生』墓地のレベル4以下のモンスターを特殊召喚し、レベルを一つ上げ攻撃力と守備力は100ポイントアップ!レベル2のクリア・エフェクターのレベルを3に上げ特殊召喚!」

シンジ「レベル1のロードランナーとブースター・ウォリアーとレベル3のクリア・エフェクターにレベル2のニトロ・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!燃え上がれ!レベル7!ニトロ・ウォリアー!!」

シンジ「ニトロ・シンクロンがニトロと名のつくシンクロモンスターの素材として墓地へ送られた場合、デッキから1枚ドローする!そしてクリア・エフェクターはシンクロモンスターの素材として墓地へ送られた場合、デッキから1枚ドロー!」

シンジ「魔法『ニトロユニット』を発動!相手フィールドにモンスターに装備!ニトロ・ウォリアーの効果を発動!自分ターンに自分が魔法カードを発動した場合、そのターンのダメージ計算時のみ攻撃力が1000ポイントアップ!バトル!ニトロ・ウォリアーでEMハンサムライガーを攻撃!」

遊矢「ぐはっ!?」4000→2000

シンジ「そしてニトロユニットを装備したモンスターが戦闘で破壊された場合、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」

遊矢「くっ…」2000→1200

シンジ「どうなってんだ?」

遊矢「俺は伏せていた速攻魔法『非常食』を発動し非常食以外のカードを墓地へ送りライフを1000回復させた!」

ユート「俺のカードだ」

シンジ「カードを1枚伏せてターンエンド!そういうの言えっての」

遊矢「俺のターン!カードを1枚伏せてターンエンド」

シンジ「俺のターン!何かあるな…けどよ!考えたって仕方がねえわな遊矢!」

遊矢「!」

シンジ「こっちもハンパな覚悟で二代目張ってるわけじゃねえんだ!絶対にてめえらを分離してやんよ」

ユート「だそうだ」

遊矢「ああ…けど勝つのは俺達だ」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 21:55:00.71 ID:eYWmb1xG0
シンジ「お?」

遊矢「俺は罠『EMコール』を発動した!相手モンスター1体の攻撃を無効にし、守備力がその無効にしたモンスターの攻撃力以下になるようにデッキからEMモンスターを2体まで手札に加える。但し発動後、次の自分ターンの終了時までエクストラデッキから特殊召喚する事ができない」

シンジ「ターンエンド」

遊矢「俺のターン…カードを1枚伏せてターンエンド!」

シンジ「俺のターン!魔法『おろかな副葬』を発動!デッキから魔法または罠を墓地へ送る!墓地へ送ったリミッター・ブレイクの効果を発動!手札・デッキ・墓地からスピード・ウォリアーを特殊召喚する!俺はデッキからスピード・ウォリアーを特殊召喚!」

シンジ「そしてスピード・ウォリアーをリリースし、サルベージ・ウォリアーをアドバンス召喚!サルベージ・ウォリアーを効果を発動!アドバンス召喚に成功した時、手札または墓地からチューナーモンスターを特殊召喚する。手札のターボ・シンクロンを特殊召喚!」

シンジ「レベル5のサルベージ・ウォリアーのレベル1のターボ・シンクロンをチューニング!シンクロ召喚!轟け!レベル6!ターボ・ウォリアー!!」

シンジ「行け!」

遊矢「非常食の効果で墓地へ送った幻影騎士団シャドーメイルの効果を発動!相手モンスターの直接攻撃宣言時、守備表示で特殊召喚する!」

シンジ「まだターボ・ウォリアーの攻撃が残ってるぜ!」

遊矢「罠発動!『ウロング・マグネリング』相手の攻撃を無効にする!」

シンジ「…ターンエンド」

遊矢「俺のターン!永続魔法『幻影死槍』を発動!魔法『EMキャスト・チェンジ』を発動!手札のEMモンスターを任意の数だけ相手に見せ、その後デッキに戻しシャッフルする。その後戻した枚数+1をデッキからドローする!さらにウロング・マグネリングの効果を発動!幻影死槍と幻影騎士団ウロング・マグネリングを墓地へ送りデッキから2枚ドロー!」

遊矢「俺はスケール1のEMゴムゴムートンとスケール6のEMギタートルでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル2!EMソード・フィッシュ!レベル5!星読みの魔術師!EMソード・フィッシュの効果を発動!このモンスターが召喚または特殊召喚に成功した時、相手フィールド全てのモンスターの攻撃力と守備力を600ポイントダウン!そして調律の魔術師を攻撃表示で召喚!」1200→800

シンジ「こいつは…」4000→4400

遊矢「調律の魔術師の召喚でソード・フィッシュの2度目の効果を発動!レベル2のEMソード・フィッシュとレベル5の星読みの魔術師にレベル1の調律の魔術師をチューニング!シンクロ召喚!レベル8!覚醒の魔導剣士!!」

遊矢「覚醒の魔導剣士が魔術師ペンデュラムモンスターを素材とした場合、墓地の魔法カードを手札に加える!覚醒の魔導剣士でニトロ・ウォリアーを攻撃!」

シンジ「ぐっ!」4400→3500

遊矢「そして覚醒の魔導剣士が相手モンスターを破壊した時、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!」

シンジ「やっべえ…エンタメイトとか言ってるけど殺る気満々じゃねえか!こいつのダーク・リベリオンといい覚醒の魔導剣士にビーストアイズとかいうのもオッドアイズも!」3500→700

遊矢「どうだ二代目!ターンエンド!」

シンジ「焦んなよ…まだ終わっちゃいねえんだからよ!」

遊矢「ああ!」

ユート「フッ」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 22:06:30.56 ID:eYWmb1xG0
遊矢「はあ…」

ユート「…」

ジャック「…」

シンジ「じゃあ頼むぜ」

リン「私!?」

シンジ「だってクロウとユーゴ消えてるしよ」

沢渡「あいつらなら便所に行ったぞ?何か変な物でも食ったんじゃねえか」

シンジ「あいつらが腹下すタマかよ…この料理って所謂高級ってやつか?」

赤馬「ああ」

シンジ「腹が驚いたんだろな…じゃあ俺もヤバいんじゃねえか!?」

ジャック「シンジ」

シンジ「考えたらちびりそう…便所何処だ!」

遊矢「シンクロ軍団はマイペースだな」

ユート「環境が彼らを大らかにしたのだろう」

リン「じゃあ私と?」

遊矢「うん」

ユート「彼女は気が強いタイプだ」

遊矢「そりゃシンジやユーゴ押さえつけてるんだから」

リン「ジャックは平気なのね」

ジャック「俺もキング時代はいい物を食っていたからな。奴らに比べれば外も内も頑丈だ」

リン「変わり者だからジャックって」

ジャック「何だと!?あの三馬鹿に比べれば俺が1番まともだろ!」

リン「あの3人は何しでかすか理解できるけどジャックは突発的だもん」

ジャック「なっ…」
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/23(火) 22:13:49.68 ID:eYWmb1xG0
黒咲「…」

カイト「…」

アレン「何だ?神妙な顔してよ」

黒咲「いや」

カイト「お前も感じたか」

黒咲「薄っすらとだがな」

カイト「近づいている」

黒咲「ああ」

アレン「何かと盛り上がる傾向あるよな」

サヤカ「…」スッ

カイト「おい」

アレン「て言うか何でカイトと隼や瑠璃は何か感じ取れるんだ?」

瑠璃「さあ?」

アレン「カイトは黒咲家の先祖だったりして」

カイト「覚えがない」

黒咲「…様子を見てくる」

瑠璃「様子って?」

黒咲「エクシーズ次元…早い話が俺の家だ」

瑠璃「家…」

サヤカ「どうかしたの?」

瑠璃「まさか封印が破られたって事は…まさかね」

アレン「しかし瑠璃とリンは似てるな…あそこにも居るぞ!あっちもだ!」

カイト「…」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/24(水) 19:12:26.36 ID:o9p2iRU50
遊矢・リン「デュエル!」

リン「自分フィールドにモンスターが存在しない事で手札からWW-アイス・ベルを特殊召喚!この効果でWW-アイス・ベルの召喚に成功した事でデッキからWWモンスターを特殊召喚する。2体目のWW-アイス・ベルを特殊召喚!」

リン「WW-アイス・ベルの効果を発動!1ターンに1度、召喚または特殊召喚に成功した時、相手に500のダメージを与える!」

遊矢「…」4000→3500

リン「そして自分フィールドに風属性モンスターが2体以上存在し風属性モンスター以外のモンスターが存在しない場合、手札からWW-スノウ・ベルを特殊召喚!レベル3のWW-アイス・ベル2体にレベル1のWW-スノウ・ベルをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!WW-ウィンター・ベル!!」

リン「WW-ウィンター・ベルの効果を発動!1ターンに1度墓地のWWモンスターのレベルの数×200のダメージを与える!」

ユート「徐々に削ってくタイプだな」

遊矢「ああ…しかし腹が減って頭が回らない」3500→2900

リン「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

ユート「頭が回らないか…もう少しの辛抱…ではないか」

遊矢「倒れたら水ぶっかけられるパターンだぞ。そういう眼してるぞ赤馬は!」

赤馬「…」

遊矢「俺はスケール3のEMラディッシュ・ホースとスケール8のEMオッドアイズ・ユニコーンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル6!EMマンモスプラッシュ!そしてレベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EMラディッシュ・ホースの効果を発動!相手フィールドのモンスターを対象に発動!そのモンスターの攻撃力は自分フィールドのEMモンスターの攻撃力分ダウン!ウィンター・ベルの攻撃力をマンモスプラッシュの攻撃力1900分ダウン!」

遊矢「そしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとEMマンモスプラッシュを融合!この融合召喚には融合カードを必要としない!融合召喚!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!バトルだ!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで攻撃!ヘルダイブバースト!!」

リン「ううっ!!」4000→1300

遊矢「ビーストアイズが相手モンスターを戦闘破壊した時、ビーストアイズの素材となった獣族モンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」

リン「つ、強い…て言うか追い込まれて強くなってる」1300→0

クロウ「ああ…スッキリしたぜ」

リン「ユーゴは?」

クロウ「それが臭えの何のって」

遊矢「クロウ!早くしろ!!」

クロウ「随分とイライラしてやがるな」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/24(水) 20:23:57.26 ID:o9p2iRU50
遊矢・クロウ「デュエル!!」

遊矢「俺のターン!EMジンライノを攻撃表示で召喚!そして手札のEMスライハンド・マジシャンは自分フィールドのペンデュラムモンスター以外のEMモンスターをリリースする事で特殊召喚する事ができる!」

遊矢「ターンエンド!」

クロウ「俺のターン!自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札のBF-逆風のガストは特殊召喚できる!そして自分フィールドにBFモンスターが存在する時、BF-突風のオロシを特殊召喚!さらに手札のA BF-霧雨のクナイは自分フィールドのBFモンスター1体をリリースする事で手札から特殊召喚!この効果で特殊召喚した霧雨のクナイはチューナーモンスターとして扱う!」

クロウ「レベル2のBF-逆風のガストにレベル5のA BF霧雨のクナイをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!A BF-涙雨のチドリ!!」

クロウ「涙雨のチドリは墓地のBFモンスターの数×300ポイントアップ!バトル!涙雨のチドリでスライハンド・マジシャンを攻撃!」

遊矢「うわっ!?」4000→3000

クロウ「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!魔法『死者蘇生』を発動!墓地のスライハンド・マジシャンを特殊召喚!スライハンド・マジシャンの効果を発動!手札を1枚墓地へ送り相手フィールドの表側表示のカードを破壊する!」

遊矢「スライハンド・マジシャンでダイレクトアタックだ!」

クロウ「自分フィールドのBFと名のついたモンスターがカード効果で破壊された場合、手札からBF-流離いのコガラシを特殊召喚!」

遊矢「ならスライハンド・マジシャンで流離いのコガラシを攻撃!」

クロウ「手札のBF-蒼天のジェットを墓地へ送る事で自分フィールドのBFモンスターは戦闘では破壊されねえ!」

遊矢「だがダメージは受けてもらうぞ!ターンエンド!」

クロウ「俺のターン!自分フィールドにBFモンスターが存在する時、手札の漆黒のエルフェンはリリース無しで召喚する事ができる。レベル6のBF-漆黒のエルフェンにレベル6のBF-流離いのコガラシをチューニング!漆黒の翼よ!雷の力宿して鮮烈にとどろけ!シンクロ召喚!切り裂け!A BF-神立のオニマル!!」

