過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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531
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/18(木) 22:02:16.88 ID:O/Bsn0vio
【 水の国、噴水広場にて──── 】
【涼しさを増した夜の憧憬、辿る日々の不確かさとは裏腹に、日に日に世界は移ろいを変えて】
【時に人は曖昧さを好む様に、時折のわびしさすらも良いアクセントだと、そう取ってしまうのだろうか】
【彼女は近くのベンチに腰掛けて、人通りの少ない広場を眺めて、そして──── 】
以下略
532
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2018/10/18(木) 22:07:08.62 ID:zR39dz4v0
>>530
――――――――――ッ!
【冷たい感覚。した時点でほとんど無意識に後退って、息を呑む。けれどそれも少し遅かった】
以下略
533
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/18(木) 22:17:16.25 ID:O/Bsn0vio
>>532
【────、少女の表情が変わった、乳白色の水面に、僅かな赤い飛沫を浸らせた様に】
【波紋と共に広がる風情、端正な顔立ちに映すのは戸惑い、そして直ぐさま元の瀟洒な表情へ】
【少なくとも彼女は "咀嚼" するのだと、漠然と伝わるだろうか】
以下略
534
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2018/10/18(木) 22:29:36.96 ID:zR39dz4v0
>>533
いやいやいや言っといたジャン「混ぜ物」だって!
おれがヒト喰うバケモノだったとしてもおれだけは喰わねーって自信あるもん、
そんくらい――――何が混ざってンのか、自分でもよくわかってねーんだって!
以下略
535
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2018/10/18(木) 22:32:35.69 ID:aFNYd7jt0
>>531
【しんとした夜だった、風はいくらも冷たくなって、それでも昼間の日差しはそれなり以上に暖かだから、着るものに悩む頃合い】
【空を見上げれば曖昧な形の月のうんと近くで真っ赤な星が一つ寄り添っている、――それなら、近づいてくる足取りの奇妙さも、或いは赦される気がして】
以下略
536
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/18(木) 22:37:34.89 ID:O/Bsn0vio
>>534
【──── 扇がたゆたう、長い袂がひらりと揺れ、溜息の様に枝垂れると】
【パチンと閉じて、音を響かせる、幼子に与える折檻の如き痛烈さで】
以下略
537
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/18(木) 22:44:21.00 ID:O/Bsn0vio
>>535
【──── ならば静かな夜であった、彼女は言葉につられて視線を見上げた】
【そうしてベンチに座る貴方を視線で追って、大きな瞳をぱちくり、呼吸する様に瞬きして】
【ぽん、と軽く音が響きそうなぐらい、軽く叩いた手が親しげな音色を響かせる】
以下略
538
:
◆S6ROLCWdjI
[sage saga]
2018/10/18(木) 22:48:58.99 ID:zR39dz4v0
>>536
――――――――草はさすがに――ねえかなあ――――ッ!!
【めきめきめきめき。音を立てて生えてくるのは巨大な「百足」であった。重厚な黒い甲殻に】
以下略
539
:
◆zO7JlnSovk
[saga]
2018/10/18(木) 22:55:56.87 ID:O/Bsn0vio
>>538
【──── 響き渡る轟音、地を揺らす音の飛沫、爆ぜる地面の怒号に似た】
以下略
540
:
名無しのパー速民
[sage saga]
2018/10/18(木) 23:03:34.31 ID:aFNYd7jt0
>>537
――――――――そうです! そうなの、ヒドいんです、私が、――あう、あー……、その人、私の好きな人の、元カレで、……。
――っ、好きな人が怪我したら、一緒に居たいの、当たり前です、……ですよね? なのに――、っ。
以下略
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