107: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2019/04/25(木) 21:22:48.37 ID:W2213yFJ0
>>106
うんっ、難しーい! だからもっとシンプルに行こーヨ、――イストさんの首を刎ねられたらギンちゃんの勝ち、
イストさんがギンちゃんの物語を持って帰れたら――イストさんの勝ち! あっはは、負けないぞー、お……
108:名無しのパー速民[sage saga]
2019/04/25(木) 21:57:46.45 ID:eglF3Egj0
>>107
ああ、そうさせてもらうとしよう。
……喋りすぎるのはわたしの悪い癖でね。ここからは、こっちで語り合うとしようか……!
109: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2019/04/25(木) 22:25:34.69 ID:W2213yFJ0
>>108
【刃が空ぶることは想定内。だから涼しい顔して右手でぱしりとキャッチする、の、だが】
【――続く事象までは読めていなかった。見開かれるすみれ色、宙に投げ出される身体】
【まずいと思った瞬間にはもう捉えられていた。その瞬間にはもう、イストの刃が、届かんとするのだから】
110:名無しのパー速民[sage saga]
2019/04/25(木) 22:51:15.86 ID:eglF3Egj0
>>109
【渾身の銀閃が煌いて、――結果的には彼女に血を流させることには成功した】
【しかしイストの意識は既にそこにはない。掌に残る硝子を砕いたような手応え、眼の前で展開されたそれを、】
111: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2019/04/25(木) 23:09:00.10 ID:W2213yFJ0
>>110
【あなたが楽しいならわたしも楽しい。そうとでも言いたげに、ギラつく笑顔が顔に固定され】
【空に月でも浮かんでいればよかったのに。そうすればそれを背負って、もっと美しく/狂おしくなれたのに】
【いずれにせよギンコと言う女は、楽しむのだろう。命の遣り取り、一方的に奪うのとはまた別の感触】
112:名無しのパー速民[sage saga]
2019/04/25(木) 23:45:17.23 ID:eglF3Egj0
>>111
【最初の感想は――しまった、とか、やばい、とかそういうものではなく。そういう使い方もあるのね、と。感心の方が強いのが、この女らしかった】
【障壁を足場に兎が跳ねる。空を駆けた一矢は容易くかわされた。間髪入れず、必殺の一撃が首筋に迫る。その、致命の瞬間に――】
113: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2019/04/26(金) 00:04:57.65 ID:wiB1p+cK0
>>112
――――――――――え、
【食い込んだ刃のそれ以上動けないさまを、手に伝わる感触で察知した。すれば引っこ抜くしかないのだが】
114:名無しのパー速民[sage saga]
2019/04/26(金) 00:25:42.05 ID:CcwABreg0
>>113
【掌に感じるのは、障壁を断ち刃と刃が弾けるその手応えだけ。首元に走る激痛に耐えながら、ただ策が成るその時を待ち】
【――その、結果として。イストは賭けに勝った。獣を貫く自らの眷属の姿を見やり、しかし最後までギンコから目を離すことはなく】
【やはり、とそう思ったのが正直なところだ。……この程度で蒐めきれる"怪異"ではない。これまでの手合わせで、それをひしひしと感じていた】
115:名無しのパー速民[sage]
2019/04/29(月) 19:19:02.39 ID:w5okkF+10
【酒場】
【ここが何処の国でどんな雰囲気の店かはあなたに任せよう】
【天気も、時間も。星座占いの順位も任せよう】
116: ◆zlCN2ONzFo
2019/04/30(火) 22:38:59.77 ID:zO20mpyW0
【それは、今より遡る事二月以上前になる】
【能動的3分間と呼ばれた、かの櫻州軍港での大戦闘】
【人類有史においては、実にどれほど振りとなるかも解らない、国家間戦闘】
【その幕開けとなったかの戦いの、その前の話】
【この日、天之原将軍家居城より、会談を終えた櫻国三勢力】
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