ユート「レベル12のモンスター!?」

遊矢「それもシンクロ…」

クロウ「対黒咲用に見せるつもりだったんだがよ…特別に見せてやるぜ。オニマルはカードの効果では破壊されねえ!」

遊矢「墓地のEMジンライノの効果を発動!自分フィールドのEMモンスターが戦闘または効果で破壊される代わりにジンライノを除外する事ができる!」

クロウ「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

ユート「…」

クロウ「さあ来いよ。ユーゴとシンジと互角にやりあったお前の本気ってやつを」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/24(水) 20:55:31.70 ID:o9p2iRU50
遊矢「スケール2のEMヒックリカエルとスケール8のEMオッドアイズ・ユニコーンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

遊矢「EMヒックリカエルのペンデュラム効果を発動!1ターンに1度フィールドのモンスター1体の攻撃力と守備力を入れ替える!神立のオニマルの攻撃力は3000から2000に!」

クロウ「確かオッドアイズは倍のダメージを与える効果…」

遊矢「そしてEMオッドアイズ・ユニコーンのペンデュラム効果を発動!自分フィールドのオッドアイズモンスターの攻撃宣言時、自分フィールドのEMモンスターを対象に発動!バトルフェイズ終了時までオッドアイズモンスターの攻撃力は対象のEMモンスターの攻撃力分アップ!スライハンド・マジシャンの攻撃力と合わせて5000!」

クロウ「おおおおおおおおおおおおお」3800→800

遊矢「そして…オッドアイズの効果を発動!」

クロウ「人間追い詰められると修羅になるってマジなんだな」800→0

ユート「休もう」

遊矢「いいやユーゴ!便所に篭ってる場合じゃないぞ…出て来い!」

素良「来ないなら僕が相手になるよ」

遊矢「…」

素良「お、鬼のような形相だ」

ユート「そう言えばミストは遊矢の体を乗っ取ったな…よし!」

サッ

遊矢「!」

素良「遊矢?」

ユート「ここからは俺が仕切る!文句はないな赤馬!」

赤馬「ああ」

素良「エクシーズ次元じゃないのにユートが表に…」

ユート「始めようか素良」

素良「…うん」

遊矢「ちょっと休憩」

ユート・素良「デュエル!!」
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/25(木) 23:19:14.63 ID:FOMLvOIz0
エクシーズ次元

黒咲「封印が解かれたか…」

「…」

「…」

「…」

黒咲「で?貴様達は何処のどいつだ?まさか封印されていた」

「その封印されていたモンスターから誕生したのだよ」

黒咲「親玉は何処だ」

「…」

「…」

「…」

黒咲「答えろ」

「俺が答えよう。我々がモンスターそのものだ」

黒咲「貴様らは頭がどうかしているのか…まあ良い。名を名乗れ」

V「僕はパニッシャー」

F「私はフューラー」

D「俺はディザスター」

黒咲「ならば纏めて来るがいい」

D「俺が行こう。勇者ゼアルは俺達を倒せず封印する以外に道はなかった…たかが人間風情が思い上がるな!」

黒咲「笑止!そのセリフをそっくりそのまま返してくれる!」

黒咲・D「デュエル!!」

V「時は来た。現代の環境に僕達が馴染んだ時が最後だ」

F「この世界どころじゃない…四つの次元全てを私達が食い荒らしてくれよう。この真竜皇V.F.Dが」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/25(木) 23:26:32.76 ID:FOMLvOIz0
ユート「次!誰だ!?」

柚子「うわっ…」

瑠璃「ひっ!?」

赤馬「予想通りだな。徐々にユートが出てきている」

沢渡「どんだけ冷静なんだよ!右側だけ遊矢じゃねえだろ!?ユートじゃねえか!」

ジャック「あれがユートか」

シンジ「やっべえ…男爵じゃねえか」

クロウ「ああ…絵面的に怖すぎだろ」

ユート「さあ!」

リン「戦意喪失してる…そりゃ怖いもんね」

デニス「やっぱり僕でしょ」

ユート「デニス…」

遊矢「そう言えばデニスの本来のデッキを見てないな」

デニス「て言うか怖すぎでしょ…何これ」

遊矢「極限まで追い込まれて」

ユート「こうなってる」

デニス「…何かしたの」

素良「し、知らないよ!段々出てきたんだから」

デニス「ユーリが見たら笑うだろなぁ…あいつ何処行ったんだか」

遊矢「そう言えば見ないな」

ユート「どっちが行く」

遊矢「じゃあユート頼むよ」

ユート「というわけだ。始めるぞデニス」

ユート・デニス「デュエル!!」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 00:16:11.55 ID:zUzWnDDj0
デニス「なら先攻は僕だ!E・HEROブレイズマンを攻撃表示で召喚!ブレイズマンの効果を発動!ブレイズマンが召喚または特殊召喚に成功した時、デッキから融合カードを手札に加える!そして二つ目の効果を発動!デッキからブレイズマン以外のE・HEROモンスターをデッキから墓地へ送りターン終了時までそのモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力となる」

デニス「カードを2枚伏せてターンエンド!」

ユート「俺のターン!カードを4枚伏せてターンエンド!」

デニス「僕のターン!再びブレイズマンの効果を発動!E・HEROレディ・オブ・ファイアを墓地へ!そして魔法『融合』を発動!手札のE・HEROザ・ヒートと融合!融合召喚!E・HEROノヴァマスター!!」

ユート「速攻魔法『非常食』を発動!非常食以外の伏せカードをリリースしリリースした数×1000ライフを回復!」4000→7000

デニス「けど君のフィールドはガラ空きだ!」

ユート「相手の直接攻撃宣言時、墓地の幻影騎士団シャドーベイルは特殊召喚する事ができる!」

デニス「一気に3体…非常食の効果か!」

ユート「ああ」

デニス「けどノヴァマスターが相手モンスターを戦闘破壊した時、デッキから1枚ドローできる。カードを1枚伏せてターンエンド」

ユート「俺のターン!レベル4の幻影騎士団シャドーメイル2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ユート「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを二つ使い、相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にしその数値分攻撃力はアップ!」

デニス「攻撃力3800ね…」

ユート「バトルだ!」

デニス「速攻魔法『マスク・チェンジ』を発動!自分フィールドのHEROモンスターを墓地へ送りエクストラデッキからそのモンスターと同じ属性のM・HEROを特殊召喚する!ノヴァマスターをリリースしM・HERO剛火を特殊召喚!」

遊矢「あれって融合モンスターなのか?」

ユート「おそらく…」

デニス「M・HERO剛火は墓地のHEROモンスターの数×100ポイントアップ!墓地にはブレイズマン、レディ・オブ・ファイア、ザ・ヒート、シャドー・ミストそしてノヴァマスターの5体!攻撃力が500アップし2700!」

ユート「それでも俺が勝っている!剛火を戦闘破壊だ!」

デニス「罠発動!『パワー・ウォール』デッキの一番上からカード1枚につき500ポイントずつダメージが0になるように墓地へ送る!さらに罠発動!『命の綱』手札を全て墓地へ送りこのターン破壊されたモンスター1体の攻撃力を800ポイントアップさせ特殊召喚する!」

ユート「さらに攻撃力を上げて来たか」

デニス「1度は負けたけど2度目はないよ、名コンビ!」

赤馬「やはり私の理論は間違ってなかったか…しかし薄気味悪いな」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 19:18:05.64 ID:zUzWnDDj0
ユーゴ「俺が腹壊すなんてよ…驚き」

ユーリ「…」

ユーゴ「うおっ!?驚かすなよ!」

ユーリ「久しぶりだね」

ユーゴ「おう」

ユーリ「早速だけど君のドラゴンくれないか」

ユーゴ「はあ?何言ってんだ!」

ユーリ「あの抗争が終わってから君も聞かされたろ?僕達のドラゴンは元々は一人のデュエリストのものだって」

ユーゴ「ああ…何でも遊矢の前世だとか何とか」

ユーリ「僕は見た。その2体のドラゴンがオーバーレイした時に…僕にも可能だってイメージが!」

ユーゴ「わけのわからねえ事を」

ユーリ「頂戴よ」

ユーゴ「やるかアホ!」

ユーリ「じゃあデュエルで奪うしかないか」

ユーゴ「理由はなんだよ」

ユーリ「やっぱさナンバー1を決めたいでしょ」

ユーゴ「てめえは遊矢とユートに負けてるじゃねえか」

ユーリ「君もあのコンビに負けてるんだろ」

ユーゴ「1度は勝ってんだよ」

ユーリ「…」

ユーゴ「話し合っても意味ねえよな…来いよ」

ユーリ「うん」

ユーゴ・ユーリ「デュエル!!」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 20:06:34.50 ID:zUzWnDDj0
ユーゴ「SRバンブー・ホースを攻撃表示で召喚!バンブー・ホースの効果を発動!このモンスターが召喚または特殊召喚に成功した時、手札からレベル4以下のスピードロイドモンスターを特殊召喚する!SR赤目のダイスを特殊召喚!レベル4のSRバンブー・ホースにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル5!HSRチャンバライダー!!」

ユーゴ「墓地のSRバンブー・ホースの効果を発動!バンブー・ホースを除外する事でデッキからスピードロイドモンスターを墓地へ送る。カードを2枚伏せてターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!魔法『捕食生成』を発動!手札の捕食植物モンスターを任意の数だけ相手に見せ、見せた数だけ相手フィールドのモンスターに捕食カウンターを一つずつ置く。君のフィールドには1体しか居ないから1枚だ。そして置かれたモンスターのレベルが2以上だった場合、そのモンスターのレベルは1になる!」

ユーゴ「1だと!?」

ユーリ「そして捕食植物サンデウ・キンジーを攻撃表示で召喚!サンデウ・キンジーがフィールドに存在する限り捕食カウンターを置かれたモンスターの属性は闇属性として扱う。そして捕食植物サンデウ・キンジーの効果を発動!闇属性の融合モンスターに決められたフィールドに存在するサンデウ・キンジーを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド及び相手フィールドの捕食カウンターを置かれたモンスターを墓地へ送りエクストラデッキから融合モンスターを特殊召喚する!捕食植物サンデウ・キンジーとHSRチャンバライダーを融合!融合召喚!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!」

ユーリ「これでフィールドはガラ空きだね。バトル!」

ユーゴ「罠発動!『ダイスロール・バトル』墓地のスピードロイドモンスターと手札のスピードロイドチューナーモンスターを除外し除外したモンスターの合計のレベルを持つシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!俺はバンブー・ホースの効果で墓地へ送ったレベル4のSRバチンゴーカートと手札のSR三つ目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル7!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!」

ユーリ「しかし僕の方が攻撃力は上だ!」

ユーゴ「罠発動!『シンクロ・ストライク』自分フィールドのシンクロモンスター1体を対象に発動!そのモンスターの素材となったモンスターの数×500ポイント攻撃力がアップ!」

ユーリ「…」4000→3300

ユーゴ「…」

ユーリ「スターヴ・ヴェノムが破壊され墓地へ送られた時、相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する!」

ユーゴ「!」

ユーリ「カードを1枚伏せてターンエンド」

ユーゴ「俺のターン!チャンバライダーが墓地へ送られた事で除外されてるバンブー・ホースは手札に戻った…だがモンスターを守備表示で召喚しカードを1枚伏せてターンエンド!」

ユーリ「これでユーゴの手札は0枚だね。僕のターン!魔法『龍の鏡』を発動!自分フィールドまたは墓地からドラゴン族融合モンスターに決められた融合素材モンスターを除外しエクストラデッキから、その融合モンスターを特殊召喚する!墓地のスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンと捕食植物サンデウ・キンジーを融合!融合召喚!グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!!」

ユーリ「さらに永続罠『闇次元の解放』を発動!除外されている闇属性モンスターを特殊召喚!スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを特殊召喚!」

ユーゴ「野郎…」

ユーリ「スターヴ・ヴェノム!その守備表示モンスターを攻撃だ!」

ユーリ「続いてグリーディー・ヴェノム!ユーゴにダイレクトアタック!!」

ユーゴ「おおおおおおおおおおおおおおおお」4000→700

ユーリ「ターンエンド」

ユーゴ「俺のターン!」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 20:55:18.26 ID:zUzWnDDj0
ユーゴ「カードを1枚伏せてターンエンド!かかって来い!!」

ユーリ「そうするよ…バトルだ!スターヴ・ヴェノム!ユーゴを叩き潰せ!!」

ユーゴ「罠発動!『リジェクト・リボーン』相手の直接攻撃宣言時に発動!その攻撃を無効にしバトルフェイズを終了させる!そして墓地のシンクロモンスターとチューナーモンスターを1体ずつ効果を無効にし特殊召喚する!クリアウィング・シンクロ・ドラゴンとSR赤目のダイスを特殊召喚!」

