映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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7:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:07:08.40 ID:e+s7r/2n0

何かが気になったわけでもないが、
そいつのことを何気なく観察することにした。

煮詰まって他にやることがなかったからだとしても、
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:08:23.59 ID:e+s7r/2n0

彼女の外見をまとめるとこんな感じだ。
・ヒツジのような癖がある髪質
・一見するとおとなしそうな印象
・背丈は160センチくらい
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:09:51.84 ID:e+s7r/2n0

俺はそのとき、彼女の大学生活を想像して
ひとつのストーリーを書いてみることを思いついた。

無断で何をやってんだと言われても仕方ないが、
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:11:55.51 ID:e+s7r/2n0


結局、おれはその一週間後には脚本を完成させていた。


以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:13:15.11 ID:e+s7r/2n0

仕上がった原稿を監督に見せてみたが、
反応は思いのほか悪くない評価であった。

「このヒツジって言うのが主人公?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:15:22.57 ID:e+s7r/2n0

「……で、役者はどうするんだ?」
先ほどから気になっていたことを何気なく尋ねた。

「だいたい決まってるよ」監督は煙草の煙を吐いた。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:17:07.82 ID:e+s7r/2n0

だから、その子が研究会にやってきた時は流石に驚いたな。
どこから連れてきたんだよって思わず言いそうになってたくらいだ。

ヒツジと呼ばれた女の子は皆に礼儀正しく挨拶をしていた。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:19:36.99 ID:e+s7r/2n0

撮影は脚本を用意してから少し経ってからスタートし始めた。
カメラもキャストも準備が整えばわりとスムーズに進むらしい。

舞台をわざわざ大学にしたのも移動が面倒臭かったからだ。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:21:31.27 ID:e+s7r/2n0

「何か用?」と俺は言った。

「はい。映画の内容のことで質問があって」

以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:22:38.57 ID:e+s7r/2n0

ヒツジは俺の隣に座ると、両手に握りしめた台本をじっと見つめていた。

「これって私をモデルにされているんですか」

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:24:06.88 ID:e+s7r/2n0

「悪かったとは思ってるよ」

「え?」彼女は首を傾げていた。

以下略 AAS



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