過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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494: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/30(木) 01:36:00.66 ID:emh/w6Ge0
>>493

【「言い得て妙だね。」 ─── 終いには自分でそのような妄言を吐いてしまうから救いようがなかった。嫌われていると分かってはいるし、仲良くしようとも思わないが】
【ただなんとなく、あの子が親しくしていた相手なのであれば、邪険に扱いきることはできなかった。手助けしてやろうという感覚さえ湧いて出てきた。】
【結局のところそいつは救いようのない阿呆であるに違いなかった。 ─── 大切な誰かの為ならば、どこまでも残酷になれるし、どこまでも優しくなれる。そういう"ばけもの"だった。】
以下略



495: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/30(木) 02:27:24.29 ID:41OD3myL0
>>494

【いっそ喧嘩になってくれたほうが後腐れなくいけるのにな。なんて身勝手なこと考えつつ、】
【のろりと身を起こしてカップに残っていたぶんのお茶を飲み干す。ぬるいし苦いし渋い、何もおいしくない、舌打ちをひとつ零して】
【言い切っちゃうんだ、って思った。べつにどうだっていいけど、他人事だし――そう言い聞かせる作業をしながら】
以下略



496: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/30(木) 19:45:44.36 ID:gRNqNiY/o
【新楼市 ニューロンシティ】
【星の国行政区『NUstyle』 夜市】

【低層に住む労働者たちや観光客たちが、あらゆる品を求めて行き交う区域に、人込みから頭一つ抜けた人影があった】
【身長は2メートルを軽く超えているだろう。その全身をすっぽりと黒い外套で覆い、フードを目深に被って顔も隠している】
以下略



497:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/30(木) 20:51:40.01 ID:XVlk0voU0
【海岸――砂浜】
【風の涼しげな夜だった、夏の終わるときの温度が満ち満ちたなら、真っ暗な海面、ざあざあ静かな波の音だけがして】
【そうしたなら砂浜には主人の見えないいくつかの足跡、人間のもの、大型犬らしきもの、あちら側まで、リボンを掛け渡したように記すなら】

――――、あら、いい風ね、そろそろ秋かしら。早く冷えてくれるといいんだけど……。
以下略



498: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/30(木) 22:12:26.39 ID:Kh1W6Ydc0
>>495

【「たぶん、それが懸命だ。」言うだけ言って、幾らか激昂も治まったらしい。いずれ知るのかもしれないと、そいつはどこかで思っていた。】
【 ──── そうして伸ばされる手には顔を綻ばせた。素直に笑うなら中々に可愛いじゃないか。あの子が好きそうだ。そこまでは、口にせずとも。同じように左手を伸ばし、然し】

以下略



499: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:19:18.54 ID:59JYIIzIo
>>496
/まだいらっしゃったりしますか?


500: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:19:46.30 ID:59JYIIzIo
>>487




501: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/30(木) 22:22:27.09 ID:gRNqNiY/o
>>499
/はい、おりますー!


502: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:26:28.15 ID:59JYIIzIo
>>487

【空想から虚実を経て、現実へと舞い戻る、話の展開はさながら神曲じみては居たが、思いの外大胆に】
【外堀から埋める後藤のロジック、然りと言葉を重ねるのにリーイェンもためらいは無かった、けれども】
【暫し沈黙を返す、望まずとも与えられる加虐に似ていた】
以下略



503: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/30(木) 22:34:01.79 ID:41OD3myL0
>>498

…………………………ッ、

【ぎち、と歯を食いしばる音を響かせた。握るなら、あの子よりもよっぽど細い輪郭をわからせるのだろう】
以下略



504: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:34:33.78 ID:59JYIIzIo
>>496

【宵の影が伸びる落陽の果て、囀る声も徒に溶けた夢中夢の作用にも似て】
【ネオンを浴びた夜の群れ、鏤めた色取り取りのイミテーションに、微かな憂鬱すらも見果てぬ様に】
【揺れ動く心理の如く、残した心の行く先をその手で辿る様に】
以下略



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