ユーリ「ターンエンド!」

ユーゴ「俺のターン!レベル7のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル8!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!!」

ユーリ「狙いはスターヴ・ヴェノムだろうね。けど」

ユーゴ「狙いは…そっちだ!装備魔法『白銀の翼』を装備!」

ユーリ「は?気でも狂ったのかな」

ユーゴ「俺は何も狂っちゃ居ねえ!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンでグリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを攻撃!!」

ユーリ「バカな奴だと思ったけど…本物の」

ユーゴ「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンはレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動!そのダメージ計算時のみ戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする!」

ユーリ「!?」

ユーゴ「ぶっちぎれクリスタルウィング!」

ユーリ「うわああああああああああああ」3300→300

ユーゴ「っしゃあ!」

ユーリ「なんちゃって…グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが破壊された時、フィールドのモンスターを全て破壊する!」

ユーリ「その後、墓地のレベル8以上の闇属性モンスターを除外し特殊召喚する!破壊したスターヴ・ヴェノムを除外し特殊召…何だと」

ユーゴ「白銀の翼を装備したモンスターが効果で破壊される場合、代わりに白銀の翼を破壊する!」

ユーリ「どうやらお互いに残ったようだね」

ユーゴ「当たり前じゃねえか!」

ユーリ「けど君の手札は0枚…それに比べて僕は」

ユーゴ「最後の最後まで何が起こるかわからねえだろ?そうじゃねえのかユーリ!」

ユーリ「頭悪いし諦めも悪い…僕は頭は悪くないけど諦めだけは悪くないんだよね。欲しいものは何だって手に入れる!それが僕の生きる理由だ」

ユーゴ「また記憶喪失にしてやろうか…無茶苦茶だなこの野郎だけは」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 21:37:34.41 ID:zUzWnDDj0
ユーゴ「ターンエンド!」

ユーリ「僕のターン!グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの効果を発動!1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスターを対象に発動!そのモンスターの元々の攻撃力を0にし効果を無効にする!」

ユーゴ「そうは行かねえ!クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン以外のモンスター効果が発動した時、その効果を無効にし破壊する!」

ユーリ「ククク…」

ユーゴ「何を笑ってやがるんだ!?」

ユーリ「グリーディー・ヴェノムが破壊された時、フィールドのカードを全て破壊する!」

ユーゴ「し、しまった!」

ユーリ「装備魔法『D・D・R』を発動!手札を1枚墓地へ送り、除外されているモンスターを対象に発動!このカードを装備し特殊召喚する!」

ユーゴ「マジか…」

ユーリ「僕の勝ちだけど君のモンスターいらないや」

ユーゴ「何だと!」

ユーリ「相性悪いだろうし…それに他との力を合わせるのは遊矢のオッドアイズだけかもね」

ユーゴ「遊矢の?何で」

ユーリ「覇王烈竜はオッドアイズとダーク・リベリオンの融合モンスターは魔術師とEMそれにユートの戦士族との」

ユーゴ「…案外遊矢の事を高く買ってるんだな」

ユーリ「別に」

ユーゴ「ま、お前も俺のダチって事にしてやるよ。前の方が性格よかったけどさ」

ユーリ「ベラベラと喋る奴だ。バトル」

ユーゴ「イテッ!」

ユーリ「君も気をつけた方がいいよ」

ユーゴ「何を?」

ユーリ「四つの次元を制覇する野望を秘めてる連中はゴロゴロ居るって事さ」

ユーゴ「は?」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/26(金) 22:08:25.17 ID:zUzWnDDj0
沢渡「おいおい…今度はふた首になったぞ!」

遊矢「…」

ユート「…」

赤馬「もうそろそろだろう。この耐久デュエルにも意味はあった」

ユート「他人事のように」

遊矢「ったく」

リン「何かキモい」

柚子「シッ!」

セレナ「モンスターみたいだぞ」

瑠璃「ダ、ダメよ!」

遊矢「ちゃんと戻れるんだろな!」

赤馬「何を今更、徐々に半身になりふた首になっているだろ」

ユート「それはそうだが…」

赤馬「デュエリストは生命の危機が訪れると覚醒する。君達の場合は二人分だ…故に覚醒する瞬間に起こる…」

ユート「次は誰だ!」

遊矢「早くしてくれ!」

権現坂「手と足も生えて来たぞ」

沢渡「生命の危機だろ?だったらさ…残り全員だ!」

遊矢「それじゃデュエルの意味ないだろ!」

沢渡「誰が袋叩きだって言った!こんだけデュエリストが居るならバトルロイヤルに決まってるじゃねえか!負けた奴もまだやってねえ奴もじゃんじゃん来い!」

赤馬「趣旨は変わるが…仕方ないか」

ユート「本当に彼は突飛な事を思いつくな」

遊矢「奇抜な事だけなら沢渡の右に出る奴は居ないだろうな」

「デュエル!!!!!!!!!!」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/29(月) 19:23:45.85 ID:5eQf7HpY0
数日後

ユート「どうだ」

瑠璃「本当だ…生身のユートだわ」

ユート「…それで具合はどうだ隼」

黒咲「いいわけがないだろ。噂通りの化け物だ…俺達の先祖が護ってきただけはある」

瑠璃「…」

ユート「探そう」

黒咲「奴らにデュエルは通用しない。こいつを見ろ」

ユート「白紙のカード?それが一体」

黒咲「俺のデッキだ」

ユート「!?」

黒咲「奴らはカードに込められたモンスターの魂を喰らう。モンスターの負の感情から誕生しただけの事はある」

ユート「じゃあ」

黒咲「相手が誰であろうとモンスターを食われたら終わりだ」

ユート「…」

瑠璃「その兄さんが言ってたモンスター達は何処へ」

黒咲「さあな。俺を倒した後に姿を消した…」

ユート「隼を倒した3体のモンスターか…目的は」

赤馬「四つの次元の支配だろう。最近その手の輩が増えている」

黒咲「赤馬零児」

瑠璃「い、いつの間に!?」

赤馬「少し話をしようか」

黒咲「何?」

赤馬「君たち黒咲家の者が封印して来たモンスターがスタンダードに出現した」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 20:26:22.05 ID:muGOjy6cO
ええぞええそ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/29(月) 21:15:10.80 ID:5eQf7HpY0
ユート「じゃあ俺が遊矢と分離した後に」

赤馬「そうだ。3体のモンスターが出現しLDSのデュエリストは襲われた」

黒咲「…」

赤馬「モンスターを喰らうモンスター…いや喰うというよりは魂を封印すると言うべきか」

瑠璃「何か対処する方法は」

赤馬「それを持って来た」

ユート「一体何を!?」

赤馬「魂の篭っていないデッキだ。奴ら3体の属性に合わせ急ピッチで作り出した」

黒咲「そんなものを作り出すとは」

赤馬「先の戦いで四つの次元を巡った経験が生かされた。この三つのデッキを受け取ってくれ」

ユート「炎属性、水属性、地属性…」

赤馬「3体のモンスターの属性を参考にした。さあ」

黒咲「地属性だ」

赤馬「…」

黒咲「ディザスター…地のモンスターはそう名乗っていた。奴は俺がケリをつける」

赤馬「いいだろう」

ユート「他のデッキは俺達が」

アレン「待った!そいつは俺らがやるぜ」

カイト「…」

ユート「君もなのかカイト」

カイト「ああ」

赤馬「では残り二つも受け取ってくれ」

アレン「何かワクワクするな」
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/29(月) 21:26:47.13 ID:5eQf7HpY0
黒咲「何だこれは…赤馬零児!」

赤馬「どうした」

黒咲「貴様はエクシーズを小馬鹿にしているのか」

赤馬「いいや最先端の技術で作り出したのだが」

黒咲「何が最先端だ」

カイト「…」

赤馬「君なら私や遊矢同様にペンデュラムを使いこなせるだろう」

カイト「問題無い」

アレン「エクシーズじゃねえじゃねえか!シンクロって何だよシンクロって!?」

赤馬「やはり無理か」

アレン「無理じゃねえよ!エクシーズのヤマは俺らエクシーズ次元でケリをつける!じゃあ行ってくるわ」

瑠璃「行くって何処に」

アレン「シンクロ次元!シンクロって言えばシンクロ次元じゃね?」

カイト「こいつは融合も兼ねているのか」

ユート「じゃあ融合次元に」

カイト「いいや俺は融合の心得も多少はある。こんな形で生かせるとはな」

ユート「昔の友人の教えか」

カイト「ああ」

黒咲「十二獣…馬鹿げた話だ」

アレン「水晶機巧か!」

カイト「メタルフォーゼ」

ユート「ところで遊矢は元気か」

赤馬「ああ…エクシーズで片付けると彼らに伝えておくか」

ユート「今まで遊矢に戦わせすぎたからな。今回ばかりは俺達がケリをつけるよ」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/29(月) 23:06:20.71 ID:5eQf7HpY0
ユート「隼」

黒咲「極めるとするか…お前はどうする」

ユート「俺は俺で何とかしようと思っているが…如何せん魂を喰らう効果を秘めているなんてな。まるで赤馬零王の時を飛ばす力だ」

黒咲「奴らはモンスターだ。何かしらの効果があっても不思議ではない…俺とデュエルしろ」

ユート「ああ!」

ユート・黒咲「デュエル!!」

黒咲「俺からだ。十二獣モルモラットを攻撃表示で召喚!モルモラットの効果を発動!召喚に成功した時、デッキから十二獣カードを墓地へ送る!」

瑠璃「どんなデッキなんだろ」

黒咲「このカテゴリーは1体のモンスターでエクシーズ召喚が可能のようだ」

ユート「そんなバカな」

黒咲「事実だ。赤馬零児め…何を考えている」

ユート「やって見せてくれ」

黒咲「十二獣モルモラットでオーバーレイ!」

瑠璃「可能なのかな…そんな事が」

黒咲「エクシーズ召喚!」

ユート「…何も起こらないな」

黒咲「口で言うのは簡単だが実際には使いこなすのに時間がかかるだろうな」

ユート「何だったら俺が」

黒咲「俺は黒咲隼だ。俺に不可能な事はない」

ユート「…そうだな」

黒咲「さっさと極めてディザスターを地獄へ叩き込んでくれるわ!」

瑠璃「カイトはともかくアレンは大丈夫かな」

ユート「大丈夫だろう…多分」
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/31(水) 19:14:25.83 ID:hgTa5aQX0
V「時代は変わってもモンスターの味は変わらぬな」

F「それは言えてる。だが厄介そうなデュエリストも何人か居るようだ」

D「ああ…特に黒咲隼だったか?あれはまるで…」

ミスト「エクシーズ次元のモンスターの負の感情から誕生したモンスター…その名も真竜皇V.F.D」

V「こいつ!」

F「いつの間に!?」

D「貴様…」

ミスト「お前達を俺が正しく使ってやるよ。一人の人間としてな」

V「正しくだと…何者だ!名を名乗れ」

ミスト「俺はミストって言うんだ。まあ本名じゃないんだけどさ」

F「ミストだと…?」

ミスト「その為に作らせたデッキがあるんだ」

D「わけのわからん事を!」

ミスト「元の俺が持ってた力が上手いこと適合したようだ。なあ真竜皇」

パチッ

V「!」

F「!」

D「!」

ミスト「書き換え…これが俺の力だ」

スッ

ミスト「心が踊る…生身の肉体が俺に馴染んでる。だが一度使えば暫く使えないのが難点だな」

ユート「…」

ミスト「赤馬に作らせたデッキと真竜皇…こいつらでリターンマッチだ。俺とお前の…そうだろユート」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/31(水) 20:26:38.27 ID:hgTa5aQX0
瑠璃「…」

ユート「どうした瑠璃?」

瑠璃「ここに何か封印してあったような気がしてね」

ユート「そうだったか?昔から普通の洞窟だと君は言ってただろ」

瑠璃「そうだったかな…何か兄さんもここ見てイライラしてたし」

ユート「隼がイラつくのはいつもの事だろう。ちっとも変わらない」

瑠璃「ユートが戻って来て二週間か…遊矢達とは会ってるの?」

ユート「いいや、あれから特には」

瑠璃「へえ…」

黒咲「…」

ユート「はっ!」

黒咲「どういうわけか無性にイライラしてな。何故だ」

ユート「何故と言われても…」

黒咲「何か居ないのか」

ユート「居ないのかとは」

黒咲「アカデミアのような脅威だ」

ユート「言ってる事が無茶苦茶だぞ隼」

黒咲「…」

ユート「平和が1番だ。違うか?」

黒咲「…まあな」

瑠璃「何処行くの!」

黒咲「暴れてくる」

ユート「隼!」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/31(水) 22:19:53.69 ID:hgTa5aQX0
アレン「しかし奇妙な感じじゃね?」

サヤカ「そうかな?はいリトル・フェアリー」

ユート「そうか?」

アレン「ま、エクシーズ次元に戻れば逆転するっぽいし別に変でもねえか…」

ユート「…」

アレン「どういう気分だ」

ユート「どうと言われてもな…変な気分だな」

アレン「すっかり背後霊が板についてるって顔してるな。実際どんなんだったよ」

瑠璃「そうね…何というか」

ユート「…」

瑠璃「似合ってるっていうか」

ユート「君まで」

アレン「でも何だってユートは遊矢と」

ユート「遊矢の前世やカイトと激しくやりあった邪神の一部…そいつが俺を遊矢と合体させたそうだ」

アレン「へえ」

ユート「厳密に言えば俺であり邪神であり遊矢であり…」

ミスト「俺は俺だろユート」

ユート「その声は…」

アレン「ゲッ!ユートが2人!?どうなってんだ」

ユート「お前…ミストなのか」

ミスト「その通りだユート…元気そうだな」

ユート「何故…まさか俺と遊矢が分離した時にお前も」

ミスト「ああ…そういう事だ。けど元気そうで良かったぜ」

ユート「…」
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/31(水) 22:36:47.88 ID:hgTa5aQX0
アレン「早え話が偽者なのか」

ユート「俺自身だ」

ミスト「…」

ユート「ならば前のように」

ミスト「ははは…今のお前のレベルじゃ俺とデュエルするなんて無理だって」

ユート「何だと」

ミスト「俺は人間としての肉体を得た。そして神のギフトをも得た…こいつは書き換える効果を持っている」

ユート「書き換えるだと」

ミスト「そう、信じられないだろうけどな」

ユート「俺じゃお前に勝てないと」

ミスト「信用できないって顔してるな」

ユート「ならば俺とデュエルしろ」

ミスト「負けを覚悟にか」

ユート「負ける覚悟でデュエルをするバカが何処に居る!」

ミスト「過去の力と現代の力を合わせたデッキを見せてやるよユート」

ユート「ああ!」

アレン「…」

ミスト「残念だったなアレン!だが有り難く使わせてもらうぜ」

アレン「俺の名前まで知ってる」

サヤカ「不気味ね」

アレン「俺のファンだったりして」

サヤカ「それは無い」

アレン「…」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/31(水) 22:39:29.60 ID:hgTa5aQX0
次は日曜日
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 14:08:57.37 ID:L7coNjVXO
乙乙
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/04(日) 21:05:02.11 ID:aGS7xtuL0
ユート・ミスト「デュエル!!」

ミスト「先ずは俺から行くぜ。十二獣サラブレードを攻撃表示で召喚!エクシーズ召喚!ランク4!十二獣ブルホーン!!」

黒咲「…」

ミスト「な?簡単だろ?」

黒咲「何なんだ奴は」

ミスト「カードを1枚伏せてターンエンド」

ユート「俺のターン!幻影騎士団ダスティローブを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドに幻影騎士団モンスターが存在する事で手札から幻影騎士団サイレントブーツを攻撃表示で召喚!レベル3の幻影騎士団ダスティローブと幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!戦場に倒れし騎士達の魂よ。今こそ蘇り闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!ランク3!幻影騎士団ブレイクソード!!」

ミスト「…」

ユート「幻影騎士団ブレイクソードのオーバーレイ・ユニットを一つ使い自分及び相手のカード1枚を対象に発動!そのカードを破壊する!」

ミスト「おいおい…やってくれるな」

ユート「そしてブレイクソードが破壊された時、墓地の幻影騎士団モンスター2体を対象に発動!その幻影騎士団モンスターのレベルを一つ上げ墓地から特殊召喚する!」

ミスト「成る程な。それでこそ我がライバルってわけだ」

ユート「レベル4の幻影騎士団ダスティローブと幻影騎士団サイレントブーツでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!!」

ミスト「…」

ユート「バトルだ!」

ミスト「ふふふ…」4000→1500

アレン「笑ってやがる」

サヤカ「不気味ね…」

ユート「カードを1枚伏せてターンエンド!」

ミスト「俺のターン!」

ユート「この妙な胸騒ぎは何だ…」

ミスト「その正体を教えてやるよユート!」

ユート「こいつは本当に得体が知れない…前のように俺っぽさが感じられない」

ミスト「それが進化ってやつだろ?違うかユート」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/04(日) 21:32:08.13 ID:aGS7xtuL0
ミスト「十二獣モルモラットを攻撃表示で召喚!エクシーズ召喚!ランク4!十二獣タイグリス!!」

アレン「あいつ…また1体のモンスターで!」

ミスト「タイグリスのオーバーレイを一つ使い墓地の十二獣モンスターを対象に発動!そのモンスターをオーバーレイ・ユニットとして重ねる!」

ユート「…」

ミスト「お前と一緒に遊矢の中に居た頃、俺は面白い事を考えたんだ」

ユート「面白い事?」

ミスト「ザークの4体のドラゴンを統合したらどうなるかってな」

ユート「…」

ミスト「きっと今よりも大変な事になる。そう思わないか?」

ユート「いい加減にしろ。お前は何が目的だ!さっきから書き換えるとか統合だとか」

ミスト「ゲームをするなら難易度が高い方がいいだろ?俺らが主人公で他の3人と愉快な仲間は敵キャラ」

ユート「俺達だと?」

ミスト「何か違和感を感じないか?自分に…」

ユート「いいや」

ミスト「鈍感なんだな…俺とお前は一つだって言ってるのに」

ユート「…」

ミスト「お前には無いんだよ。デュエリストに必要な運命力が」

ユート「…まさか」

ミスト「飛び出した時に俺の方に移っちまったってわけだ。今のお前は…ただの人間だ」

ユート「それが何だと言うんだ」

ミスト「俺は確実に強くなってる。書き換える力もその一つだ…けど無意味だ。こういう切り札はいざって時に使わなきゃ意味がない。何処ぞのハゲみたいな単細胞なら使うだろうけどよ」

ユート「…」

ミスト「人間として前世の力を得た俺とザークの前世である遊矢と同化し力を付けたお前…再び統合する事で俺達は四つの次元の覇者となる!なあユート!」

ユート「ふざけるなよ…だったら俺がその運命を断ち切る!」

ミスト「俺からは逃げられない」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/04(日) 21:54:28.89 ID:aGS7xtuL0
翌日

遊矢「こっち!」

柚子「待ってよ遊矢!」

沢渡「エクシーズ次元…何か久しぶりに来るって感じだな」

黒咲「…」

遊矢「黒咲!」

黒咲「来い」

遊矢「ユートは!?」

黒咲「あいつは居ない。話した通りだ」

遊矢「じゃあ…」

黒咲「消えた…いや消えたとは違うんだろうな」

アレン「…」

遊矢「これ!覇王黒竜…ユートのカードだ」

アレン「ユート!出て来いよ!?何やってんだよ!」

黒咲「やめろ」

遊矢「…」

柚子「大丈夫?」

瑠璃「う、うん」

黒咲「赤馬と権現坂の姿が見えんが」

沢渡「あいつらは別件らしいぜ。権現坂は護衛だってよ。似合ってるよな」

遊矢「ミスト…そう聞いたけど何者なんだ?俺も何となくしか知ってる事がなくて」

黒咲「説明してやれカイト」

カイト「前世からの因縁…簡単に言えばお前がザークの生まれ変わりのようにミストとかいう奴は邪神の生まれ変わりだ」

黒咲「そしてミストはユートの肉体を乗っ取り真の力を取り戻した…というわけだ」

遊矢「くっ…ユート…!」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/04(日) 22:17:04.25 ID:aGS7xtuL0
ロジェ「お久しぶりですね赤馬零児」

赤馬「やはり生きていたか…何をしに来た?この前の続きか」

権現坂「此奴は…」

ロジェ「これを御覧なさい」

赤馬「地図?これが何だと言うんだ」

ロジェ「シンクロ次元最深部ウィラコチャラスカ…ここがホワイト一族の拠点です」

赤馬「…」

ロジェ「だが問題がありましてね。ここには誰も行けないそうです」

赤馬「なら無意味だな」

ロジェ「しかし一つだけ可能な事があります。シンクロ次元には年に一度生える十本の樹木があるそうです」

赤馬「樹木だと?」

ロジェ「それらを彼らは生命の樹セフィロトと呼んでいるようです」

赤馬「…」

ロジェ「それらは光り輝き光は一つの道へ重なる。そこが」

赤馬「ジャックの怨敵の居場所…礼を言う」

ロジェ「どうやら役に立ったようですね」

権現坂「赤馬よ」

赤馬「彼と私は似ている。血の繋がりを持つ宿敵…あまりにも重すぎる」

権現坂「…何か魂胆があるのか」

ロジェ「いいえ神のお導きです」

権現坂「ジャックやユーゴらの手助けなら俺も手伝うぞ」

赤馬「…」

権現坂「きっと遊矢や沢渡も動くだろう。文句を言われようがな」

赤馬「フッ」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/04(日) 22:29:20.70 ID:aGS7xtuL0
ロジェ「では」

赤馬「待て」

ロジェ「はい?」

赤馬「お前との戦いは終わっていない」

ロジェ「…」

赤馬「何処で身を隠している」

ロジェ「時が来たら導きましょう…そして」

赤馬「何れな」

ロジェ「はい…それと樹木は一週間後の筈です。おそらくキングも知っているでしょうね」

権現坂「…」

赤馬「彼らはエクシーズ次元だったな」

権現坂「何よりユートに緊急事態だそうだ」

赤馬「…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

赤馬「…」

権現坂「どうした?」

赤馬「元が一つ…ボタンの掛け違いで四つに別れなかったら」

権現坂「どうした?」

赤馬「いいや…まるで闇の中に向かっているようだ。ユートの件もシンクロ次元もドクトルらアカデミアの残党も」

権現坂「…」

赤馬「一週間か」

権現坂「うむ」

赤馬「私は一足先にシンクロへ行く。君は遊矢らとともにユートを」

権現坂「うむ!」

赤馬「もし世界が分裂しなければ私は生きているのか?そして今とは違い平和なのか…」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/04(日) 22:31:24.44 ID:aGS7xtuL0
次はちょっと変わって明日
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 10:09:39.78 ID:7RMLpU3Po

十二獣はやっぱ害悪だわ
OCGテーマを適当に取り上げたりとかしてほしかったよなぁ
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/05(月) 22:34:54.25 ID:RPW+xC+Z0
ユート「…」

「君…君は俺なのか?」

ユート「誰なんだお前は」

「俺は君だ…妙な話かも知れないが…頼む俺達だけではクリアできそうにない。あいつは…」

ユート「おい!」

ゴンッ

ユート「…夢か」

アレン「夢か…じゃねえよ!痛えじゃねえか!!」

ユート「すまん」

アレン「何か寝言言ってたけど何かあったのか?」

ユート「俺と会った」

アレン「はあ?」

ユート「…」

サヤカ「だ、大丈夫?」

ユート「問題無い」

アレン「なあ知ってるか?」

ユート「知らん」

アレン「まだ何も言ってねえっつうの」

ユート「聞かせてくれ」

アレン「ファントムって謎のデュエリスト」

ユート「…」

サヤカ「何でも悪いデュエリストを裁いてるんだって」

ユート「知らないな」

アレン「ファントムって言うぐらいだからな…お前なんじゃね?」

ユート「…」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/05(月) 22:52:56.20 ID:RPW+xC+Z0
アレン「俺的にはこいつら何じゃねえかって思ってんだ」ペタッ

ユート「…」

アレン「舞網市ってのは塾が多くある。その中でも特にヤバいのが…」

カイト「フュージョンアカデミア、シンクロゼミそしてLDS…」

アレン「いつの間に居たんだ!?ビックリするじゃねえか!」

黒咲「そして俺達エクシーズスクールだ。他の連中に負けてたまるか」

アレン「こいつら気配消すの上手いんだよな…」

ユート「修造塾?聞いた事が無い」

アレン「それが塾生が1人でさ」

黒咲「なら話にならん」

アレン「最後まで聞けって!それが強えんだぜ?」

ユート「名は」

アレン「遊矢…榊遊矢って言うんだ」

ユート「榊遊矢…」

サヤカ「噂じゃ六つの属性のドラゴンと六つの召喚を使いこなすんだって」

カイト「…」

黒咲「…」

ユート「…」

黒咲「…珍しいな」

ユート「どういう人物なのか見て見たくてな」

黒咲「なら俺も行くか」

カイト「面倒を起こすなよ隼」

黒咲「俺を誰だと思っている」

カイト「狂犬病の黒咲隼」

アレン「絶対に派手やるぜ」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/05(月) 22:59:10.79 ID:RPW+xC+Z0
沢渡「見つけたぜ榊遊矢…いやファントム!」

柚子「ほらチャレンジャーよ!」

遊矢「今日は勘弁してくれよ」

柚子「そういう契約でしょ!遊矢が頑張って塾生を増やさなきゃ潰れちゃうんだから」

沢渡「お前が噂のファントムだろ」

遊矢「ファントム?違う違う」

沢渡「嘘つけ!」

遊矢「ひょっとしてこいつの事?」

沢渡「オッドアイズ・ファントム・ドラゴン…それだ!」

遊矢「俺も最近知り合ったばっかでさ!ペンデュラムって知ってる?」

沢渡「知らねえよ!」

遊矢「君も知らないのか」

沢渡「デュエルするのかしないのか!」

遊矢「…いいよ!」

沢渡「俺の名は沢渡シンゴ!LDSの刺客だぜ!」

遊矢「俺は榊遊矢!」

柚子「私は遊矢のマネージャーの柊柚子!」

沢渡「聞いてねえし」

黒咲「…」

ユート「こういう時に鳥獣族は便利だな」

黒咲「…」

ユート「あの男は沢渡シンゴ…手練れだぞ」

黒咲「らしいな」

遊矢・沢渡「デュエル!!」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/06(火) 19:33:25.39 ID:6BKZwbdf0
沢渡「魔法『汎神の帝王』を発動!手札の帝王と名のつく魔法・罠を1枚墓地へ送りデッキから2枚ドロー!冥帝従騎エイドスを攻撃表示で召喚!エイドスの効果を発動!このターン自分は通常召喚に加え1度だけアドバンス召喚ができる!冥帝従騎エイドスをリリースし魔帝アングマールをアドバンス召喚!」

沢渡「魔帝アングマールがアドバンス召喚に成功した時、墓地の魔法カードを除外し同名カードを手札に加える!俺は魔法『帝王の深怨』を除外しデッキから手札に加え発動!手札の攻撃力2800守備力1000のモンスターを相手に見せる事でデッキから帝王と名のつく魔法または罠を1枚手札に加える。カードを2枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

沢渡「さあファントム!てめえの化けの皮を剥ぎ取ってやるぜ!」

遊矢「だからファントムじゃないんだよな…俺のターン!沢渡シンゴ!君にペンデュラムを見せる!」

沢渡「だから何だよペンデュラムって!?」

柚子「何なの?」

遊矢「それはカードが教えてくれるさ!スケール1のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンとスケール8のオッドアイズ・ミラージュ・ドラゴンでペンデュラムスケールをセッティング!」

ユート「あいつ…」

遊矢「ペンデュラム召喚!オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」

沢渡「リリース無しでレベル7のモンスターを!?」

遊矢「バトル!オッドアイズ・ファントム・ドラゴンで魔帝アングマールを攻撃!」

沢渡「おっと…驚いてる場合じゃねえな。罠発動!『連撃の帝王』相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにアドバンス召喚ができる!魔帝アングマールをリリースし手札から冥帝エレボスをアドバンス召喚!このモンスターはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚ができる!」

遊矢「!?」

沢渡「ペンデュラムか何か知らねえが返り討ちにしてやれ!」

遊矢「いてて…」4000→3700

沢渡「どうだ!」

遊矢「カードを1枚伏せてターンエンド」

沢渡「俺のターン!」

ユート「…」

黒咲「どうやら大した奴では無さそうだな」

ユート「いや」

沢渡「エレボス!奴にダイレクトアタックだ!」
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/06(火) 20:14:19.64 ID:6BKZwbdf0
柚子「ちょっと大丈夫なの!?」

遊矢「と、とりあえずは」3700→900

沢渡「ターンエンド!」

遊矢「俺のターン!」

沢渡「負けたら大人しく着いて来てもらうぜ」

遊矢「後出しはやめてくれよ…再びペンデュラム召喚!」

黒咲「もういいな。沢渡シンゴの勝ちだ」

ユート「待て」

遊矢「レベル3!EMファイア・マフライオ!レベル4!EM小判竜!そしてエクストラデッキより蘇れ!オッドアイズ・ファントム・ドラゴン!!」

沢渡「なっ…」

黒咲「エクストラデッキから破壊されたモンスターを召喚だと!?」

遊矢「EM小判竜の効果を発動!このモンスターがフィールドに存在する限りフィールドのドラゴン族モンスターの攻撃力は500ポイントアップし効果では破壊されない!オッドアイズ・ファントム・ドラゴンで冥帝エレボスを攻撃!夢幻のスパイラルフレイム!!」

沢渡「ぐわっ!?」4000→3800

遊矢「オッドアイズ・ファントム・ドラゴンの効果を発動!ペンデュラム召喚したこのモンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時、ペンデュラムゾーンのオッドアイズと名のつくモンスターの数×1200のダメージを与える!ペンデュラムゾーンには2体のオッドアイズモンスター!よって2400のダメージを与える!」

沢渡「くっ…だがまだ」3800→1400

遊矢「EMファイア・マフライオの効果を発動!1ターンに1度、自分フィールドのペンデュラムモンスターが相手モンスターを戦闘破壊したダメージ計算後に発動!そのモンスターの攻撃力は200ポイントアップしもう1度だけ攻撃ができる!」

沢渡「な、何だと…」1400→0

遊矢「沢渡シンゴだっけ?楽しかったよ」

沢渡「そ、そうか」

遊矢「けど俺はファントムじゃない。これだけは言える」

沢渡「…」

遊矢「LDSって事は赤馬零児の知り合い」

沢渡「一応な」

遊矢「ちょっと調べたい事があるんだけど…いいかな?」

沢渡「はあ!?」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/06(火) 20:27:48.77 ID:6BKZwbdf0
翌日

カイト「ペンデュラムか」

黒咲「知ってるか?」

カイト「いいや…だが奴なら何か知っているだろう」

黒咲「奴?」

カイト「零児…赤馬零児だ」

黒咲「赤馬零児?あの若社長か」

カイト「ああ」

黒咲「殴り込むか」

カイト「俺はどっちでも構わん…いずれ零児とはやり合う運命だった」

ユート「…」

アレン「全面戦争ってやつか!?いいな!均衡ってやつが崩れて一気に戦国時代突入ってか?」

カイト「単純な奴だ」

ザッ

ユート「…何だお前は」

「あなたとデュエルがしたい」

ユート「別に構わぬが」

カイト「お前…」

アレン「知り合い?元カノとか」

サヤカ「まさかカイトが…あり得ない!」

アレン「カイトみたいなボーッとしてるタイプが結構ヤバいんだぜ?なあ隼」

黒咲「知るか」

ユート「デュエル!!」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/06(火) 21:24:50.10 ID:6BKZwbdf0
ユート「カードを4枚伏せてターンエンド!」

「私のターン!手札を1枚墓地へ捨てる事で幻想の見習い魔導師は手札から特殊召喚する事ができる!さらに魔法『死者蘇生』を発動!手札から墓地へ送ったブラック・マジシャン・ガールを特殊召喚!」

ユート「ブラック・マジシャンだと…」

「この世界にデュエルを広めた初代キング・オブ・デュエリストは知っているようね」

ユート「知らなければタダの人だ」

「バトル!2体のモンスターでダイレクトアタック!」

アレン「ユート!」

黒咲「…」

ユート「俺はセットした速攻魔法『非常食』を発動し同じくセットしたカードを1枚墓地へ送りライフを1000回復した!」4000→1000

「ターンエンド」

ユート「俺のターン!幻影騎士団クラックヘルムを攻撃表示で召喚!さらに永続罠『コピー・ナイト』を発動!自分フィールドにレベル4以下の戦士族モンスターが召喚された時に発動!このカードは召喚したモンスターと同じレベル同名カードとなり特殊召喚する事ができる」

ユート「レベル4の幻影騎士団クラックヘルム2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!希望皇ホープ!!」

「それがエースモンスター」

ユート「そしてここからが俺の勝利の方程式だ!エクストラデッキの希望皇ホープONEは希望皇ホープの上に重ねてエクシーズ召喚する事ができる!」

「そんな事が…RUMを使わずに」

ユート「宇宙の秩序乱れしとき混沌を照らす一筋の希望が降臨する!シャイニング・エクシーズ・チェンジ!見参!希望皇ホープONE!!」

ユート「希望皇ホープONEは自分のライフが相手より3000ポイント以上少ない場合、オーバーレイ・ユニットを三つ使う事でライフポイントを10になりように払って発動!相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て除外する!」1000→10

「!?」

ユート「そして除外したモンスターの数×300ポイントのダメージを相手に与える!」

「ううっ…」4000→3400

カイト「終わったな」

黒咲「で?何者だ」

カイト「あいつは…」
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/06(火) 22:28:02.74 ID:6BKZwbdf0
瑠那「私は瑠那…月からの使いとでも言っておこうかしら」

カイト「元親父の助手だった女だ」

サヤカ「例によって変わり者なのね。月からの使いって…」

アレン「そうか?美女だぞ?ボインだぞ?凶暴な隼や真顔のカイトや何考えてるかわからないユートよりマシだぞ?」

カイト「あれから故郷に帰った…それが今また俺の前に姿を現すとは」

瑠那「大きくなったわねカイト」

カイト「質問に答えろ」

瑠那「遺跡が荒らされたわ」

黒咲「遺跡?」

カイト「こいつの家は代々モンスターの墓守の家系らしくてな」

瑠那「おそらく赤馬零王が関与している…ユート」

ユート「?」

瑠那「このカードをあなたに託すわ」

ユート「ブラック・マジシャン…どうして俺に」

瑠那「守ってくれる筈よ。あなたと一緒なら半身を探せる筈だと囁いてる」

ユート「半身?」

瑠那「遺跡を荒らされた時にブラック・マジシャンは自らの力を半分に分けた」

ユート「自らの力を…」

カイト「赤馬零王だと?奴はとっくの昔に死んだ筈だ」

瑠那「そう…Dr.フェイカーと赤馬零王は爆発事故でこの世を去った…けど相手は赤馬零王」

カイト「…」

瑠那「あの野心家なら姿を隠し裏から世界を牛耳る事を考える筈…あなただって今も探っているのでしょ」

カイト「…」

瑠那「間違いなく赤馬零王は今も生きている。そして何らかの計画を実行している筈よ」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/06(火) 22:40:18.77 ID:6BKZwbdf0
カイト「…」

黒咲「どうでもいいが喧嘩相手だろ?構わんぞ」

カイト「簡単に言うな。赤馬家を敵に回す事は」

アレン「塾同士の争いと一緒じゃねえのか?」

ユート「違うだろ」

黒咲「俺からすれば一緒だ」

ユート「君はどうするんだ」

カイト「俺は俺のやる事を行う。今がその時だ」

アレン「その時?」

カイト「未知の召喚に遺跡荒らし…全てが動き始めている。親父の仇…息子が討たねば誰が討つ」

アレン「隼とカイトが呼びかければ全員来るぜ!」

カイト「だから言っただろ。こいつは俺の」

アレン「ダチじゃねえか!俺もカイトも…違うのか!」

カイト「…」

黒咲「俺は天涯孤独だ。どうせ死ぬなら戦いの場がいい」

ユート「俺は…」

カイト「…」

ユート「俺も俺で何かを成し遂げなきゃならない気がする」

瑠那「…」

アレン「やっぱカイトのこれか?」

カイト「あいつのが年上だ」

黒咲「文句はないな?あっても俺は暴れるぞ」

カイト「勝手にしろ」

アレン「よーし…少数精鋭チーム!その名もレジスタンスだ!!」

サヤカ「えぇ…何かダサい」

瑠那「あなた苗字は何て言うの」

ユート「九十九…九十九ユートだ」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 10:10:55.65 ID:iKArSMQDO
おっ、漫画版時空か?
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 19:25:40.12 ID:iCrU5CsE0
ユーゴ「それでさ…なあ聞いてんのか!?」

シンジ「ん?ああ…聞いてるよな」

ジャック「下らん事だ」

ユーゴ「大体おかしくねえか?あり得ねえよ!ハーレムだよ!現代の殿様じゃねえか!」

シンジ「ま、いいんじゃね?なあ」

ジャック「何でも俺に話を振るな」

ユーゴ「帽子被って無口な奴なのにモテる理由って何だよ?教えてくれよ蓮」

蓮「…私か?」

ユーゴ「私だよ!」

ジャック「誰の話をしてるんだ」

シンジ「ほら赤い帽子のコナミっての居るだろ?」

ジャック「あいつか?」

シンジ「何かモテるだろ?それが気に入らねえってよ」

ジャック「デュエリストに女は不要だ」

シンジ「蓮も蓮でモテるよな。仮面被ってるってのに」

蓮「私の一族は代々仮面の着用が義務付けられている。素顔を見られた場合は自害せねばらない」

ユーゴ「チラっと見せてくれよ」

蓮「私を死なせたいのか」

ジャック「そんな一族の風習に縛られるな!」

シンジ「お前も思春期の中坊だもんな…紹介してやろうか?」

ユーゴ「お、おう…べ、別に下心あるってわけじゃねえぞ!」

ジャック「こんな子供を相手にする奴がウチの学校に居るか」

シンジ「これだよこれ」

蓮「あ、あの子か…」

ユーゴ「やっべえ程ワクワクするぜ!」
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 19:34:37.39 ID:iCrU5CsE0
素良「帰ろうよユーリ」

ユーリ「…」

素良「ねえ!」

ユーリ「帰りたいのならどうぞ」

デニス「言い出したら聞かないタイプだよね」

ユーリ「運命を感じました」

デニス「ははは…運命だってさ」

素良「みどり先生に言いつけるぞ!おい聞いてるのか!?」

ユーリ「デニス説明を」

デニス「えーっと名前は十六夜アキって言ってね。早い話がスケバンってやつさ」

素良「スケバン?」

デニス「そう、ロンスカの…今時珍しい硬派女子だってさ」

素良「その子を狙ってるの…こいつが!?」

デニス「可哀想な娘さんだ…こんなのに狙われるなんて」

ユーリ「何か言いましたか?」

デニス「別に」

素良「ここまで下らない事に付き合わされたのは初めてだ!せっかくファントムの正体がどうとか言ってたのに」

ユーリ「僕がファントムです」

素良「嘘つけ!」

シンジ「珍しい連中が集まってるじゃねえか?殴り込みか?」

デニス「シンジ!?」

蓮「…」

素良「蓮…!」

ユーゴ「ユーリ!」

ユーリ「おや?お久しぶりですね」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 20:26:14.46 ID:iCrU5CsE0
シンジ「へえ…お前がね」

ユーリ「はい」

シンジ「あの姉ちゃんは辞めとけ辞めとけ何か人を寄せ付けねえっつうか…なあジャック」

ジャック「俺に同意を求めるな」

ユーリ「障害があるほど燃える…それが恋なのですよ」

シンジ「はっはっは…ムカつくタイプだな」

素良「蓮!僕とデュエルしろ!!」

蓮「何故?」

素良「何故じゃないだろ!」

デニス「まあ…ここで会ったのも何かの縁だ。どうだい」

シンジ「んな事しなくても塾対抗戦が始めるじゃねえか?気楽にやろうや」

デニス「いつも余裕たっぷりだよね君は」

シンジ「そりゃシンジだからな」

ユーゴ「ぶっ潰す!かかって来いや!」

ユーリ「…」

ジャック「今日は奴は居ないのか?なら俺の出番はないようだ」

蓮「…」

シンジ「まあ今日はいいんじゃね?あの姉ちゃんならいつもこの辺りに居るぜ」スッ

ユーリ「…」

シンジ「まあ頑張れよ」

ユーリ「どうも」

ユーゴ「シンジ!俺はどうなるんだ!?」

シンジ「まあ待ってろよ…おーい!聞いてくれ!!誰かここに居るユーゴと遊んでやってくれねえか!?」

ジャック「やめんか!」

蓮「やれやれ…」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 21:18:06.04 ID:iCrU5CsE0
ユーゴ「誰も来ねえ…誰も来ねえぞ!?」

シンジ「そりゃチビだし評判悪いもんお前」

ユーゴ「何で!?」

蓮「悪名高いシンクロゼミ…その中でも不動ユーゴ、シンジ・ウェーバー、ジャック・アトラスは札付き…だとか」

ジャック「お前もだろ」

蓮「私が?まさか」

ジャック「仮面の一族など聞いた事が無い…そもそも俺が中学生の時だ。転校早々にお前は派手にやっただろ」

蓮「不慣れだったからな。私にとってこの時代は」

シンジ「別にいいじゃねえか?なあ…ジャック」

ジャック「だから俺に同意を求めるなと言っているだろ!」

ユーゴ「カリカリすんなよお前も」

ジャック「何?」

ユーゴ「とりあえず気が短けえんだよジャックは!」

ジャック「お前達が俺を怒らせる…違うか!?」

ユーゴ「んなこと言われてもよ」

ジャック「何が女だ。貴様に女など100年早い!」

ユーゴ「言っちまったな…遂に言っちまったな!!」

ジャック「ならばどうする」

ユーゴ「デュエルに決まってるじゃねえか!」

シンジ「こいつらも何かあるとデュエルするよな」

蓮「デュエリストだからな」

ユーゴ・ジャック「デュエル!!」

シンジ「デュエリストだもんなぁ…」

蓮「…」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 22:43:05.02 ID:iCrU5CsE0
ユーゴ「なら俺から行くぜ!SRバンブー・ホースを攻撃表示で召喚!そしてSRバンブー・ホースの召喚に成功した事で手札からレベル4以下のスピードロイドモンスターを特殊召喚する!SR赤目のダイスを攻撃表示で特殊召喚!レベル4のSRバンブー・ホースにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル5!HSRチャンバライダー!!」

ユーゴ「カードを2枚伏せてターンエンド!」

ジャック「俺のターン!相手フィールドにモンスターが存在し自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札からバイス・ドラゴンを特殊召喚!この効果で特殊召喚したバイス・ドラゴンの攻撃力と守備力は半分になる。そして幻影王ハイド・ライドを攻撃表示で召喚!」

ジャック「レベル5のバイス・ドラゴンにレベル3の幻影王ハイド・ライドをチューニング!漆黒の闇を裂き天地を焼き尽くす孤高の絶対なる王者よ!万物を睥睨しその猛威を振るえ!シンクロ召喚!琰魔竜レッド・デーモン!!」

ジャック「琰魔竜レッド・デーモンの効果を発動!このモンスター以外の全てのモンスターを破壊する!クリムゾン・ヘル・バーン!!」

ユーゴ「!」

ジャック「これでガラ空きだな!受けよユーゴ!!レッド・デーモンの攻撃!アブソリュート・ヘル・ジャッジ!!」

ユーゴ「罠発動!『ダイスロール・バトル』墓地のスピードロイドモンスターと手札のスピードロイドチューナーモンスターを除外し、その合計のレベルを持つシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!墓地のレベル5のHSRチャンバライダーに手札のレベル3のSR三つ目のダイスをチューニング!星海を切り裂く一筋の閃光よ!魂を震わし世界に轟け!シンクロ召喚!閃b竜スターダスト!!」

ユーゴ「スターダストの効果を発動!1ターンに1度自分フィールドのカード1枚を対象に発動!このターン戦闘または効果では破壊されねえ!そしてこの効果は相手ターンにも発動できる!ソニック・バリア!」

ジャック「だがダメージは受けてもらうぞ」

ユーゴ「うっ…」4000→3500

ジャック「カードを1枚伏せてターンエンド!」

ユーゴ「俺のターン!SRバンブー・ホースの効果を発動!墓地のバンブー・ホースを除外しデッキから風属性モンスター1体を墓地へ送る!さらに魔法『ハイ・スピード・リレベル』を発動!墓地のスピードロイドモンスターを除外し自分フィールドのシンクロモンスターを対象に発動!このターンのエンドフェイズ時まで除外したスピードロイドモンスターのレベル×500ポイントアップ!除外したモンスターはSRビードロ・ドクロ!攻撃力3500アップ!」

ジャック「何だと!?」

ユーゴ「バトル!閃b竜スターダストで琰魔竜レッド・デーモンを攻撃!シューティング・ブラスト!!」

ジャック「くっ!」4000→1000

ユーゴ「ターンエンド!どうだジャック!」

ジャック「思い上がるな!まだ始まったばかりだ!」

ユーゴ「そりゃそうだ」

ジャック「俺のターン!」

蓮「ユーゴとジャック…これが若かった頃の姿か」

ユーゴ「さあ…どう来るよジャック」

ジャック「俺のデュエルは燃え上がる炎!風のように軽い貴様など焼き尽くしてくれる!」

蓮「…」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 22:51:05.38 ID:iCrU5CsE0
シンジ「あーあ…何か面白え事はねえもんかな」

「待って!」

シンジ「面白えこと発見!」

「え?」

シンジ「生きてりゃいい事ってあるのな。逆ナンってやつか」

「どういう意味?」

シンジ「まあ…ギリギリってところだよ。いいんじゃね?美人だしさ」

「あなたからは感じるわ。レッド・デーモンとスターダストの気配が」

シンジ「はあ?んだよ。ジャックもファンか?」

龍可「私の名前は龍可…信じられないかもしれないけど過去の世界から来た決闘巫女」

シンジ「意味不明だぜ」

龍可「でしょうね。過去の人だなんて」

シンジ「タイムスリップってやつか?」

龍可「ドラゴンの力で過去から現代へ」

シンジ「やっべえな…ちょっとズレた奴に出くわしちまったぞ」

龍可「この現代に…」

シンジ「しっかし美人だけど足りねえよな…貧しいっていうか」

龍可「聞いてる?」

シンジ「お?お、おう…ジャックだろ?ユーゴはねえもんな」

龍可「とりあえず案内して」

シンジ「ま、いいか…何か変な奴だし」

龍可「…」

シンジ「ついて来な」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/07(水) 23:03:22.49 ID:iCrU5CsE0
シンジ「終わったか?」

ジャック「何だその女は!?」

シンジ「デュエルシスターの原始人」

ジャック「…大丈夫かお前」

ユーゴ「おお…綺麗な姉ちゃんだ」

龍可「あなた達がスターダストとレッド・デーモンに選ばれたデュエリストなのね」

ユーゴ「やっべえな俺に気があるぞ」

蓮「いや…君は能天気だな」

シンジ「っつうか過去から現代だってよ。信じられるか蓮よ」

蓮「珍しいな私に話を振るとは」

シンジ「何となくさ」

蓮「未来からなら可能だろう。だが過去…先ず不可能だ」

ユーゴ「姉ちゃんは何で現代に来たんだ?俺は信じる系だから安心して話してくれよ!」

龍可「私達の時代に出現したモンスターが現代に渡り破壊しようとしている…この世界を」

シンジ「だとよ。早え話が人探しってわけだ」

蓮「簡単に言ってくれるな」

シンジ「やっぱ人探しって言えば…彼処だよな。ジャックのコネで頼むぜ」

ジャック「零児か?」

シンジ「彼処なら街の異変やら人探しやら簡単に済むだろ」

ジャック「…」

シンジ「お前ら赤馬の大将の親父が死ぬまで兄弟同然に育ったんだろ?だったらこの姉ちゃんだって帰らねえとダメっぽいし」

龍可「使命を終えるまでは」

ユーゴ「帰しちゃダメだっつうの!なあジャック!」

ジャック「何でも俺に聞くな!面倒な奴らだ」

シンジ「そうと決まればさっさと行こうぜ!」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 19:21:18.47 ID:defwACsL0
ユーリ「ここ…ですね」

素良「あーあ!こんなバカの下らない付き合いに付き合っちゃって僕って優しいよね」

デニス「どっちもどっちでしょ。性格悪いよ君って」

素良「…言ってくれるね」

ユーリ「ほら発見」

アキ「…」

デニス「えーっとね…彼女には」

ユーリ「こんにちは」

素良「逃げた方がいいよ!こいつ頭おかしいタイプだから!」

アキ「またナンパね。男ってどうしてこうも」

ユーリ「僕はタダの男じゃありません。フュージョンアカデミアの遊城ユーリです」

アキ「デュエリストならデュエルで語りなさい」

ユーリ「では語らせて懐きます」

ユーリ・アキ「デュエル!!」

デニス「始まっちゃったか」

素良「もう帰ってもいいよね?」

デニス「どっちでもいいんじゃない?」

亮「いいや見ておくべきだ」

素良「いつの間に!?」

亮「今日の調子はどっちだデニス」

デニス「闇…じゃない?」

ユーリ「では僕から行きましょう」

亮「どちらかと言えば光じゃないか」

デニス「ユーリと僕の付き合いの長さを舐めないでよね?間違いなく闇だ」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 20:58:51.27 ID:defwACsL0
ユーリ「シャドール・ハウンドを攻撃表示で召喚!そして装備魔法『魂写しの同化』を発動!属性を一つ宣言して発動!このカードを装備したモンスターは宣言した属性に変化する。僕が宣言する属性は炎!燃え上がる炎さ」

デニス「ね?」

亮「…」

ユーリ「さらに第二の効果を発動!シャドール融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを手札・フィールドから墓地へ送り融合モンスターをエクストラデッキから融合召喚する!僕は自分フィールドのシャドール・ハウンドと手札のシャドール・リザードを融合!融合召喚!エルシャドール・エグリスタ!!」

ユーリ「カードを1枚伏せてターンエンド」

アキ「私のターン!ローンファイア・ブロッサムを攻撃表示で召喚!ローンファイア・ブロッサムの効果を発動!自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースしデッキから植物族モンスターを特殊召喚する!ローンファイア・ブロッサムをリリースしデッキから凛天使クイーン・オブ・ローズを特殊召喚!」

ユーリ「エルシャドール・エグリスタの効果を発動!1ターンに1度相手がモンスターを特殊召喚した際に発動!その発動を無効にし破壊する!」

アキ「…」

ユーリ「ふふふ…強いでしょ僕って、この効果の発動後手札からシャドールカードを1枚墓地へ送る」

アキ「さっきと態度が違うのね」

ユーリ「まあ気にしないでよ…素敵でしょ僕って」

アキ「…大した事はないわ。墓地の凛天使クイーン・オブ・ローズと手札の魔天使ローズ・ソーサラーを除外し手札から大凜魔天使ローザリアンを特殊召喚!」

ユーリ「へえ…」

アキ「さらに魔法『ワンダー・クローバー』を発動!自分フィールドのモンスター1体を対象に発動!手札のレベル4以下の植物族モンスターを墓地へ送り選択したモンスターは1度のバトルフェイズに2度の攻撃ができる!バトル!」

ユーリ「…エグリスタが破壊され墓地へ送られた事で墓地のシャドールと名のつく魔法または罠を1枚手札に加えるよ」4000→3550

アキ「2回目の攻撃!」

ユーリ「ああ…心地いいや」3550→650

アキ「カードを1枚伏せてターンエンド」

ユーリ「僕のターン!」

デニス「丁寧な感じが腹立つねっとりした光のユーリと気色悪さ全開のムカつくネチネチした闇のユーリ」

素良「カイザーはどっちがいい?」

亮「あれはあれで良い所があるだろ…それはデニスが1番理解しているだろ」

デニス「それはそうだけど何か腹立つでしょ」

亮「それは認めるが」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 21:37:57.01 ID:defwACsL0
ユーリ「永続罠『影依の原核』を発動!このカードは闇属性レベル9の効果モンスターとして特殊召喚する。そして魔法『超融合』を発動!手札を1枚墓地へ送り自分フィールドのモンスターと相手フィールドのモンスターを融合する!さあ一つになろうよアキさん!」

アキ「…不気味な子」

ユーリ「融合召喚!エルシャドール・シェキナーガ!!バトル!」

アキ「ッッ!」4000→1400

ユーリ「ターンエンド」

アキ「私のターン!」

ユーリ「…」

アキ「この子の中には二つの心がある…さっきまでの何か得体の知れない人格と今の自らの欲望を剥き出しにする人格…フェニキシアン・シードを攻撃表示で召喚!そしてフェニキシアン・シードをリリースし手札からフェニキシアン・クラスター・アマリリスを特殊召喚!」

デニス「攻撃表示?」

アキ「フェニキシアン・クラスター・アマリリスでエルシャドール・シェキナーガを攻撃!」

ユーリ「ふぅ…どういうつもりなのかな?」

アキ「くっ…」1400→1000

ユーリ「何とか言いなよ!」

アキ「フェニキシアン・クラスター・アマリリスが破壊され墓地へ送られた場合、相手に800のダメージを与える!」

ユーリ「…何だって」650→0

素良「やった!」

アキ「…」

ユーリ「待ちなよ。僕は狙った獲物は逃がさない主義だから」

デニス「もっと普通に頼めないの?あのですね。こいつは」

ユーリ「僕と寝ろ」

デニス「いい加減にしろ!」

アキ「変な子…」

亮「まったく大した男だ」

素良「何処が」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 21:51:12.14 ID:defwACsL0
ユーリ「やれやれ…フられましたね。けど諦めませんよ」

デニス「ここだけの話なんだけどさ彼女には想い人が居るんだって」

素良「やった!ざまあ見ろ」

デニス「けど海外に留学してるんだってさ、科学者の卵だとか」

素良「遠距離恋愛か…全力で阻止しないと!」

亮「君が他人の為とは珍しいな」

デニス「ユーリの悲しむ顔が見たいだけなんだよ」

亮「君ら3人と生活している響先生の心労が思い遣られるよ」

ユーリ「いいアイディアが浮かびました」

素良「さあ帰ろう」

デニス「何するの?」

ユーリ「何事も盛大なのが1番なのですよ…というわけで」

素良「嫌な予感が」

ユーリ「LDSを占拠しましょう…そうすれば大々的に」

素良「バカじゃないの!?」

亮「彼処とうちは友好関係にあるからな。それに零児とは個人的に交友関係がある」

デニス「ま、人生って1度しかないもんね」

素良「待ちなよ…本気で行くの!?」

デニス「本気なんだろ」

ユーリ「当然です」

亮「なら行くか」

素良「は、犯罪だよ」

亮「言って聞くタイプではないだろ」

素良「さ、最悪だ…」
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 21:58:32.79 ID:defwACsL0
遊矢「無いか…」

沢渡「早くしろ!こんなのがバレたら俺のクビが」

遊矢「ふぅ…君の半身は何処にあるんだろうな」

沢渡「も、もういいだろ!?」

赤馬「いいやダメだ」

沢渡「あ、赤馬零児…さん」

遊矢「…」

赤馬「君が噂の榊遊矢」

遊矢「そういう君は赤馬零児」

赤馬「…」

遊矢「用事は済んだ。それじゃあ」

赤馬「簡単に帰られない」

遊矢「…」

赤馬「この街の主要デュエリストが動き出した」

遊矢「…」

赤馬「目的は私だろう」

遊矢「俺に何をしろって?」

赤馬「何もしなくてもいい。ただデュエルをしてくれれば」

遊矢「いいよ」

沢渡「いいのかよ!?」

遊矢「この街のデュエリストのデータを見させてもらったんだ。借りは返さないとな」

赤馬「フッ」

遊矢「そのデュエリスト達は強いの?」

赤馬「強い…だが私を攻略する方法は零だ」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 22:43:09.17 ID:defwACsL0
>>333
うん
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 23:21:26.04 ID:defwACsL0
黒咲「他愛もない」

アレン「さすがだぜ隼!」

サヤカ「警備員を殴り倒すなんて…」

瑠那「彼は凶暴なタイプなのね」

ユート「御覧の通りだ」

カイト「…」

黒咲「出て来い!」

瑠那「隠密性も無しね…」

ユート「やけに静かだ」

カイト「ああ」

赤馬「君達が来る事はわかっていた」

カイト「零児」

赤馬「そして君が今でも私の父に恨みを持つ事を」

カイト「当たり前だ…そして貴様の父親は生きている可能性がある」

赤馬「…」

アレン「何でわかったの?」

赤馬「この街に生きるデュエリストは私の監視下にある」

アレン「さすが大企業の社長だぜ!」

黒咲「それがどうした?権力が無ければ貴様はタダの坊ちゃんに過ぎん!」

ユート「やめろ隼」

カイト「こいつはホログラフィーだ」

赤馬「ついて来てくれ」

ユート「罠かもしれんぞ」

黒咲「罠なら粉砕するだけだ」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/08(木) 23:37:56.91 ID:defwACsL0
ユート「…」

ユーゴ「あれ?」

ユーリ「どうも」

ユート「…揃いも揃ってってわけか」

赤馬「ようこそ我が社のデュエル場へ」

アレン「お前が呼び寄せたんじゃねえか!」

赤馬「殴り込みをかけたのは君達だろう」

アレン「あ、そうだった」

ユート「仕事が早いんだな。警備員以外消えている」

赤馬「若輩者だが経営者だからな私も」

黒咲「どいつもこいつも見知った顔ばかりだ」

赤馬「では君達の目的を教えてくれ」

黒咲「貴様の親父の所在」

蓮「人探し…みたいなものか」

素良「バカの犯罪行為の片棒」

赤馬「父は…奴は死んでいる」

瑠那「あの手口は赤馬零王のものだわ」

赤馬「人探しなら警察が1番だと思うが」

龍可「人って言うかモンスターって言うか…」

赤馬「そして君達はアウトだ」

黒咲「御託はいい。どうせデュエリストが揃ってるんだ…デュエルでケリをつける!そして勝った者の頼みを聞け!」

ユート「隼!」

赤馬「いいだろう。ならば勝った所属塾の者の願いを叶えよう」

蓮「相変わらずエクシーズの彼は凶暴だな」

素良「苦手なタイプなんだよね」
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 00:09:04.06 ID:l4BEqhxr0
沢渡VSユート

素良VSユーゴ

蓮VSユーリ

黒咲VS遊矢

ユート「沢渡が相手か」

カイト「願い…親父に似て創造主気取りか」

赤馬「そういえば君とは1度も決着が付かなかったな」

カイト「ああ」

赤馬「だが私と君がデュエルを行えば決着はつかないだろう」

カイト「何だったらお互いの命でも賭けるか」

赤馬「…」

ユート・沢渡「デュエル!!」

ユート「俺からだ!カードを3枚伏せてターンエンド!」

沢渡「俺のターン!相手の魔法・罠ゾーンにカードが2枚以上存在する時、手札から氷帝家臣エッシャーを特殊召喚!そして氷帝家臣エッシャーをリリースし氷帝メビウスをアドバンス召喚!氷帝メビウスの効果を発動!アドバンス召喚に成功した時、フィールドの魔法または罠を2枚まで対象に破壊する!」

ユート「…」

沢渡「さらに魔法『帝王の凍気』を発動!自分フィールドに攻撃力2400以上で守備力1000のモンスターが存在する時、フィールドにセットされたカード1枚を対象にそのカードを破壊する!バトルだ!氷帝メビウスで攻撃!」

ユート「相手の直接攻撃宣言時、墓地の幻影騎士団シャドーベイルを守備表示で特殊召喚!」

沢渡「3体か…カードを2枚伏せてターンエンド」

ユート「俺のターン!2体の幻影騎士団シャドーベイルでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!希望皇ホープ!!」

ユート「希望皇ホープで氷帝メビウスを攻撃!ホープ剣・スラッシュ!!」

沢渡「永続罠『連撃の帝王』を発動!氷帝メビウスをリリースし凍氷帝メビウスをアドバンス召喚!」

ユート「この前の榊遊矢戦で出した永続罠か」

沢渡「返り討ちだぜ!」

ユート「…」
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 00:39:33.89 ID:l4BEqhxr0
沢渡「破壊されてねえだと…」

ユート「攻撃宣言時、ホープのオーバーレイ・ユニットを一つ使う事で攻撃を無効にする!」

沢渡「厄介な効果だぜ」

ユート「カードを1枚伏せてターンエンド!」

沢渡「俺のターン!厄介な効果だが…残りは一つだ!凍氷帝メビウスでホープに攻撃だ!」

ユート「くっ…」4000→3700

沢渡「効果を使わねえのか」

ユート「何をするにも意味はある」

沢渡「…ターンエンド!」

ユート「俺のターン!罠発動!『エクシーズ・リボーン』墓地のエクシーズモンスターを特殊召喚し、このカードを重ねてオーバーレイ・ユニットとする!バトルだ!」

沢渡「今度は自滅する気か?」

ユート「ホープのオーバーレイ・ユニットを一つ使い攻撃を無効にする!」

沢渡「無効!?」

ユート「そして速攻魔法『ムーンバリア』を発動!モンスターの攻撃が無効になった時、自分フィールドの希望皇ホープを対象に発動!このターンのエンドフェイズ時まで元々の攻撃力が倍になる!さらに速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』を発動!モンスターの攻撃が無効になった時に発動!そのモンスターの攻撃は倍になり、このバトルフェイズ中もう1度攻撃ができる!」

沢渡「って事は…」

ユート「攻撃力10000だ」

沢渡「な、何だって!?」

ユート「ホープ剣・スラッシュ!!!」

沢渡「うわああああああああああああ」4000→0

ユート「先ずは俺の勝ちだ」

黒咲「ふん」

ユート「このデュエルに意味はあるのか」

アレン「デュエルはデュエルだぜ」

ユート「それはそうだが」
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 14:42:32.25 ID:l4BEqhxr0
ユーゴ・素良「デュエル!!」

素良「僕ら行く!永続魔法『トイポット』を発動!1ターンに1度、手札を墓地へ捨て発動できる。デッキから1枚ドローし、お互いが確認する。そのカードがファーニマルモンスターだった場合、手札からファーニマルモンスターを特殊召喚できる!」

ユーゴ「ファーニマル・ベア!」

素良「僕はファーニマル・ベアを特殊召喚!そして手札のエッジインプ・シザーとフィールドのファーニマル・ベアを融合!融合召喚!デストーイ・シザー・ベアー!!」

素良「カードを1枚伏せてターンエンド」

ユーゴ「俺のターン!自分フィールドにモンスターが存在しない事で手札からSRベイゴマックスを特殊召喚!そしてSR赤目のダイスを攻撃表示で召喚!SR赤目のダイスが召喚に成功した事で自分フィールドのスピードロイドモンスターのレベルを1から6に変更!ベイゴマックスのレベルは5!レベル5のSRベイゴマックスにレベル1のSR赤目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル6!HSR魔剣ダーマ!!」

ユーゴ「魔法『ヒドゥン・ショット』を発動!墓地のスピードロイドモンスターを2体まで除外し除外した数だけ相手フィールドのカードを破壊する!手始めにSRベイゴマックスを除外しデストーイ・シザー・ベアーを破壊だ!」

素良「罠発動!『デストーイ・マーチ』自分フィールドのデストーイモンスターを対象にするモンスター効果・魔法・罠が発動した時に発動!そのカードを無効にし破壊する!」

素良「その後、対象となったデストーイモンスターを墓地へ送りレベル8以上の闇属性モンスターを融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚!僕はエクストラデッキからデストーイ・デアデビルを特殊召喚!」

ユーゴ「カードを1枚伏せてターンエンド!」

素良「僕のターン!バトル!デストーイ・デアデビルでHSR魔剣ダーマを攻撃!」

ユーゴ「罠発動!『シンクロ・バリアー』自分フィールドのシンクロモンスターをリリースし次の自分ターンのエンドフェイズ時まで自分が受けるダメージを0にする!」

素良「カードを1枚伏せてターンエンド…そしてデストーイ・マーチの効果でデストーイ・デアデビルは除外される」

ユーゴ「俺のターン!魔剣ダーマの効果を発動!自分フィールドにカードが存在しない場合、墓地の魔剣ダーマを特殊召喚する!俺は魔剣ダーマを守備表示で特殊召喚!ターンエンド!」

素良「僕のターン!永続罠『闇次元の解放』を発動!除外されてるデストーイ・デアデビルを特殊召喚!さあバトルだ!」

ユーゴ「俺は簡単には倒せねえぞ!」

素良「いいや倒せるよ!デストーイ・デアデビルが相手モンスターを破壊した場合、相手に1000ポイントのダメージを与える!」

ユーゴ「くっ…」4000→3000

素良「ターンエンド!」

ユーゴ「再び魔剣ダーマを守備表示で特殊召喚!そして自分フィールドにモンスターの特殊召喚が成功した事で手札から手札からSR56プレーンを特殊召喚!SR56プレーンの効果を発動!召喚・特殊召喚に成功した時、相手モンスター1体を対象に発動!そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで600ポイント下げる」

素良「そんな事をやっても無意味だ!わざわざ攻撃表示で召喚するなんて僕を舐めすぎだよ!」

ユーゴ「ッッ!」3000→2400

素良「さらに1000のダメージだ!」

ユーゴ「まだだ…まだやれるぞ…!」2400→1400
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 15:41:16.46 ID:l4BEqhxr0
素良「ターンエンド」

ユーゴ「俺のターン!カードを2枚伏せてターンエンド!」

素良「僕のターン!これで終わりにしてやる!魔法『デストーイ・リニッチ』を発動!墓地のデストーイ・シザー・ベアーを特殊召喚!デストーイ・デアデビルでHSR魔剣ダーマを攻撃だ!!」

ユーゴ「罠発動!『ダイスロール・バトル』墓地のスピードロイドモンスターと手札のスピードロイドチューナーモンスターを除外し除外したモンスターの合計のレベルを持つシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する!墓地のレベル5のSR56プレーンに手札のレベル3の三つ目のダイスをチューニング!シンクロ召喚!レベル8!閃b竜スターダスト!!」

素良「そんな事をしたって無駄だ!」

ユーゴ「速攻魔法『リミッター解除』を発動!魔剣ダーマの攻撃は倍になる!」

素良「けどデストーイ・デアデビルが破壊された事で墓地のデストーイモンスターの数×500のダメージを与える!」4000→2600

ユーゴ「…」1400→900

素良「それにリミッター解除の効果でこのターンのエンドフェイズに破壊される!」

ユーゴ「スターダストの効果を発動!自分フィールドのカードを1枚対象に発動する。このターン1度だけ戦闘及び効果では破壊されねえ!」

素良「くっ…ターンエンド」

ユーゴ「俺のターン!魔剣ダーマの効果を発動!墓地のスピードロイドモンスターを除外し相手に500のダメージを与える!俺は赤目のダイスを除外!」

素良「こ、このパターンは」2600→2100

ユーゴ「そして魔剣ダーマでデストーイ・シザー・ベアーを攻撃!これでフィールドはガラ空きだ!行け!スターダスト!!」

素良「うわああああああ」2100→0

ユーゴ「よっしゃあ!」

蓮「…」

ユーゴ「じゃあ後は頼むぜ」

素良「やっちゃってよユーリ!あのシンクロ軍団をコテンパンにしちゃえ!」

ユーリ「はいはい」

蓮「…」

ユーリ「一筋縄では行かないタイプですね」

蓮「それは君もだろ」

ユーリ・蓮「デュエル!!」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 17:07:48.45 ID:l4BEqhxr0
ユーリ「じゃあ僕から行くよ。シャドール・ドラゴンを攻撃表示で召喚!カードを2枚枚伏せてターンエンド」

蓮「私のターン!魔法『チューナーズ・ハイ』を発動!手札からモンスターを墓地へ捨て発動!そのモンスターと同じ種族・属性でレベルの一つ高いチューナーモンスターをデッキから特殊召喚する!私は水晶機巧-シトリィを特殊召喚!そして水晶機巧-ローズニクスを攻撃表示で召喚!レベル4の水晶機巧-ローズニクスにレベル2の水晶機巧-シトリィをチューニング!シンクロ召喚!白闘気海豚!!」

ユーリ「速攻魔法『超融合』を発動!手札を1枚墓地へ送り自分フィールドのモンスターと相手フィールドのモンスターで融合を行う!融合召喚!エルシャドール・アノマリリス!!」

蓮「…カードを1枚伏せてターンエンド」

ユーリ「僕のターン!」

蓮「罠発動!」

ユーリ「エルシャドール・アノマリリスがモンスターゾーンに存在する限りお互いに魔法・罠の効果で墓地からモンスターを特殊召喚する事はできない」

蓮「…まさか」

ユーリ「それが狙いだったんだろ?残念だったね」

蓮「さすがは伝説のデュエリストの1人…か」

ユーリ「さらに永続罠『影依の原核』を発動!さらに魔法『融合』を発動!フィールドの罠モンスターと手札のシャドール・ヘッジホッグで融合!融合召喚!エルシャドール・ミドラーシュ!!さあバトル!」

ジャック「これが通れば蓮の負けだ」

ユーゴ「なーに蓮なら何か方法あるぜ!なあ!」

シンジ「いいや…あれはねえな」

蓮「…」4000→0

ユーゴ「おい!」

蓮「すまない」

龍可「…あなた」

蓮「ん?」

龍可「ううん…他の3人とは違う感じがするわ」

ジャック「お前が負けるとは珍しいな」

蓮「そうでもないさ」

龍可「…」
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 18:30:11.20 ID:l4BEqhxr0
遊矢・黒咲「デュエル!!」

瑠那「あの子…」

ユート「どうした?」

瑠那「私が渡したカードを」

ユート「ああ」

アレン「私が渡した…だってよ」

サヤカ「はあ…」

アレン「な、何だよ!?」

黒咲「RR-バニシング・レイニアスを攻撃表示で召喚!」

カッ

ユート「これは…」

瑠那「どうやら彼の半身はあの子が所持しているようね」

ユート「隼!」

黒咲「何だ!」

ユート「俺と交代してくれ」

黒咲「何!?貴様ァ…!」

ユート「頼む」

黒咲「後にしろ!そして俺は2バニシング・レイニアスの効果で2体目のRR-バニシング・レイニアスを攻撃表示で特殊召喚!レベル4のRR-バニシング・レイニアス2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!RR-ブレード・バーナー・ファルコン!!」

瑠那「後にしましょう」

黒咲「ここからが俺が掴んだ力だ…赤馬零児!そして貴様らに見せてやろう…エクシーズを超えたエクシーズを!RUM-レイド・フォースを発動!」

赤馬「RUM?」

素良「な、何のそれ!?」

蓮「…」
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 19:08:08.08 ID:l4BEqhxr0
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!RR-ブレイズ・ファルコン!!」

赤馬「始めて見るな」

瑠那「RUM…エクシーズモンスターの原始の記憶を呼び起こす魔法カード」

龍可「私も知ってる。私の生きる時代のエクシーズモンスターはかなり凶暴なモンスターだったもの」

黒咲「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン!まるで炎属性だな。闇なのに」

黒咲「…」

遊矢「ここに居るメンバーの中で最も激情型ってやつなんだな君は」

黒咲「で?」

遊矢「だから冷やす!スケール1のオッドアイズ・ペルソナ・ドラゴンとスケール8のオッドアイズ・ミラージュ・ドラゴンでペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!レベル7!オッドアイズ・ドラゴン!同じくレベル7!竜穴の魔術師!そしてレベル7のオッドアイズ・ドラゴンとレベル7の竜穴の魔術師でオーバーレイ!エクシーズ召喚!オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン!!」

遊矢「バトル!オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンでRR-ブレイズ・ファルコンを攻撃!」

黒咲「罠発動!『RR-レディネス』このターンRRモンスターは戦闘では破壊されない」

遊矢「ターンエンド!」

黒咲「俺のターン!RR-ブレイズ・ファルコンの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを持つこのモンスターは相手への直接攻撃が可能!」

遊矢「オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンのオーバーレイ・ユニットを一つ使い攻撃を無効にする!そして、その後手札または墓地のオッドアイズモンスターを1体選んで特殊召喚する!俺は墓地へ送られたオッドアイズ・ドラゴンを特殊召喚!」

黒咲「カードを1枚伏せてターンエンド!」

遊矢「俺のターン…来た!ユートだったね」

ユート「ああ」

遊矢「今日はいい日だ…俺が探していた者が見つかった。このカードをドローした時に相手に見せ発動!このカードは特殊召喚する事ができる」

瑠那「あ、あれは!?」

ユート「まさか…あいつが半身を」

遊矢「降臨せよ!守護神官マハード!!」

カイト「…」

赤馬「知っている。あの教材に載っているモンスターそっくりだ」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/09(金) 20:00:14.44 ID:l4BEqhxr0
赤馬「引き分けか…これでは」

ユート「…」

赤馬「だが私が掴んだ情報が確かなら…カイト」

カイト「何だ」

赤馬「Dr.フェイカーは素晴らしい科学者だった。私の父とは違う」

カイト「それが何だ。人間とゲスを比べても無意味だろ」

赤馬「Dr.フェイカーは宇宙を研究していた」

カイト「宇宙だと?」

アレン「まさか宇宙人だとか言うんじゃねえだろうな」

赤馬「ああ」

アレン「宇宙人!?本気で言ってるのかよ!」

赤馬「厳密に言えば地球外知的生命体…Dr.フェイカーはワームと名付けた。連中は長い間地球に潜伏しているそうだ」

瑠那「目的は」

赤馬「ワームはモンスターを食う性質を持つとされている」

カイト「…」

ユート「それが蠢いているというわけか」

赤馬「その可能性がある」

遊矢「はい」

瑠那「…」

遊矢「ここ最近探してたんだ。彼の半身をさ」

瑠那「…ありがとう」

黒咲「用事は済んだな」

赤馬「これは私が個人的に調べたワームの資料だ。受け取ってくれ」

カイト「…」
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